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2009年11月

ゲディフラ チャンドラの3目ゴム編み帽子

ヘルタ・ベルリン、なかなか勝てません。11月28日に行われた第14節、フランクフルトに3対1で敗れました。最下位を突っ走ってます。次の6日はシャルケ戦。勝てそうにないか・・・。

さて、「ゲディフラ チャンドラ」はイタリアで染めたドイツのメーカーの糸。毛糸ZAKKAストアーズで安売りしていたので買ってみました。

Hut

≪表示がドイツ語!Farbeは「色」、Partieは「ロット」のこと≫

編んでいくだけできれいなグラデーションが出来て楽しい♪
リリアン調の糸、初めて編みましたが糸割れも少なく編みやすいですね。ただ、針の先がささると毛羽立って汚くなってしまうのですが・・・。

去年編んだ「野菜炒めマフラー」に合わせて深いグリーン系を。色が色なので、かぼちゃかゴーヤを編んでいる気分でした(笑)。

Hut_003

毛糸は2玉、棒針は12号で編みましたが、ぴったりサイズになったので13号でもいけるかも。
11号だとキチキチなので、バックとかの小物系だといいかもしれませんね。
あと1玉あるのでミニマフラー編めるかしら・・・。

編図は、去年も編んだ『おそろいで編みたいニットの帽子』(GAKKEN MOOK) p4です。

ドイツのメーカーCoat社のホームページ
http://www.coatsgmbh.de/

見ているだけでもかわいい~。編図もありますよ。
「棒針編み」はStrickenシュトリッケン
「鉤針編み」はHäckelnヘッケルン
Anleitungアンライトゥングが「編図」かな?
Seit druckenザイト ドルッケンは「ページを印刷する」です。

ギュンター・グラス『箱型カメラ』感想

前作『玉ねぎの皮をむきながら』でナチスのSS隊員だった過去を打ち明けたギュンター・グラス、今度はその後のこと、自らの私生活を告白した。

前作は、少年時代から作家として成功するまでの時期を描き、ビルドゥングスロマン(教養小説)みたいな趣だったが、その後を描く本作は、うってかわっておとぎ話かメルヒェンといった感じだ。自伝なのに。

語り手はグラスの8人の子どもたち。両親の離婚と再婚(と愛人関係)によって兄弟となった彼らが一堂に会して、「父親グラス」のことを語るという構成である。

子どもたちはもちろん仮名で登場するが、自分たちの複雑な家庭環境が改めてクローズアップされて、あんまりいい気持ちはしなかったんじゃないだろうか。
ただ、グラスの視点から自伝を書こうとすると、男女のいきさつを詳しく語らざるを得なく、生々しくなりすぎる。第三者(子どもたち)が語るという形をとることによって、その辺を曖昧にぼかすことが可能だ。しかもこの会話自体フィクションだと明言されているので、どこまでが本当でどこまでが創作か、読者の想像にまかされることになる。

そして、バラバラの家族を見守り繋ぎ合わせる役目として、旧知の写真家マリア・ラーマ、「マリーおばさん」が登場する。
彼女が、旧式の箱型カメラをパチっとやる。すると写真には被写体のありのままの姿ではなく、過去や未来の姿が映し出される。それどころか本人の願い事が投影されるのだ。例えば、犬が飼いたいと願った娘の写真には、犬と戯れる娘の姿が・・・。
この現実と虚構の境界線に立つ「マリーおばさん」の存在が、本作をよりおとぎ話めいたものにしている。

成人し離れて暮らす兄弟たちが一同に会し、父親のことを語る。父親の葬式の後という状況を連想した。グラスはこれを、箱型カメラで撮った未来(あるいは願望?)の姿として描いているのか。ひょっとすると、本作が遺作になると考えているのか。

だが最後を締めくくるのはこんな言葉だ。「父親の中には今でもまだまともに働いている部分があり、それについて片をつけなければならないからだ、生きている限り・・・・」
次作を予感させる言葉だ。

箱型カメラBook箱型カメラ

著者:ギュンター・グラス
販売元:集英社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


Happy Birth Dayのケーキ「デボンキャロットケーキ」「ブラウニー」

よく行くレンタルビデオ屋の前に開店したばかりの、小さなケーキ屋さん「Happy Birth Day」。イギリスの家庭で作られる、気取らない素朴なお菓子がメインのお店のようです。さっそくお味見を・・・。

Kuchen_001

≪左・デボンキャロットケーキ、右・ブラウニー各230円≫

「デボン」はイギリスのデボン州のこと。すりおろしたニンジンとナッツがたくさん入っていて香ばしい。
ブラウニーも、表面にホワイトチョコがかけてあって、なかに胡桃がたっぷり入っています。

どちらも甘すぎず、読書しながら食べていたらいつの間にかあっさり全部食べちゃってましたよ。

「パスティー(英国コーンウォール地方の名物の、肉や野菜を包んだ餃子風のパイ、らしい)」というのも気になるし、またのぞいてみようかな。

DVD『ワルキューレ』感想

実際にあったヒトラー暗殺未遂事件を描いた、トム・クルーズ主演作品。

第二次世界大戦下のドイツ。アフリカ戦線で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐は、ヒトラー暗殺を企む抵抗運動グループに誘われる。
祖国のために、暗殺計画≪ワルキューレ作戦≫の首謀者として、トレスコウ少将やオルブリヒト将軍ら、同志と着々と準備を進めていく―。そして、決行の1944年7月20日を迎えた。ヒトラーとその護衛たちを前に、大佐たちは計画を成功させられるのか…。


「ワルキューレ」は、国内で反乱が起こった際、国防軍・武装親衛隊を含め、全ての武装集団を予備軍の指揮下に置き、戒厳令を布告して全てを掌握する、という作戦のコードネーム。
それを逆手にとり、ヒトラー暗殺後に「ワルキューレ」を発動し、それをクーデターに利用して国内を一気に掌握する計画だった。
しかし暗殺は失敗、その後の対応も混乱を極め、クーデターは失敗、関係者は粛清された。

ヒトラーの暗殺計画は少なくとも43回は企てられたそうですが、このような軍内部が関与した大掛かりな作戦があったとは知りませんでした。

ただ映画は、なんというか、淡々と出来事を連ねていくだけでヤマがない、という印象。史実を無視してムチャクチャやったり、ヘンなメロドラマ仕立てじゃなくてよかったとは思いますが・・・。
トム・クルーズがやらなくてもいいじゃん。トムに「華」がある分、話が薄っぺらく感じた・・・。
実はこの作品の主演候補だったトーマス・クレッチマン、どんな風に物語に絡むのか注目してましたが、予備隊の責任者というだけの、誰がやってもいいって感じのチョイ役でした。クレッチマンで見たかったな~。

シュタウフェンベルクのいた陸軍最高司令部には、現在ドイツ連邦国防省がおかれ、その一角は、シュタウフェンベルクを記念する抵抗記念館となっています。

フレイ延齢堂のケーキ「カスターニャ」「カイザー」

長年挑戦し続けてきた資格試験に合格しました!ということで、近所の有名店「フレイ延齢堂」のケーキを買ってきてプチお祝い。

「カスターニャ」420円
カスターニエKastanieは、ドイツ語で「栗」。栗のお菓子はこの季節ならではですね。
上がモンブラン、下がカスタードクリームがフィリングになっているさくさくのパイの二重構造のケーキです。モンブランの中にはイチゴやブルーベリーが入っていました。

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「カイザー」399円
ザッハトルテの生地の中に胡桃を練りこんだ、濃厚なチョコレートケーキ。表面はマーガレット模様です。「カイザー(ドイツ語で「皇帝」)」を名乗るだけあるおいしさ。「横濱ベイ」とよく合います。

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2009クリスマスイルミネーション(クイーンズスクエア)

ドイツ代表、コートジヴォワール(象牙海岸)とのテストマッチ、やったんですね。ポドルスキが2点を入れて、2-2で引き分け。でもコートジヴォワール程度にそれじゃ・・・。

クイーンズスクエアの「シンギングツリー」。

毎年テーマがあるようで、今年は「絆~世界を変える力~」。
「毎日夕方からのショータイム(6回)の見どころは、ショータイムの中でしかお目に掛かれないイルカが登場。ツリーのどこか1箇所にハートの顔があなたにウィンク(^_-)☆するよ!」 (
クイーンズスクエアのサイトより)

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行ったのはショータイムではなかったので、イルカにはお目にかかれませんでした。

中村真人著『素顔のベルリン――過去と未来が交錯する12のエリアガイド――』

買ったばかりなのにパーツが欠けていたネグリンのリング、お店に持っていったところ、新しいものと交換してもらえることになりました。他店舗から取り寄せるのでちょっと時間がかかるそうですが、修理に出すと2~3週間かかるらしいので、よかったです。
でもこんなことってあるんですね~。

さて、ベルリンについてのガイドブックを購入しました。

地球の歩き方GEMSTONE 037
『素顔のベルリン――過去と未来が交錯する12のエリアガイド――』

中村真人 著 ダイヤモンド社
定価 1,500円+税


ベルリンを12のエリアに分けて紹介。しかもお散歩モデルコースまでついている♪
観光名所も載っているんですが、観光客があまり行かないような下町を紹介、さらにカフェ情報から歴史の解説まで載っていて、実に隙のないガイドブックです。写真もすごくきれい。
初めての人、よりはリピーター向けかな。

あえて難点を言えば、字が小さくて見づらいことか。

来年はこの本を持って、クロイツベルクやシェーネフェルトを歩きたいわぁ。

著者・中村真人さんのブログ「ベルリン中央駅」
http://berlinhbf.exblog.jp/


素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド (地球の歩き方GEM STONE)Book素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド (地球の歩き方GEM STONE)


著者:中村 真人

販売元:ダイヤモンド社
Amazon.co.jpで詳細を確認する


アンディ・ラウ主演・DVD『三国志』感想

『三国志』の中でも人気の高い趙雲を主役に据えた映画。趙雲を香港スター・アンディ・ラウが演じています。

蜀の君主・劉備の軍に入った趙子龍(趙雲)は、同郷の平安と義兄弟の契りを結ぶ。
ある日、孔明の助言を元に、曹操軍に奇襲をかけることになった。その戦いで趙雲は平安の命を救い、しかも敵の前衛隊長を討ち取る。しかし手柄を兄と慕う平安に譲り、その結果として平安は劉備一族の警護を任される。
ところが魏の曹操率いる10万の兵に攻めこまれ、その追跡から逃れる最中、平安は劉備の夫人と子供を見失うという失態を犯してしまう。成敗しようとする関羽と張飛を押しとどめ、趙雲は代わりに自らが夫人らの救出に向かった。そして見事敵軍の中を突破し、無事に嫡子を救出し、しかも曹操の剣まで奪ってくるという快挙を成し遂げる。


 趙雲はその勇気と武勇によって、蜀の“五虎大将軍”の一人となり、“常勝将軍”の異名を持つほどになっていた。平安は彼を羨望の思いで見守り続けた。

 時は流れ、劉備の息子が蜀の国を継ぎ、その若い君主を孔明が補佐していた。孔明は最後の魏征討を決意、すでに若くはない趙雲だったが、かつての戦友・関羽や張飛の息子世代の若い武将たちを率いて出陣する。

孔明の指示により、途中から若い武将たちとは別々に進軍を続ける趙雲だったが、鳳鳴山への篭城を余儀なくされる。
趙雲を討ち取ろうと対峙する魏軍の将は、曹操の孫娘、曹嬰。祖父譲りの軍略の才を持ち、趙雲は次第に追い詰められる。しかも思いもよらぬ裏切りに遭い、味方が次々と戦死していく中、趙雲は数万の敵軍へと一人突き進むのだった…。

「レッド・クリフ」のような娯楽超大作を期待すると肩透かしを食います。色調もセピアっぽく、戦闘シーンも地味だし。同時期の公開だなんて、便乗効果を狙ったのか?
『三国志』というよりも、それに数多く登場する武将の一人、趙雲に焦点をあてた『趙雲伝』って感じで、平安と趙雲の関係がメイン。武勇を欲しいままにし、出世しても偉ぶることのない趙雲に嫉妬し、平安は趙雲を裏切る。凡人の悲哀を感じます。

マギー・Q演じる曹嬰が、男装の麗人みたいで格好よかったです。まあ、トンデモと言えばトンデモなんですけど(敵の大将に一騎打ちを挑む女武将、って何者・・・?)、敵役を女性にしたことでより華やかにドラマチックになりました。男性だったら、あまりに地味・・・。
戦場で琵琶を弾き鳴らし、ちょうど大河ドラマ『風林火山』でガクトが演じた長尾景虎のようでした。

ミハエル・ネグリン(ピンクのヴィンテージローズ・リボンモチーフのリング)

クロスネックレスに合わせてリングも欲しくなり・・・。

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クリスタルビーズがキラキラすぎて、私には似合わないかな~、と思ったのですが、買い逃すと次いつ出会えるか分からないから、さっそくお買い上げ。

しかしさっき気がついたのですが、もう石が取れている・・・。右下のところ。
購入してすぐ包んでもらったから、売り場ですでに取れていたということかしら。

やだわ~。とりあえず、すぐに修理に出さなきゃ・・・。

2009クリスマスイルミネーション(横浜ランドマークプラザ)

11月12日、サッカー・ドイツ代表チームのゴールキーパー、ロベルト・エンケ選手(32歳)が電車に飛び込み自殺しました。
3年前に2歳の娘ララちゃんを亡くしてから、精神的に不安定だったそうです。
このため、14日(土)に開催予定のチリ、18日(水)の象牙海岸との親善試合は中止になりました。

事故じゃなくて自殺、と言うのがびっくり。娘さんを失ったのが、そんなにも痛手だったんでしょうね・・・。

さて、横浜ランドマークプラザに早くもクリスマスツリーが登場しました。去年は「光るウェディングケーキ」みたいでしたが、今年は緑の木に赤や金色のオーナメントで、オーソドックスかつ温かみのあるツリーです。

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でも、年々イルミネーションが始まるの早くなっていますが、いくらなんでも11月1日からとはね・・・。
アドヴェントAdvent(待降節:クリスマスの4週間前の日曜日)が始まってからでいいのにね。
ちなみに今年のアドヴェントは11月29日(日)からです。

再び「壁」、落ちる ~ 「ベルリンの壁」崩壊20周年記念式典 ~

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≪画像はTagesspiegelの記事より≫

Der Fall einer 1,5 Kilometer langen symbolischen Mauer aus übermannshohen, bemalten Dominosteinen aus Styropor hat beim "Fest der Freiheit" am Brandenburger Tor in Berlin am Montagabend den Höhepunkt gebildet.

Der frühere polnische Gewerkschaftsführer und Staatspräsident Lech Walesa und der ehemalige ungarische Ministerpräsident Miklos Nemeth gaben den Anstoß am ersten Stein. Damit sollte an den "Domino-Effekt" erinnert werden, der nach dem 9. November 1989 die Überwindung der deutschen und europäischen Teilung möglich machte.

人の背丈よりも高い、絵の描かれた発泡スチロール製の、1.5kmの象徴的な長い「壁」の崩壊は、月曜の夜にベルリン・ブランデンブルク門で行われた「自由の祭典」のクライマックスだった。

かつてのポーランド労働組合の指導者であり大統領であったレフ・ワレサ氏と、元ハンガリー首相ミクノス・ネメト氏が最初の「壁」を倒した。それは、1989年11月9日以降のドイツとヨーロッパの(東西)分裂の克服を可能にした「ドミノ効果」を想起させたに違いない。

2009年11月9日、雨の振る中、ベルリンの壁崩壊20周年を記念した式典「自由の祭典」が行われました。

式典の目玉、「ドミノ倒し」は20時半開始。レフ・ワレサ氏らが、ライヒスタークに設置された最初のドミノを倒しました。
21時、ポツダム広場に設置されたドミノを、EU委員長ジョゼ・マヌエル・バローゾ氏と欧州議会議長イェジ・ブゼク氏がブランデンブルク門方面に向けて倒しました。

21時14分、ブランデンブルク門から花火が上がり、3月18日広場(ブランデンブルク門の西側、壁があったほう)のドミノも全て倒れました。

主催者側の発表によると、25万人の人々がこのブランデンブルク門とポツダム広場周辺に集まっていましたが、特に大きな事故とかもなかったとか。

今回使われた壁の一部は、ボンのドイツ歴史の家Haus der Geschichte der Bundesrepublik Deutschland で 展示されることになるそうです。

≪参考にした記事≫
Tagesspiegel

http://www.tagesspiegel.de/berlin/Mauerfall-1989-Live-Blog;art270,2945265

RBB(ベルリンのTV局)
http://www.rbb-online.de/nachrichten/politik/2009_11/mauerfall-feiern.html

ZDFの動画
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/886744/Der-Fall-der-Berliner-Dominosteine

DVD『レストレス~中天~』感想

チョン・ウソンが出てくる武侠ファンタジー(?)。
超大作にして超駄作でした。

悪霊を退治する「退魔師」イ・グァクは、反乱を起こした「処容隊」の残党として追われる途中、生きながら「中天」に紛れ込む。そこは死者が天上界に向かう前の49日間を過ごす場所だった。

イ・グァクは、自分のせいで死んだ最愛の女性、ヨナに瓜二つの「天人」ソファに出会う。思わず抱きしめるイ・グァクだったが、天人は過去の記憶を消してしまっているため、「ヨナ」と呼ばれてもソファは戸惑うばかりだった。
現在中天では反乱が起きており、中天を守り、「天魂」を封じ込めたお守りを持つソファは、反乱軍から狙われていた。
反乱軍の首領は、イ・グァクのかつての師パン・チュで、死してなお、世界を変えようと画策していた。イ・グァクは、ソファを守るため、かつての「処容隊」の仲間たちと戦うことになる。

パン・チュの魔力をなくすためには、満月の夜に「自明鏡」に行き、「天魂」のお守りで清水を清めなければならない。そこへの旅をしながら、ソファはイ・グァクの存在を強く意識していくようになる。

「自明鏡」まであと一歩というところで、魔力を増したパン・チュにソファが捕らえられる。
囚われのソファを救い出そうと、イ・グァクは幾多の悪霊たちをなぎ倒し、パン・チュに迫るが到底歯が立たない。瀕死のイ・グァクを助けようと、ソファは自ら清水に身を浸す。それは天人にとって「消滅」を意味していた。ソファによって力を取り戻したイ・グァクは、パン・チュを倒した。

ワイヤーアクションとCGとワダエミの衣装、そして壮大なオール中国ロケ。でもストーリーが破綻している・・・。最後どうなったかよくわからなかったです。
同じ「武侠ファンタジー」でも、チェン・カイコー監督の「プロミス」の方が出来がいい。
チョン・ウソンの麗しい顔と、華麗な槍捌きだけが見所のような映画でした。(・・・で、結局わりと気に入ったんですけど。)

あと、白鳥のようなソファの衣装も素敵でした。

ピンクのかぎ針ストール

ヘルタ・ベルリンは、11月5日に行われたヨーロッパリーグでヘーレンフェーエン(オランダ)と闘い、3:2でやっとこさ白星をあげました!
連敗続きのヘルタ、この調子で行ってくれればいいけれど・・・。

さて、今年の新作マフラーです。

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参考書「今すぐ編んで着たいナチュラルニット」
ブティック社 990円+税

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p28に載っているピンクのストールを参考にして、家にあった毛糸で編みました。長くしたかったので、フリンジと縁編みは省略(笑)。模様編みは間違いがすぐ分かるので、解いては編み解いては編み、で、1ヶ月くらいかかりました。(その割には編み目、そろってないけど・・・。)
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使用糸は、毛糸ピエロの純毛並太・2(ライトピーチ・28) 3玉分

6号針で網図どおりに編んで幅は約15センチ、長さは1m70くらいです。

ちなみに指定糸は、ハマナカポーム≪彩土染め≫エアーズロックピンク(43) 80g
針はハマナカアミアミ両かぎ針ラクラク 5/0号でした。

自由の祭典Fest der Freiheit

2009年11月9日、ベルリンの壁崩壊20周年を記念した式典「自由の祭典」がブランデンブルク門前で行われます。各国首脳のほか、ゲンシャー元ドイツ外相、アナン元国連事務総長、ノーベル平和賞受賞者ムハマド・ユヌス氏、元ソ連大統領ゴルバチョフ氏もゲストとして出席予定です。

祭典は19時、バレンボイム指揮するシュターツカペレ・ベルリンのコンサートで幕を開け、各国首脳の挨拶その他のあと、花火が打ち上げられます。

目玉は「ドミノ倒し」。ベルリンの小学生たち等に絵を描かせた、高さ2.5m、幅1m、厚さ40cmの発泡スチロール製ドミノ(Dominostein)約1,000枚がかつての壁に沿って――ライヒスタークからブランデンブルク門経由でポツダム広場へ――並べられます。最初のドミノを倒すのは、壁崩壊に大きく貢献した、レフ・ワレサ氏(「連帯」指導者、ポーランド元大統領)とミクロス・ネメトMiklos Nemeth氏(ハンガリー元首相)だそうです。

なんでドミノかというと、壁崩壊に当たっては、個々の抗議行動がドミノのように大きなムーブメントになっていった。そしてドイツのみならず、ヨーロッパや世界にも影響を及ぼしたのだ、ということみたいです。

毎日新聞の記事
http://mainichi.jp/select/today/news/20091023k0000m030090000c.html

壁崩壊20周年記念サイト
http://www.mauerfall09.de/start.html

ドイツの早口言葉Zungenbrecher

ドイツ語教室の教科書Lagune3、92ページまで進みました。
設問として、早口言葉Zungenbrecher(ツンゲンブレッヒャー)が紹介されていました。直訳すると、Zunge=舌、Brecher=壊すもの、クラッシャーです。

Fischers Fritz fischt frische Fische.
Frische Fische fischt Fischers Fritz.
フィッシャーズ フリッツ フィッシュト フリッシェ フィッシェ。 
フリッシェ フィッシェ フィッシュト フィッシャーズ フリッツ。 

漁師フリッツは新鮮な魚を釣る。
ドイツ語の早口言葉として、よく紹介されるポピュラーなものですね。

Zehn zahme Ziegen ziehen zehn Zentner Zucker zum Zoo.
Zehn Zentner Zucker  ziehen zehn zahme Ziegen zum Zoo.
ツェーン ツァーメ ツィーゲン ツィーエン ツェーン ツェントナー ツッカー ツーム ツォー。
ツェーン ツェントナー ツッカー ツィーエン ツェーン ツァーメ ツィーゲン ツーム ツォー。

10匹のおとなしい山羊が10ツェントナーの砂糖を動物園に引いていく。
1ツェントナー=100kgだそうです。つまり10ツェントナーは1トン!

Hinterm hohen Haus hacket Hans hartes Holz.
Hartes Holz hacket Hans hinterm hohen Haus.
ヒンテルム ホーエン ハウス ハックト ハンス ハルテス ホルツ。
ハルテス ホルツ ハックト ハンス ヒンテルム ホーエン ハウス。

高い家の後ろでハンスは硬い木を切る。

Es klapperten die Klapperschlangen,
bis ihre Klappern schlapper klangen.
エス クラッペルテン ディ クラッパーシュランゲン
ビス イーレ クラッパーン シュラッパー クランゲン

ガラガラの音が弱くなるまで
ガラガラヘビは音を出し続けた。

ドイツ語の早口言葉については、いろんなサイトで紹介されていますので、いろいろ調べてみるのも楽しいですね。

世界77カ国語の早口言葉を集積したサイト
http://www.uebersetzung.at/twister/de.htm

DVD『宮廷画家ゴヤは見た』感想

18世紀末のスペイン。宮廷画家でありながら、権力批判と社会風刺に富んだ作品も精力的に制作し続けるゴヤ。
彼に肖像画を依頼した、異端審問を強硬するカトリック教会の神父ロレンソは、ゴヤのアトリエで裕福な商人の娘で、天使のように美しいイネスの肖像画に目を留める。
居酒屋で豚肉を食べなかったという理由でユダヤ教徒と疑われ、イネスは異端審問所に捕らえられる。
彼女を救ってほしいとゴヤに頼まれたロレンソは、拷問を受け牢に繋がれたイネスに面会する。
イネスの家族は多額の寄付と引き換えに彼女の釈放を願うが、すでにイネスは拷問に耐えかねて嘘の告白をしており、釈放は認められなかった。業を煮やした家族はロレンソを痛めつけて、「自分は猿だ」という書類にサインさせる。娘が戻らなければこれを公表するといって・・・。
ロレンソは行方を絶った。
ときに1793年。フランスでは革命が起こり、国王ルイ16世が断頭台に消えた。

それから15年後。革命後に台頭したナポレオンは絶頂期を迎え、スペインの内紛にも介入し、自分の兄をスペイン国王に据えた。
ゴヤは耳が聞こえなくなっていたが、「自由・平等・博愛」を掲げたフランス軍が、民衆に対して暴虐の限りを尽くすのをその目で見、作品に残した。

支配者フランス側の責任者として現れたのは、ロレンソ神父だった。出奔後フランスに逃れたロレンソは革命思想を受け入れ、手の平を返すように今度は教会を弾圧した。
異端審問所が廃止され、イネスも釈放された。しかし15年の歳月は彼女の若さと美しさを奪っていた。そんなイネスの口から、ゴヤは彼女がロレンソの子を産んだことを聞かされる。
真相を確かめようと、イネスと共にロレンソを訪ねたゴヤだったが、ロレンソは彼女を精神病院に追いやってしまう。

子どもの行方を調査したロレンソは、アリシアという娼婦がそれだと知る。アリシアもろとも娼婦たちを取り締まってアメリカに追放しようとしたとき、イギリスがスペインに進軍、国王も逃げ出したという知らせが入る。
ロレンソも家族と共に逃げ出そうとしたが、教会を支持する村人らに捕らえられ、今度は彼が裁判にかけられる。改悛を迫られても応じなかった彼は、群衆が見守る中で処刑される。その中に、正気を失ったイネスと、イギリス軍将校のそばに侍るアリシア、そしてゴヤがいた。

最初、神父が異端の娘をかばって・・・という話だと思っていましたが、全然違いましたね!ゴヤを語り部とした、スペイン版大河ドラマでした。ゴヤと愛人関係にあったアルバ公爵夫人とか、「マハ」の話もなかったし。
時代は18世紀末~19世紀初頭。フランス革命と同時期、スペインではあんな異端審問がまかりとおっていたなんて。
ミロス・フォアマン監督は、この時代のスペインが、当時共産主義社会だった自分の国チェコと似ていると思って、この映画のアイデアを思いついたそうです。この時代を描くのに、風刺画を描いたゴヤがうってつけと考えたとか。

姑息な神父ロレンソを、ハビエル・バルデムが怪演。「拷問されたとしても、神が耐える力を与えてくれる」と言っていたのにあっさり暴力に屈したり、自分を頼る無垢な少女を欲望の餌食にしたり、異端とみなした革命思想に、何のためらいもなく鞍替えしたり、いけ好かない男ですが実に説得力があります。
でもこの人、こんなブヨブヨした人だったっけ?と一瞬ショックを受けました。私のバルデム像は『夜になる前に』で止まっていました(笑)。
ゴヤがロレンソの肖像画を描いているシーンで、「手を描くと追加料金」と言われて手を上着の下に引っ込めたのが笑えました。

公式サイトhttp://www.goya-mita.com/flash.html

「THE ハプスブルク展」

六本木ヒルズから、乃木坂の国立新美術館へはしごしました。
この二つってすごく近いんですね。知らなかった・・・。
しかも途中に、ウィーンの紅茶専門店「
DEMMERデンメア」があるではないですか。
しかしまだ夏に買った「横濱ベイ」も飲み切っていないので、購入はまた今度、と思って中にも入らなかったのですが、カフェも併設されているようでした。

国立新美術館では、「THEハプスブルク」展を開催中。
「日本とオーストリア・ハンガリー二重帝国(当時)とが国交を結んで140年の節目に当たる2009年、ウィーン美術史美術館とブダペスト国立西洋美術館の所蔵品から、ハプスブルク家ゆかりの名品を核に選りすぐった絵画75点と華麗な工芸品など、計約120点を一堂に展示します。」(チラシより)

平日の金曜日だし、そんなに混んでいないかと思いきや、けっこう混雑していました。
まずハプスブルク家の肖像画が展示されています。チラシに出ている「11歳の女帝マリア・テレジア」、有名な白いドレスの「オーストリア皇妃エリザベート」の前では黒山の人だかり。シシィ(エリザベート皇后の愛称)のこの絵って、こんなに大きかったのね・・・。

次いでイタリア、ドイツ絵画と続きます。ジョルジョーネ、ティントレット・・・名だたる画家ばかりです。
聖書から題材をとっている絵が多いので、ダブるのは当然なのですが、「生首」絵画が3点も。
クラナッハの「サロメ」はあまり血生臭くないからいいとしても(?)、「ホロフェルネスの首を持つユディット」が伊・独それぞれ出ています。イタリアの方は、ユディットも優雅な衣装を着て自然体で首を持っています(笑)が、ドイツの方は、振り返りつつ不敵に微笑むユディット、傍らには首(胴体側)の断面が・・・。
縦長キャンバスに等身大の肖像画を考案したというザイゼネッガー。どこかで聞いた名だと思ったら、『エロイカより愛を込めて』でエーベルバッハ少佐の家の所蔵品に入っている、ってエピソード(第1巻)があったな~。

デューラー「薔薇冠の祝祭」のコピー、という作品に興味を惹かれました。
聖母の右にいるのはハプスブルク家の神聖ローマ皇帝マクシミリアン1世。左はローマ教皇ユリウス2世だそうです。(オリジナルはプラハにあるとか。)

工芸品と武具の部門では、明治天皇がオーストリアに贈った画帖と蒔絵の棚が特別出品されていました。ここは特に渋滞していました。

そしてスペイン、フランドル・オランダ絵画と続きます。
ベラスケスの「白衣のマルガリータ・テレサ」「皇太子フェリペ・プロスペロ」はこのコーナー。皇太子は鈴やら護符やらいっぱいぶら下げていますが、これは病弱だった彼を守るための「おまじない」だったそうです。

久しぶりに西洋絵画を堪能しました。

http://www.habsburgs.jp/index.html

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