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映画『愛より強く』感想

 ドイツの対戦相手は、トルコに決まりました。試合は26日に行われます。しかしドイツのレーヴ監督、もう決勝の話をしています。気が早すぎます。いくらトルコが格下で、主力選手が怪我等で出ないからといって・・・。勝って兜の緒を締めよ、です。

 さて、DVDでファティ・アキン監督の『愛より強く』を見ました。(ネタバレ含む)

 妻を亡くし自暴自棄になっていたドイツ系トルコ人・ジャイトは、飲酒運転で壁に激突し病院送りになる。そこで出会った若い娘・シベルにいきなり「偽装結婚」を提案される。同じくドイツ移民の保守的な家庭に暮らすシビルにとって、「結婚」が家を出る唯一の手段だったのだ。
 「人助け」のつもりで結婚したものの、ジャイトは昔の恋人とは切れてないし、シべルも夜な夜な男と遊びまわっている。
しかしいつしか「夫と妻」として互いを意識し始めたころ、ジャイトはシベルの浮気相手を誤って殺してしまう。

 原題は“Gegen die Wand(壁に向かって)”。「壁」とはドイツに住むトルコ系移民を取り巻く「壁」なんだろう。映画評もその観点から取り上げたものが多かったけど、そもそもドイツ人との対比がなかったから、その「壁」はあまり感じられませんでしたね。

 しかしジャイトもシベルも、、痛々しいほど不器用で稚い。ジャイトは妻の死を受け入れられない。シベルも、ジャイトを失って初めて彼を愛していることに気づき、絶望のあまりまたもや自殺未遂を起こしたり、破滅的な生活を送ったりします。

 最後は、服役を終えたジャイトが、シベルを追ってイスタンブールに行きます。ハッピーエンドではありませんでしたが、「救い」のあるラストでした。ジャイトが自分の殻――時に壁よりも強固なもの――を破って、「再生」を果たしたからなのでしょう。

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