DVD『レストレス~中天~』感想
チョン・ウソンが出てくる武侠ファンタジー(?)。
超大作にして超駄作でした。
悪霊を退治する「退魔師」イ・グァクは、反乱を起こした「処容隊」の残党として追われる途中、生きながら「中天」に紛れ込む。そこは死者が天上界に向かう前の49日間を過ごす場所だった。
イ・グァクは、自分のせいで死んだ最愛の女性、ヨナに瓜二つの「天人」ソファに出会う。思わず抱きしめるイ・グァクだったが、天人は過去の記憶を消してしまっているため、「ヨナ」と呼ばれてもソファは戸惑うばかりだった。
現在中天では反乱が起きており、中天を守り、「天魂」を封じ込めたお守りを持つソファは、反乱軍から狙われていた。
反乱軍の首領は、イ・グァクのかつての師パン・チュで、死してなお、世界を変えようと画策していた。イ・グァクは、ソファを守るため、かつての「処容隊」の仲間たちと戦うことになる。
パン・チュの魔力をなくすためには、満月の夜に「自明鏡」に行き、「天魂」のお守りで清水を清めなければならない。そこへの旅をしながら、ソファはイ・グァクの存在を強く意識していくようになる。
「自明鏡」まであと一歩というところで、魔力を増したパン・チュにソファが捕らえられる。
囚われのソファを救い出そうと、イ・グァクは幾多の悪霊たちをなぎ倒し、パン・チュに迫るが到底歯が立たない。瀕死のイ・グァクを助けようと、ソファは自ら清水に身を浸す。それは天人にとって「消滅」を意味していた。ソファによって力を取り戻したイ・グァクは、パン・チュを倒した。
ワイヤーアクションとCGとワダエミの衣装、そして壮大なオール中国ロケ。でもストーリーが破綻している・・・。最後どうなったかよくわからなかったです。
同じ「武侠ファンタジー」でも、チェン・カイコー監督の「プロミス」の方が出来がいい。
チョン・ウソンの麗しい顔と、華麗な槍捌きだけが見所のような映画でした。(・・・で、結局わりと気に入ったんですけど。)
あと、白鳥のようなソファの衣装も素敵でした。
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