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マレーシアに行ってきました(3)~マラッカ飯~

ホテルにチェックインしてまずは昼食を、とあてもなく歩いていたら、レトロな雰囲気がオシャレなカフェを発見。
夜は生演奏でもするのか、舞台を設営していましたね。

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くり抜いたパイナップルの実の部分をチャーハンに混ぜた、狂気のパイナップルチャーハン。

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ドライチリとビーフのオイスターソース炒め。

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デザートに、マラッカ風のかき氷「センドル」

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具にコーンと金時豆・・・緑色の牛乳寒天みたいなのは、まるで何かの幼虫・・・
ちょっと衝撃的な組み合わせだったけど、おいしかったですよ。
Bistro Year 1673
https://www.facebook.com/BistroYear1673/



ガイドブックなどでよく紹介されている「オランウータンハウス」の向かいにあるアイスクリーム屋さん。
ここの外壁にはストリートアートが描かれていて、インスタ映えを狙う女子たちに大人気なんだとか。


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ココナツアイスに、好きなものをトッピングして、約10RM(約300円)。私はライチにしました。

ココナツの殻を使った器がオシャレ。


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「オランウータンハウス」とは、マレーシアを代表するアーティスト、チャールズ・チャムさんのアトリエで、

壁面に大きくオランウータンが描かれていて、マラッカの名所の一つになっているようなお店です。


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チャムさんがイラストを描いたTシャツとかを売っているらしい。

マレーシアに行ってきました(2)~ホテル・プリ・マラッカ~

マラッカは、首都クアラルンプールから高速バスで2時間ほどのところにある世界遺産の街です。

古くから交易で栄えた街で、独自のプラナカン文化とヨーロッパの影響を受けた建物が混在しています。
ネットの旅行記や観光サイトを見てると、「日帰りでも行けるけど、どうせなら1泊することをお勧めします」って口コミが多かったし、
その中でも「ホテル・プリ・マラッカは昔のプラナカン様式の邸宅を改修したホテルで雰囲気が素敵」、またジョンカーストリートという目抜き通りに面していて観光に便利、ということだったので、そこに決めました。

ちなみに「プラナカン文化」とは、
中国などから交易のために東南アジアにやってきた男性と現地の女性の間に生まれた子供たちが、父方の故国と現地の要素を融合させ、さらにはヨーロッパの影響も受けつつ生まれた文化だそうです。

男性は「ババ」、女性は「ニョニャ」と呼ばれます。華やかな色柄の衣装や雑貨類は、胸がときめく可愛さです。


ホテル外観

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玄関ロビー。旧正月の後だったからか、赤い提灯とかそれらしい装飾が。

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エレベーター。
しかしながら、客室のある階は中2階というか、階段を少々上り下りしなくちゃならないので、ちょっと不便。

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ホテルの部屋。奮発してスーペリアダブルルーム。

奥にバストイレがありますが、シャワーのみ。

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庭。

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美術品などを集めた部屋。

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朝食の間。素晴らしく優雅な空間でした。
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朝食ビュッフェ。

「ビーフンカレー」というメニューがあり、自分でビーフンを茹でてカレー味のスープに投入。トッピングはお好みで。(写真右上)

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評判に違わずプラナカン様式の調度が美しく、スタッフもフレンドリーで過ごしやすいホテルでした。

(全館禁煙なのでご注意を。)

マレーシアに行ってきました(1)

世界遺産の街マラッカに行ってみたかったんですよね。
ということで高跳びしてきました。


通貨はマレーシアリンギット(RM)で、羽田で両替しましたが1RM=31.71でした。
1万円分の両替をお願いすると、細かいのは出ないということで、300RMを用意。

羽田空港から深夜便に乗り、現地には朝の6時半ごろに到着。

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クアラルンプール空港(略称:KLIA)からマラッカ行きの長距離バスが出ているので、チケットカウンターでチケット購入。
StarMart Expressという会社で、35RMでした。

(日本からもオンラインで予約できるようです。)

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10時ごろにはマラッカのバスターミナルに。
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バスターミナルは町の中心から離れているので、タクシーで行かなければなりません。(路線バスもあるようですが・・・)
でもタクシーってちょっと交渉が難しそうだし、ボラれそう。
そこで活躍するのが、配車アプリのGRAB
東南アジアでは当たり前のように使われているもので、
「出発地(今いる場所)」と「目的地(行きたい場所)」を入力すると
料金が表示されて、それでよければ「book(予約)」をクリック。
すぐ来てくれる車のナンバー、ドライバーさんの氏名が表示されるので、来るのを待つだけ。

混んでいる時間帯だとなかなか捕まらなくてキャンセルせざるを得ないときもありますが、観光地だと客待ちをしているのが多いのか、待っても5分で来てくれます。

改めて行先の確認をされますが、あとは特に話す必要はないので、ほんと楽でしたね。
アプリは日本で登録していきました。
クレジットカードで支払いができますが、現地に行かないとカードの登録ができないし、私はキャッシュで払いましたね。でもとくにトラブルはありませんでした。

J.S.PANCAKE CAFE の「ピンクベリーパンケーキ」

限定につられるの、やめようと思っていても、やっぱり試したくなる限定モノ。
J.S.PANCAKE CAFE の今期のヴァレンタイン限定は、「ピンクベリーパンケーキ」と「ブラックベリーパンケーキ」の2種類。
華やかなピンクのパンケーキを食べてきました。


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ビーツで色づけした鮮やかなピンクの生地に、甘酸っぱいストロベリーソースを挟み込み、ホワイトチョコレートクリーム、ラズベリー、そしてマシュマロをトッピング。さらにお好みでピンクのソースをかけられます。
ベリーが甘酸っぱくておいしくて、あっという間に平らげてしまいました。
次の限定ケーキは何かな?去年はストロベリーだったよね・・・。

『ベルリン 天使の詩』の名優、ブルーノ・ガンツ氏が死去

『ベルリン 天使の詩』『ヒトラー 最期の12日間』などで知られる、スイスの名優、ブルーノ・ガンツさんが、2月15日、チューリヒの自宅でお亡くなりになりました。死因は大腸がんとのこと。77歳でした。
以下、「ブランクフルター・アルゲマイネ」紙の記事です。


    Schauspieler Bruno Ganz ist tot

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    Er war einer der Größten seiner Zunft – im Theater und im Kino. Er arbeitete mit den bedeutendsten Regisseuren zusammen und prägte klassische und zeitgenössische Rollen. Nun ist der Schauspieler Bruno Ganz im Alter von 77 Jahren verstorben.
    彼は、彼の属する業界のなかで、もっとも偉大なる存在だった――舞台そして映画で。
    最も重要な監督たちと共に仕事をし、古典的な役や現代的な役を演じた。そして今、俳優ブルーノ・ガンツは77歳で亡くなった。
    https://www.faz.net/aktuell/feuilleton/schauspieler-bruno-ganz-ist-tot-16044461.html


    日本でドイツ映画といえばブルーノ・ガンツ、というくらい、有名な俳優でした。
    『ヒトラー 最期の12日間』なんて、映画館で3回も見たよ。

    余命宣告された作家役の『永遠と一日』を見て、テオ・アンゲロプーロス監督作品のファンになったし。

    最近では、『ハイジ』のおんじ役もやったんですね。

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    ラース・フォン・トリアー監督の『The House That Jack Built』(連続殺人犯が主人公で、去年のカンヌ国際映画祭でプレミア上映され、100人以上の退席者を出したという問題作)にも出ていたとか。ガンツさんの役はVergeという名の謎の老人らしい。



    『ベルリン 天使の詩』のサウンドトラック、一番最初にペーター・ハントケの詩“Als das Kind Kind war(子どもが子供だった頃)”を朗読する彼の声が入っていますが、素晴らしく美しいからぜひ聴いてほしい。




    ご冥福をお祈りします。

    「純喫茶ふなっしー」のオムビーフカレー

    ハンズカフェとふなっしーがコラボしたイベント「純喫茶ふなっしー」。
    ふなっしーが好きな知り合いがいるので、偵察(?)を兼ねて立ち寄ってみました。
    メニューはレトロな洋食が中心。とりわけインパクトのある「オムビーフカレー」をオーダーしてみました。

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    カレーにアスパラガスが突き刺さってて斬新だな、と思ったら、
    あとでホームページを見たら、「頭に挿すとふなごろー」。
    ふなごろーって誰?と思いましたが、ふなっしーに弟がいたのね。梨と芋虫のハーフだそうな。
    続いてランダムホットカフェオレを。
    ラテアート?が5種類くらいあって、どれが出てくるかお楽しみ・・・
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    メイド姿のふなっしー・・・今よく見たら、ふなごろーじゃん!
    エプロンに「2756」って書いてあるし、しっぽが芋虫の下半身だよ。
    「ふにゃっしー」っていう白くて猫耳の仲間もいるのね。いやぁ、知らなかったわ。
    2月14日までなので、興味のある方は急いで!
    公式ホームページ:http://grayparkaservice.com/junkissa/

    J.S.PANCAKE CAFEの「ベリーとフルーツのちょうちょのパンケーキ」

    「はらぺこあおむし」コラボ、最後の一皿です。

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    鮮やかに色付けしたパンケーキでちょうちょの翅を形作り、そこにたくさんのフルーツを散らし、
    はらぺこあおむしが沢山の食べ物を食べ、ちょうちょに成長し羽ばたいていく様子を表現した、とのこと。
    華やか~。
    ピンクの翅には、ホイップとイチゴ、緑の翅にはカスタードとミカンが挟み込まれています。
    こういうのって、気分がアガりますよね。
    11月は焼きりんごのケーキで、あおむしがリンゴを食べおおきくなるところ、
    12月はモンブランでさなぎ、
    1月はちょうちょになるところ
    と、ちゃんとストーリーに沿っていたんですね。今気がついた!

    ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2018

    さーて、毎年恒例、ドイツ流行語大賞。(例によってうまく訳せていませんが・・・。)

    Gesellschaft fur deutsche Sprache(GfdS:ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。

     

    2017‟Jamaika-Aus”に続き、‟ Heißzeit (読み:ハイスツァイト)高温時代”が2018年の流行語大賞に選ばれました。

    順位は以下の通り。

     

    参照したGfdSのWort des Jahresのページ:

    https://gfds.de/wort-des-jahres-2018/

     

    1.Heißzeit (読み:ハイスツァイト)

    今年の夏も異常気象と言えるほど暑い夏でした。このHeißzeit、直訳すれば「暑い時期」ですが、Eißzeit(アイスツァイト:氷河時代)に対応するような、気候の変動と捉えられています。日本語だとまだ適切な訳語がないみたいですが、「高温時代」「熱波時代」といったところでしょうか。

    2.Funklochrepublik(読み:フンクロッホレプブリーク)

     Funkは「通信網」、lochは「穴」、republikは「共和国」、というわけで、モバイル通信網が貧弱なドイツを揶揄した言葉ですね。連邦議会選挙での争点にもなったし、新しい5Gモバイル規格が必要かどうかも議論の対象になりました。

    3.Ankerzentren (読み:アンケルツェントレン)

    移民問題に絡んだ用語で、Ankerと言っても船のアンカーではなくて、「»Ankunft, Entscheidung, Rückführung«, 到着→判定→強制送還」という手続きの頭文字をとったもの。そのために一時的に収容されるZentren(センター、施設)ということです。

    4.Wir sind mehr (読み:ヴィーア ジント メーア)

    ドイツ東部の街ケムニッツで起きたネオナチの暴動への抗議として、9月に反ネオナチ、反人種差別を掲げた無料のコンサートが開かれ、この小さな街に6万5千人もの人が訪れました。

    5.strafbelobigt (読み:シュトラーフベロービヒト)

    Straf は「罰」、belobigtは「表彰される」・・・相反するような単語がくっついていますが・・・。

    ネオナチやテロ組織などの活動を監視するドイツの連邦憲法擁護庁長官でありながら、右翼寄りの姿勢や発言が問題視され、9月18日に更迭されたハンス=ゲオルク・マーセン氏。しかしながら次のポストが格上の内務省政務次官だったことから、「昇格人事」と世論が反発し、最終的には特別顧問という形で落ち着いたようです。

    6.Pflegeroboter (読み:プフレーガーロボーター)

    Pflegeは「介護」、Roboterは「ロボット」。ドイツでも介護労働者が不足しているということで介護ロボットの導入が叫ばれているようです。

    それになんと、あの「ペッパー」君、ドイツで介護ロボットとして利用できるかどうかをハレの大学病院で検証中とのことです。

    7.Diesel-Fahrverbot (読み:ディーゼル-ファーフェアボート)

    「ディーゼル運転禁止」

    昨年「ディーゼルサミット」を開き、クリーンなディーゼルエンジンの開発のために数百万ユーロを投入することに同意したのにもかかわらず、ドイツ国内のいくつかの都市では、EU内での二酸化窒素の排出規制をクリアするために、ディーゼル運転規制を採択しました。

    8.Handelskrieg (読み:ハンデルスクリーク)

    Handelsは「貿易」、kriegは「戦争」。貿易戦争。アメリカのトランプ大統領が、中国に対し鉄鋼とアルミ製品に追加関税を課したことを指します。

    9.Brexit-Chaos (読み:ブレグジット-カオス)

    Brexit(イギリスのEU離脱)をめぐりChaos(大混乱)が引き起こされています。

    Brexit自体、Britain と Exitからなる造語ですが、

    Brexiteers(brexit賛成派)やBregretter(Brexit反対派)なる派生語が生まれてきています。

    10.die Mutter aller Probleme (読み:ディ ムッター アラー プロブレーメ)

    ケムニッツでイラク人とシリア人がドイツ人を殺害しました。この事件を受けて反移民デモが発生したのですが、CSU所属の内務大臣のホルスト・ゼーホーファー氏が、「Migration移住はすべての問題の母」と発言しました。

    日本語だと「母」より「根源」のほうがしっくりくるか。

    移民問題がらみで、流行語大賞に4つもランクイン。それだけこの問題が大きな影響を及ぼしているってことなんですね。

    江川卓著『謎とき 罪と罰』

    ロシア文学者江川卓氏が、『罪と罰』に秘められた多くの秘密を解説。
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    謎とき『罪と罰』 (新潮選書) [ 江川卓 ]
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    この本があったからこそ、文庫本で2冊もある『罪と罰』を終わりまで読めたし、ロシア文学にハマるきっかけになった本。

    観劇前に予備知識として読むもよし、観劇後に内容を深掘りするのに読むのもよし、です。



    たとえば、
    主人公の名、ロジオン・ロマーノヴィチ・ラスコリニコフの由来は?
    「ロジオン」は洗礼名で、教会暦によると」ギリシャ語の「ロドン(薔薇)」に由来する。
    「ロマーノヴィチ」は父称で、父親が「ロマーン」という名であったことを示す。
    「ラスコリニコフ」は、17世紀にロシア正教会から分裂した「分離派(ラスコーリニキ)」に由来する。
    これくらいならちょっと調べればわかること。謎解きの著者によれば、隠された意味があるという。
    イニシャルが全部「R」となるが、ロシア語のR音は「P」で表されるから「PPP」。これを裏返すと、「666」、つまり悪魔の数字になるというのだ。
    ドストエフスキーは、きっと「666」を意識して、主人公の名をつけたに違いない、と力説する。

    また『罪と罰』のキーワードともいうべき「ラザロの復活」についても、こんな風に解説されている。
    ラスコリニコフの母が自分の息子の下宿部屋について、「ここはお棺みたいだ」と評するが、
    ここで使われる原語「グロープ」は、ラザロの復活のくだりでも使われている。
    ラザロの墓の前に来たイエスがその姉妹マルタに、(墓をふさぐ)石を取り除けるように命じると、マルタは答えた。「主よ、もう臭くなっております。墓(グロープ)に入って4日ですから」
    ラザロ=ラスコリニコフであり、ラスコリニコフが最後に「復活」することがここで暗示されている。

    ・・・という感じに豊富な知識と、ときにこじつけすれすれの推理力で、この作品に秘められた謎を解いていくわけですよ。
    ね、わくわくするでしょ?読むしかないでしょ?
    『白痴』や『カラマーゾフの兄弟』など他の「謎とき」シリーズも面白いのでぜひ読んでみてください。

    シアターコクーン『罪と罰』感想

    ドストエフスキーの大作『罪と罰』が、三浦春馬主演で舞台化。
    「ロシア文学に燃えたこともある私がこれ見ないでどうするよ?」と鼻息荒く観てきました。
    (まだ公演中なので、差しさわりのないところだけ書きます)

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    舞台は、帝政ロシアの首都、夏のサンクトペテルブルク。
    頭脳明晰な貧乏青年ラスコリニコフ(三浦春馬)は自分が「特別な人間」として、 「人類が救われ、その行為が必要ならば、法を犯す権利がある」という独自の理論を持っていた。
    そして強欲で狡猾な質屋の老婆を殺害し、奪った金で世の中のために善行をしようと企てている。

    そんな中、酒場で出会った酔っぱらいの退職官吏、その後妻カテリーナ(麻実れい)ら貧乏な家族を見ると質入れで得たお金をすべて渡してしまうのであった。
    ついに殺害を決行するが偶然居合わせた老婆の妹まで手にかけてしまい、罪の意識、幻覚、自白の衝動に苦しむことになる。
    そうして意識を失い数日間も寝込んだ彼を親友ラズミーヒン(松田慎也)が見守り、 結婚のため上京してきた妹ドゥーニャ(南沢奈央)と母プリヘーリヤ(立石涼子)も心配をする。
    一方、老婆殺人事件を追う国家捜査官ポルフィーリ(勝村政信)はラスコリニコフを疑い心理的に追い詰めていき、 さらに謎の男スヴィドリガイロフ(山路和弘)の登場に翻弄されていく。
    そして退職官吏の娘・娼婦ソーニャ(大島優子)の家族のためへの自己犠牲の生き方に心をうたれた彼は...
    数々の普遍的なテーマに触れながら、 人間回復への強烈な願望を訴えたヒューマニズム大作!
    (あらすじは公式ホームページから引用)


    階段状になった舞台、ところどころガラクタのようなものが積み上げられています。
    わらわらと人が出てきて音楽が始まったと思ったら、一人の人物が階段を駆け下りてきて、「僕は何だ?」それがラスコリニコフ。もう芝居が始まっていた!

    休憩をはさんで前半と後半、前半はジェットコースターのような目まぐるしい展開で、後半はラスコリニコフを追いつめるポルフィーリィとの対決、といった心理劇とでもいうか。
    あと面白かったのは、メインで芝居している人物の脇で誰かしら人がいて、
    その人たちが扉とか机とか小道具とかを持ってきて、そこで場面転換→次の場面が始まるとか、
    チェロとか伴奏する演奏者も舞台に乗っていて一緒に演技(?)しているとか、
    そういう演出は初めて見ました。

    ラストシーンは、ゴルゴダの丘に向かうキリストのようでした。
    階段状の舞台は、このためにあったのかと思ったほど、神々しくて素晴らしかったですね。

    舞台はラスコリニコフが自首してシベリア流刑に旅立つところまででしたが、

    できれば改心するラストまでやってほしかった。それがこの小説のキモだと思うので。

    席がほぼ天井に近い二階席だったので、役者さんの細かい表情とか動きとかは見えず。
    でも緊迫したセリフ回しにグイグイ引き込まれましたね。
    3時間半の長丁場、主人公はほとんど出ずっぱりでしたが、
    あのテンションで演技し続けるの、本当にすごいです。
    ポルフィーリィもよかった。

    ついでに、小柄で華奢なソーニャに向かって話すときに、身体を二つに折りたたむかのように身を屈めるラスコリニコフに萌え。
    身長差を調べたら、三浦さんが178cmで大島さんが152cmで、30cm近くあるのね。


    ほんとうに久しぶりの観劇でしたが、もう一度観たいと思いました。

    公式ホームページ:http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/19_crime/

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