第21節ヘルタ・ベルリン対ブレーメン。1-2で負けました。はぁ・・。
でもゲカスが1点入れたじゃない。よかったよ。
ドイツ・ハンブルクと、トルコ・イスタンブール。
2000キロに渡ってすれ違う3組の親子の物語。ファティ・アキン監督作品。
原題は“Auf der Anderen Seite”
第1章「イェテルの死」
ドイツ、ブレーメン。
ハンブルクの大学で教授を務めるネジャットは、やもめ暮らしの父親アリと暮らし始めたイェテルが、実は娼婦だと聞いて驚く。しかしそれはトルコで大学に通う娘の学費を稼ぐためだった。
2人の仲を勘ぐり、無理やり抱こうとするアリに嫌気がさし、イェテルは出て行こうとする。それを止めようとしたアリはイェテルを誤って死なせてしまう。
ネジャットはイスタンブールに渡り、イェテルの娘アイテンを探す。トルコにとどまることを決意した彼は、ドイツに帰るという男からドイツ語専門書店を買い取る。
第2章「ロッテの死」
アイテンは政治活動家で、当局の手を逃れるために、すでにドイツに渡っていた。
アイテンは大学に潜り込み、そこでドイツ人学生ロッテと知り合う。彼女のおかれた状況を聞き、ロッテはすぐに自分の家に匿うことを決意する。保守的な母親スザンヌは、それをよく思っていなかった。
そんなある日、アイテンは逮捕される。政治的亡命の許可を申請したがそれは却下され、アイテンはトルコに強制送還の後、投獄される。ロッテはアイテンを助けようと決意し、イスタンブールへと渡る。
ロッテはひょんなことから、ネジャットの家に下宿することになる。
やっとのことで面会できたロッテとアイテン。アイテンは、銃の隠し場所を教え、活動家仲間に渡すよう頼む。
首尾よく銃を手に入れたロッテだったが、銃の入ったバッグを子どもたちに掏られてしまう。捕まえようとして、逆に撃たれて死んでしまう。
第3章「天国のほとりで」
ロッテの死を聞き、母スザンヌがイスタンブールにやってきた。ネジャットのところに身を寄せるスザンヌ。娘の遺志を継ぎアイテンを助けたいという彼女に、アイテンは謝罪の言葉しか言えない。
トルコに強制送還されたアリは、息子に会わせる顔がないと、ひとり故郷トラブゾンに向かった。
ネジャットはスザンヌに犠牲祭の由来を訊ねられたとき、父親が「お前のためなら神をも敵に回す」と言ってくれたことを思い出す。
ネジャットは父に会いに行く。
トルコ移民を多く抱えるドイツ、EU加盟で揺れるトルコ。そういう社会情勢が背景にありますが、テーマ自体は「愛」とシンプル。
親子だから相手のことを分かっていると思いがちですが、分かり合えないこと、すれ違うことの方が多かったりする。
アイテンを助けようとする娘の行動を批判した母親が、アイテンを赦し、抱きしめるシーンにしみじみしました。
冒頭のドライブのシーンが、実はラストシーンに繋がっているとか、構成が凝っている。イスタンブールの街の風景も美しい。
空港で、第1章でイェテルの棺が飛行機から降ろされ、第2章では逆に、ロッテの棺が運び込まれる。この対称が見事。
『そして、私たちは愛に帰る』公式サイト
http://www.bitters.co.jp/ainikaeru/
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