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DVD『キャラメル』感想

レバノン・ベイルートの小さなエステサロンに集う5人の女性たち。
不倫の恋に悩み、親に嘘をついていることに罪悪感を持つオーナーのラヤール。
婚約者に過去を打ち明けられないイスラム教徒のニスリン。
長い髪の美しい顧客に心惹かれるリマ。
サロンの常連ジャマルは、オーディションを受け続けるが上手くいかず、年を重ねる自分を受け入れられない。
そしてサロンの向かいに住むローズは認知症の姉を抱え、すでに自分の人生を諦めていた・・・。

ベイルートにもエステサロンがあるんだ~。女性の「美しくなりたい」という願望は全世界共通ですね。
向こうでは、キャラメルを脱毛に使うんですね。タイトルは、「おいしい砂糖でも人を焦がして痛めつけてしまうことを表している」そうです。キャラメルのように、甘くてほろ苦い映画でした。

中近東の国なので服装にも厳しいと思いきや、女性も肌を出して歩いていて、開けているな~、というのが印象。戦争の傷痕もあまり感じられなかったし。フランス語を喋っているのも初めて知りました。
でも女性たちは今でも昔からのしきたりや周囲の目に縛られている、というのがテーマのようでした。

主人公ラヤールを演じる女優さんがペネロペ・クルスばりの美女。しかも脚本・監督もこの人だというからびっくり。天は二物を与えるものなのね。
監督以外はみな素人ということですが、そうとは思えないほどきれいな人たちで、自然な演技でした。

リマが心惹かれる女性は、最後に念願のショートカットにするのですが、その輝く笑顔は、「自分らしく生きるために思い切って最初の一歩を踏み出そうよ」という女性たちへのメッセージなのでしょう。

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