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DVD「プロミス」感想

 「さらば、わが愛/覇王別姫」のチェン・カイコー監督の、日本(真田広之)、韓国(チャン・ドンゴン)、香港(セシリア・チャン)を代表する俳優陣でおくる中華ファンタジー。

 未来より3000年前、少女は満神(運命の女神)とある約束をする。「望むものはすべて手に入るが、真の愛だけは得られない。それでもいいか?」という問いかけに少女は「それでもいい」と答える。
 20年後、今は王妃となった少女=傾城を奪うため、北公爵・無歓が王に反旗を翻す。助けに駆けつけた華鎧の男は、誤って王を殺してしまう。
 伝説の甲冑「華鎧」は、「戦神」と称えられるほどの武人だけが着ることを許され、今は大将軍・光明が持ち主である。しかしこのとき華鎧を身に着けていたのは、北公爵の刺客にやられて大怪我をした主人の代わりに来た奴隷・昆崙だったのだ。(仮面をつけて素顔を隠していた。)
 そうとは知らず「華鎧の男」=光明に恋をする傾城。光明も真実を隠したまま二人は結ばれる。
 しかしそれもつかのま、北公爵の策略により二人は捕らえられる。「王殺し」の罪で裁判にかけられた光明を、真実を述べ昆崙は助け出そうとする。そのとき初めて、あのときの「華鎧の男」の正体を知り、揺れ動く傾城。
 最後は、光明、北公爵ともども相討ちとなり息絶える。生き残った昆崙は、時空を超えられる黒い衣―― 一度着たら最後、脱ぐことは「死」を意味する――を身にまとい、「もう一度道を選ばせてあげる」と傾城を過去へ連れて行くのだった。
 
 この世界では奴隷は立つことを許されていないようで、昆崙が怖ろしいほどの速さで這い這いしたり、昆崙が北公爵に捕まった傾城を助け出すときに、凧揚げ状態でつれて逃げたりとか、あまりに荒唐無稽で、公開当時は評判はよくなかったようですが、私はファンタジーなんだし面白いと思ったけどな~。
 とくに香港のスターのニコラス・ツェーが演じた北公爵が、超傲慢でナルシシストで笑えます。指示を出すのも、先っちょに金色の指がついた棒を使うんですよ。こんな屈折した人間になったのも、「子供の頃、傾城にだまされたため」、というのは笑うところなのかしら・・・。
 それはともかく、映像も幻想的できれいだし、CGやワイヤーアクションも迫力あるし、衣装デザインが日本のイラストレーターの正子公也さんですが、流麗でほんとに素敵。
「華鎧」の将軍=真田広之が美しい!この俳優さんに「美しい」と形容することがあろうとは思わなかったですよ。

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