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アンディ・ラウ主演・DVD『三国志』感想

『三国志』の中でも人気の高い趙雲を主役に据えた映画。趙雲を香港スター・アンディ・ラウが演じています。

蜀の君主・劉備の軍に入った趙子龍(趙雲)は、同郷の平安と義兄弟の契りを結ぶ。
ある日、孔明の助言を元に、曹操軍に奇襲をかけることになった。その戦いで趙雲は平安の命を救い、しかも敵の前衛隊長を討ち取る。しかし手柄を兄と慕う平安に譲り、その結果として平安は劉備一族の警護を任される。
ところが魏の曹操率いる10万の兵に攻めこまれ、その追跡から逃れる最中、平安は劉備の夫人と子供を見失うという失態を犯してしまう。成敗しようとする関羽と張飛を押しとどめ、趙雲は代わりに自らが夫人らの救出に向かった。そして見事敵軍の中を突破し、無事に嫡子を救出し、しかも曹操の剣まで奪ってくるという快挙を成し遂げる。


 趙雲はその勇気と武勇によって、蜀の“五虎大将軍”の一人となり、“常勝将軍”の異名を持つほどになっていた。平安は彼を羨望の思いで見守り続けた。

 時は流れ、劉備の息子が蜀の国を継ぎ、その若い君主を孔明が補佐していた。孔明は最後の魏征討を決意、すでに若くはない趙雲だったが、かつての戦友・関羽や張飛の息子世代の若い武将たちを率いて出陣する。

孔明の指示により、途中から若い武将たちとは別々に進軍を続ける趙雲だったが、鳳鳴山への篭城を余儀なくされる。
趙雲を討ち取ろうと対峙する魏軍の将は、曹操の孫娘、曹嬰。祖父譲りの軍略の才を持ち、趙雲は次第に追い詰められる。しかも思いもよらぬ裏切りに遭い、味方が次々と戦死していく中、趙雲は数万の敵軍へと一人突き進むのだった…。

「レッド・クリフ」のような娯楽超大作を期待すると肩透かしを食います。色調もセピアっぽく、戦闘シーンも地味だし。同時期の公開だなんて、便乗効果を狙ったのか?
『三国志』というよりも、それに数多く登場する武将の一人、趙雲に焦点をあてた『趙雲伝』って感じで、平安と趙雲の関係がメイン。武勇を欲しいままにし、出世しても偉ぶることのない趙雲に嫉妬し、平安は趙雲を裏切る。凡人の悲哀を感じます。

マギー・Q演じる曹嬰が、男装の麗人みたいで格好よかったです。まあ、トンデモと言えばトンデモなんですけど(敵の大将に一騎打ちを挑む女武将、って何者・・・?)、敵役を女性にしたことでより華やかにドラマチックになりました。男性だったら、あまりに地味・・・。
戦場で琵琶を弾き鳴らし、ちょうど大河ドラマ『風林火山』でガクトが演じた長尾景虎のようでした。

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コメント

うへひゃひぇひ(^◇^)
「三国志」ネタですかい!
趙雲子龍は、三国志の中では周瑜と肩を並べる美男ですね。しかも、蜀の中では早くから三勇と合流し、末永く活躍した人物です。
中国電視台ドラマの「三国志演義(だったと思う、、、。)」でも、前半はむっちゃ男前の男優さんがキャスティングされておりましたが、途中からとても残念な方に役者が代わってすごくがっかりしたのを覚えています。
劉備の息子を救った一件は、「三国志演義」の記録ではかなり無理のある救い方で、中国特有の「英雄を思いっきり誇張して奉る」法則がてんこ盛りと思ってしまいますが、、、。

肝心な事忘れてた。
アンディ・ラウが趙雲ってのは、最高ですね。

yanoschさま、「三国志」お好きでしたか。

劉備の嫡子救出シーンは、ここでもやはりトンデモです。趙雲は赤ん坊を背中に背負っていて、抱えているのならともかく背中やられたらイチコロだろ、というような・・・。

せっかくのアンディ・ラウ主演ですが、劉備の嫡子救出シーンではまだ雑兵、物語の大半は老け役で、白いマントをなびかせて格好よく登場する場面は数えるほどしかありませんでしたよ。

え~っ!!\(◎o◎)/!
背中に背負って逃げる設定になってたんですか?!?!
電視台演劇では、鎧の胸当てと胸の間に入れて逃げていたんですよ。
如何考えても週刊誌1冊が入るかどうかと言う隙間にです。
趙雲は、関羽・孔明以外で地元(確か重慶だったような気がしなく無くもない)でいまだに大きな銅像が祭られている人民の信仰を集める三国時代の武将です。
「蜀志」でも、長身の人徳のある男前と言う記録が残っているそうです。

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