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DVD『甘い人生』感想

ヨン様と人気を二分する韓流スター、イ・ビョンホンの代表作。近頃のブームに乗って(?)見てみました。

ホテルの支配人として、ソヌは裏の顔を持つカン社長の下で働く。ある日、若い愛人が浮気しているかどうか調べるよう、ボスに命ぜられる。しかし浮気を見逃したことで、ボスにそれを「裏切り」とみなされ制裁を受ける。九死に一生を得たソヌは復讐に立ち上がるのだった・・・。

そんなに血が出てるのになんで動けるのよ、不死身か?というほどの激しいアクション。
最後に出て来てソヌに止めを刺すチンピラは何者?唐突過ぎるよ!
ラストのシャドウボクシングのシーンはどういう意味?この壮絶な物語が、実は夢オチだったということ!?

・・・と、ラストに納得がいかないのですが、面白かったです。

舞うような回し蹴りや、細身のスーツをすっきりと着こなす鍛え抜かれた身体は、シビレるほど美しい(←大げさ)。でも暴力と流血が過剰だし、恋愛要素もありそうでないから、ビョン様の「キラースマイル」を期待している人は、引くかも・・・。
でも今まで出演作をちゃんと見たことなかったけど、イ・ビョンホン、いい役者さんですね。

「(彼女に)惚れたのか」と二度聞かれて二度とも答えられない。それが妙にリアルで。社長の前で「はいそうです」って言えるわけないだろ、って感じじゃなく、ほんとうに、それが「恋」なのかどうか自分でも分からない、って感じでした。その愛人は、一目で男を狂わすような「魔性の女」ではなく、むしろその辺にいるような若い娘だしね。たわいもないおしゃべり、見交わす笑顔、美しい旋律に包まれる悦び・・・。そんな「普通」の幸福に、つい心奪われた。闇の世界に生きる男が決して夢見てはいけないものだったのか。「甘いひととき」の代償が「死」とは、ソヌじゃなくても「どうしてこんなことになってしまったんだ」と言いたくなるよなぁ。

ソヌがたった一度だけ見せる笑顔が、切ないほど印象的でした。

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韓国ドラマ」カテゴリの記事

コメント

今頃になってのコメント、すみません。
いい役者だと言っていただけて、とっても嬉しいです。

突然現れたチンピラは『組織のスィーパー』だと思います。
シャドウ・ボクシングのシーンは、死ぬ間際に自分の一番輝いていた時のことが脳裏をよぎったのだと・・・。
それから『ダイ・ハード』の件、ファンの看護士さんグループが「ここで何cc、あそこで何cc・・・」と細かく出血量をカウント。
「ありえな~い!」と言ってたそうです。(笑)

突っ込みどころ満載、何事にも大雑把な韓国映画・ドラマの世界に、私は慣らされてしまったみたい・・・。

すみません。『ウ』が抜けてました。(sweeper と言いたかったのです。)
「突っ込みどころ 云々」は、特に『週二回放映の連続ドラマ』のこと。
超過密スケジュールで、当日撮影したものを放映することも・・・。
ただでさえ押せ押せなのに、視聴者の要望で『主役交替』『台本書き換え』もアリ。
とにかく視聴率至上主義なのです。
スタッフは面変わりし、主役級が倒れるのも よくある話 と聞きました。(少しは改善されてきているようですが・・・。)

Rioさま、こんばんわ!解説ありがとうございます。

あのチンピラ、名刺見て現場に駆けつけたみたいだったので、てっきりソヌのことを知ってて加勢に来たのだと思っていたのですが、逆で一騒ぎ起きるからドサクサにまぎれておいしいところを持っていこうという魂胆だったようですね。

シャドウ・ボクシング、回想シーンなのかな、とは考えましたが、やはりそうでしたか。しかしラストにあのシーンを持ってくると余韻が残らないのでやめてほしかったです。

韓国の連ドラって、週2回放映なんですってね!最近知りました。しかし視聴者の要望しだいで台本書き換えはともかく、主役の交代までやるとは・・・・。

余談ですが、舞台となったホテルに、私泊まったことがあるんです。2年前釜山に行ったとき、そのホテルが「映画のロケで使われた」っていう話は聞いていたのですが、そのときは「ふ~ん」だったのですが、今回映画を見て「この玄関、見たことが~」。映画の世界をより身近に感じました。

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