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「聖地チベット展~ポタラ宮と天空の至宝~」感想

チラシに出ていた、抱擁する男女の仏のあまりの妖しさに魅かれ、上野まで足を運びました。


ユネスコの世界文化遺産に登録されているポタラ宮や歴代ダライ・ラマの夏の離宮だったノルブリンカなど、各地の寺院や博物館から集められた、全123件(173点)の美術・文化の名品が展示されています。そのうち、36件が一級文物(日本の国宝に相当)だそうです。

チラシの仏さまは、「カーラチャクラ父母仏立像」。カーラチャクラ(サンスクリット語で時間(カーラ)と輪(チャクラ)を意味する)という時間の流れを象徴する男尊が、明妃ヴィッシュヴァマーターを抱いた姿とされています。
方便(慈悲)の象徴である男尊(父)と 空の智慧(般若)の象徴である 女尊(母)が抱き合う、この種の「父母仏」は、2人の合一によって到達できる悟りの世界を象徴している、とのことです。
こうした父母仏の姿は一般には見せるものではないとされているため、通常は錦の衣をまとっています。・・・そうね、刺激が強すぎるかもしれませんね。

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≪ 画像は公式ホームページより≫

また、「十一面千手観音菩薩立像」は腕の束を幾重にも背負っているので、横から見るとすごいことになっています。

髑髏の冠、髑髏のロングネックレス、髑髏の杯を身につけた怖ろしい女尊・ダーキニー。
ダーキニー立像は小さいので、うっかりすると見過ごしてしまいそうでした。

「タンカ」は、マンダラなどを綿、麻、絹などに描いた掛軸形式の仏画で、鮮やかで細かい彩色が目を奪います。

展覧会では、仏教と結びついたチベットの民俗を紹介するコーナーもありました。装身具や、チャム(跳神舞)という儀式のときに使われる装束や、楽器などが紹介されていました。

公式ホームページ http://www.seichi-tibet.jp/index.html

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