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2009年12月

DVD『レッドクリフ Part II ―未来への最終決戦―』感想

西暦208年、魏呉蜀が争う中国・三国時代。孔明の奇策で曹操軍を撤退させた孫権・劉備同盟軍だったが、疫病のために、劉備軍は撤退してしまう。
戦意も武器も尽きようとしていたが、孔明は「10万本の矢を用意してみせる」と宣言。
ある濃霧の朝、案山子を乗せた船を仕立てて曹操軍に矢を射掛けさせるように仕向ける。こうして10万本の矢を手に入れた。
「敵を退けた」と喜ぶ水軍の将たちだったが、周瑜の策略により、裏切りを疑われて曹操に殺される。

水軍を指揮するものがいなくなったとしても、曹操軍には2000隻の戦艦と80万の兵士があり、おまけに風は同盟軍には不利な方向に吹いていた。
しかし天候を読んだ孔明は、「風向きは変わる。そのときまで待て」と進言する。曹操が自分に横恋慕をしていることを聞いた周瑜の妻・小喬は、時間稼ぎのために、ひとり敵地に乗り込む。

そうしている間に風向きが変わった。孫権軍に続き、劉備軍も曹操軍の大船団へ攻めかかる。実は劉備の撤退も、策略の一つだったのだ。長江が火の海ならぬ“火の川”になり、さしもの曹操も追い詰められた。観念した曹操は撤退し、歴史に残る「赤壁の戦い」は幕を閉じた。
「この戦いに勝者はいない」と、周瑜たちは戦場をあとにするのだった。

ストーリーの展開がよりスピーディーで、テンポがよくなっていたので、早送りしないでも楽しめましたよ。1作目以上に戦闘シーンがダイナミックです。中村獅童、けっこう見せ場があり、おいしいところを持っていってましたね。

小喬が、PARTⅠではちょっと浮いている感じがしたのですが、本作では聡明さや強さが描かれ、曹操が心奪われるのも納得の美しさ。
でも曹操もさ、いざ出陣という瞬間に美女に誘われたからって、のんきにお茶を飲むというのは、いかがなものか。敵が陣地を突破してきたと聞いてからは、茫然自失でフラフラしだすし。

曹操軍に間者として入り込んだ孫権の妹・尚香。女性が戦で活躍するプロットってあまり好きではないのですが、これは厭味なく見られました。

でもこれ、まとめて3時間半くらいに出来なかったのかしら。その方がテンポもよくていいと思ったのでした。

さて、これが2009年最後の記事です。ブログを見てくださった方、ありがとうございました。また2010年も、細々と書いていきたいと思います。

スイスの「流行語大賞」2009

スイスの「流行語大賞」もありました。
DRS3というスイスのラジオ局のHannes Hugさんが選んだもののようです。

http://www.chwort.ch/

2009年の流行語大賞:Wort des Jahres 2009:

≪Minarettverbot(読み:ミナレットフェアボート)≫

「ミナレット禁止」
イスラム教寺院の塔(ミナレット)の建設の禁止を求める国民投票が行われ、これが可決された、ということから。
・・・こんなことで国民投票が行われ、しかも可決されるんだ。ちょっとびっくり。

その他重要な言葉としてノミネートされたのは、

≪Schweinegrippe(シュバイングリッペ)≫

新型インフルエンザ

≪Bankgeheimnis(バンクゲハイムニス)≫

「銀行の守秘義務」
スイス金融王手UBSが、アメリカの富裕層の顧客の多額の脱税に手を貸した、という容疑で、アメリカ当局が当該顧客の名簿を提出するよう要求したところ、UBSは守秘義務があるから、と拒否した、ということから。(結局は開示したとのことですが・・・。)

変語大賞Unwort des Jahres 2009は、

≪Ventilklausel(ベンティルクラウゼル)≫

直訳すると、Ventilは「バルブ、安全弁」、Klauselは「条項、但し書き」。

EU諸国との間で結んでいる、人の自由な移動を保障する協定の延長や、EUの新規加盟国ルーマニア、ブルガリアへの適用拡大の是非を問う国民投票が実施され、賛成多数で承認されました。
そのことに絡んで、ロイトハルト経済相が、「スイス人の雇用が脅かされるのではないか」と懸念を表明し、当該協定を「Ventilklausel(バルブ条項?)」と言ったということから来るようです。

今年最も流行った文:Satz des Jahres 2009

≪Ich bin nicht gut integriert in der Schweiz ? ich bin Schweizer!≫

「僕はあまりスイスに統合(?)されていない。僕はスイス人だ!」

サッカー世界選手権U-17でスイスが優勝。その一人、グラニト・シャカ選手が言った言葉。名前からすると移民系の人なのかしら。

若者言葉大賞:Jugend wort des Jahres 2009

≪S Beschte wo‘s jeh hett‘s git‘s!≫

「テレ・バーゼル」というローカル番組であるパーティの模様をレポート、そのときに言われた言葉らしいのですが、それがYouTubeで公開されて、早口言葉みたいな感覚で(?)若者の間でヒットした、ということのようです。意味はよく分からん!

スイスで、これらの言葉が流行った背景が全然分からないので、見当違いな解説になっているかもしれません。
今度スイス人の先生に聞いてみます・・・。

オーストリアの流行語大賞

オーストリアにも、「流行語大賞」があります。
グラーツ大の
Forschungsstelle Oesterreichisches Deutsch(オーストリアドイツ語研究所)が発表しています。

1 Audimaxismus(読み:アウディマクシスムス)

ウィーン大学にAuditorium Maximum 略してAudi Maxと呼ばれる大講堂があって、10月後半、学費無料、教育政策の改善などを訴えてそこを学生が占拠しました。これにちなんで「Audi Max主義」という言葉が生まれました。
この学生運動はドイツに飛び火して、11月後半、ドイツでも学生デモが行われました。

2 Kuschelkurs(クッシェルクアス)

kuschelは、直訳すれば「あたたかくてフカフカしている」という意味の俗語。政治的な状況で調和とバランスの取れた、つまり「ソフト路線」というニュアンスでしょうか。

3 Ungustlvermutung(ウングストルフェアムートゥング)

カバレットのプログラムから出た言葉で、「進行中の出来事に苦情を言う人がUngustlvermutungに当てはまる」としています。
„Ungustl“は、オーストリアドイツ語で「不愉快な、食欲を失わせるような人物」を指します。

この他にも、Un-Wort des Jahres 「嫌な言葉大賞」というのもあります。2009年の第1位は

1 Analogkäse(アナログケーゼ)

Käseはチーズのことですが、チーズとは関係なくて、「模造、コピー商品」に関係がある、とのこと。

2 Exiljude(エクシルユーデ)

「流浪のユダヤ人」という意味ですが、これは選挙期間中に、極右のFPÖ(Freiheitliche Partei Österreichs:オーストリア自由党)の議員がユダヤ博物館の館長を「アメリカから来た流浪のユダヤ人」と言ったことに対して、議論が起きました。

3 Herkunftskriminalität(ヘルクンフツクリミナリテート)

Herkunftsは「起源」、Kriminalitätは「犯罪」です。
犯罪を犯す人はその出自に関係がある、という趣旨のことをオーストリアのマリア・フェクター内相が発言。

オーストリアの政治家って、人種差別的な発言をする人が多いのか・・・?

「今年の標語」Spruch des Jahres 2009は、

Reiche Eltern für alle!(ライヒェ エルターン フュア アレ!)

「すべての人に金持ちの両親を!」

子どもの教育が、両親の社会的地位に左右されるというのは、日本だけの話ではありません。

「今年一番嫌な標語」Unspruch des Jahresというのもあります。

Wer alt genug ist zum Stehlen, ist auch alt genug zum Sterben

直訳すると「盗みに入れる歳になったなら、死ぬのにも十分な歳だということだ」なんですが・・・。

今年起きたスーパーマーケット強盗と、犯人の若者の死がマスコミによって報じられたことに関係がある、と受賞理由の文の中で語られています。

オーストリアのこと、よく知らないのですが、だいたいこんな感じの解釈でいいのかな・・・。

ところで、ドイツのUnwort des Jahresはまだ発表されていないようです。

≪Forschungsstelle Oesterreichisches Deutschのホームページ ≫

www.oewort.at

≪ 流行語大賞の記事(原文) ≫

http://www-oedt.kfunigraz.ac.at/oewort/2009/08_Presse/Wort%20des%20Jahres%202009-Pressemitteilung.pdf

DVD『私の頭の中の消しゴム』感想

チョン・ウソン出演のメロドラマ。永作博美が主演した日本のテレビドラマ『Pure Soul~君が僕を忘れても~』をもとにしたもの。

スジンは妻ある上司と不倫の関係にあったが、ついに破局を迎える。その夜、傷心のままさまよっていた街でチョルスと出会う。
やがて2人は再会する。チョルスは、スジンの父親が社長を勤める建築会社の現場監督だった。恋に落ちた2人は、家族の反対を乗り越え、結婚する。
甘い新婚生活に浸る2人だったが、いつの頃からかスジンの物忘れが度を越したものとなっていく。
心配になって医者に診てもらったところ、若年性アルツハイマーという思いもよらぬ診断結果を告げられるのだった。

スジンは離婚を切り出すが、チョルスは承知しなかった。
「私の頭の中に消しゴムがあるの。
もう優しくしないでいいよ、優しくされても全部忘れちゃうから」
「俺がお前の記憶になる。俺が全てを覚えているから」
そうこうするうちにも病気は進行していった。
そしてある日、手紙だけを残して彼女は姿を消した。

ある日、チョルスのもとへスジンから手紙がくる。その消印を頼りに、チョルスは彼女の入院している施設を探し出す。しかしスジンは夫のことを覚えていなかった。それでもチョルスは彼女に、今まで伝えられずにいた言葉を囁く。「愛している」と――。

チョルスの献身には頭が下がります。親の愛にも恵まれなかったチョルスにとって、スジンはたった一つの「愛」、生きている意味だったのでしょう。
チョン・ウソン、ほんといい男だよ。

スジンの病気を診断した医者が、自分の妻を同じ病気で亡くしている、というのが地味にきいている。
チョルスの顔を見ながら昔の恋人の名を呼ぶスジン。「本当に愛しているのは奴だったのか・・・。」「いや、ただ記憶に残っているだけ。本当に愛しているのが誰か、自分がよく知っているだろう?」と慰める。医者も昔、そんな思いをしたことがあったのだろうか・・・。

ヒロインを演じる、ソン・イェジンの少女のような清らかな美貌が、より涙を誘います。

でもラストの、ファンタジックなコンビニのシーンは蛇足だと思う。それのせいで、感動が半減。それにチョルスの母親のエピソードもいらなかった。

チョン・ウソン、また武侠アクション映画に出るらしいので、そっちに期待。

フィリップ・クローデル『ブロデックの報告書』感想

戦後まもなくの頃、何処かの国境にある辺鄙な村で起こった殺人事件。村の男たちが共謀してある日突然やってきた男、名前も目的も分からぬまま「アンデラー=よそ者」とだけ呼ばれる男を殺害した。語り手であるブロデックが、村人たちから事件の「報告書」を書くよう依頼される。それは、事実そのものを記録するためではなく、「殺害はやむなし」と周囲に納得させるものでなけらばならなかった。

ブロデックは、その「報告書」を書く傍ら、いわば自分自身の報告書とでもいうべき手記を書き始める。 
ブロデック自身はアンデラー殺害に関与していない。呼ばれなかったのは、彼自身「よそ者」だったからある。
かつて戦争の時代、村を占領した異国の軍隊に「民族浄化」の実践を強要された村人から密告され、収容所へ送られた体験を持つ。ブロデックは、犬の真似をしてまで生き残ろうとし、かろうじて収容所から生きて帰ったのだ。

因習に囚われた村で起きた殺人、収容所でブロデックが体験したこと、戦時中村で起こった陵辱事件、と書かれている事柄は凄惨極まりないのだが、なぜか哀しくも美しく、その世界に没入してしまう。

どこの、いつの時代の出来事かはっきり書かれていない。しかし、その村がフランスとドイツの国境地帯にあり、村を占領した異国の軍隊――「フラテルゲカイメFratergekeime」と呼ばれている――は、ナチス・ドイツであることは容易に想像できる。
ブロデックはユダヤ人であり、養い親フェデリーヌが話す「古い言葉」とは、イディッシュだろう。

アンデラーder Andereという言葉は、ドイツ語で「もう一つの、別の」を意味する。
アンデラーは、宿を貸切りにし「肖像画と風景画」展を開き、村人を招待する。本人に知らされず描かれた肖像画は、本人にそれほど似ていないが、本人の本質や目を背けていたいことを思い出させるような画であり、風景画ですら何かしら暗示していた。何のためにそれを行ったのか、彼は答えなかった。

「人は黙っている人を恐れる。何も言わない人を恐れる。見つめているだけで何も言わない人を恐れる。」(p253)

それが引き金となって、あの悲劇がおこった。

異質なものを排除することで維持される共同体のシステム、というのがテーマの一つであろう。
それが国家規模で行われたのが、ナチス・ドイツの時代だ。国策によるユダヤ人迫害。「フラテルゲカイメ」の国の首都(=ベルリン)の大学に行ったブロデックが出くわした「ピューリシェ・ナハト(民俗浄化の夜)」は、ユダヤ人商店を襲撃した「クリスタルナハト(水晶の夜)」である。
しかし「異質なものの排除」は過去のものではない。現代でもなお、それは世界中のあらゆる場所で行われているのだ。

ブロデックの報告書 ブロデックの報告書

販売元:楽天ブックス
楽天市場で詳細を確認する


韓国コスメ「スキンフード」ブラックシュガーマスク使用レポート

12月18日(金)、原宿にオープンした韓国コスメのブランド「スキンフード」のサンプルをいただいたので、試してみました。

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一番人気商品らしい「ブラックシュガーマスク」。日本での販売価格は100gで1,575円だそうです。

袋から搾り出すと黒糖のペーストみたいなものが出てきます。それを顔につけると、気のせいかぽかぽかしました。砂糖ばりにジャリジャリしますが、ベタベタしません。試しにちょっと舐めてみましたが、ほんのり甘かったです。
10~15分ほどして洗い流します。こってりしたテクスチャーではないので、さっと落とせてヌルヌル感が残りません。

洗い流したあとは、心なしか肌がやわらかくなったような気が・・・。
いつものお手入れをして寝ましたが、翌朝も、もちもちした感じがありました。

欲を言えば、もう少しサンプルの量が多かったらよかった。塗り足りない感じがして・・・。

スキンフードのホームページ

http://www.skinfood.co.jp/


2009クリスマスイルミネーション(横浜みなとみらい)

Frohe Weihnachten!(フローエ・ヴァイナハテン!楽しいクリスマスを!)

いつもとてもきれいな夜景が楽しめる横浜・みなとみらいですが、ランドマーク周辺のビルが全館点灯して、いつもより眩しいです。

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≪ ワールドポータースのイルミネーション≫

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横浜開港150周年記念事業として「キャンドルカフェ」というキャンドルを灯すイベントをやっていました。
これは、このみなとみらいの地でキャンドルを灯して港・横浜の歴史に思いを馳せるという、市民参加型の「港の祝祭」ムーブメント事業として、2006年からやっているとのこと。
カップルでにぎわっていました。

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≪こんなキャンドルホルダーに入っている≫

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≪横浜赤レンガ倉庫でも・・・≫

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ホレンディッシェ・カカオ・シュトゥーベの「ボーベス」

先日伊勢丹の「ホレンディッシェ・カカオ・シュトゥーベ」で買った焼き菓子「ボーベス」を食べました。(「ボブス」とも言われるみたいですね。)

上が「シュトロイセル」と呼ばれる、そぼろ状のビスケットのような生地で、その下はマジパン、アーモンド、レーズンなどのドライフルーツををたっぷり巻き込んだしっとりしたパウンドケーキ。

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シュトレンに似てますが、あれほどスパイスは利いていなくてやさしい味。いや~、これはおいしいわ。

ホレンディッシェ・カカオ・シュトゥーベには、この他にも、ザントクーヘン(砂のようにほろほろした口溶けのよいケーキ)や、ツィトローネンクーヘンなどあります。
だいたいどれも縦5cm×横10cm×高さ3cmくらいで、~1,575円です。

バウム、シュトレン、ボーベス、忘年会・・・。この頃飽食が続くわ。本気でダイエットしなきゃ。

ドイツの若者言葉の流行語大賞2009Das Jugendwort des Jahres 2009

ブンデスリーガ、前期が終わってこれから約1ヶ月のWinterpause(ヴィンターパウゼ:冬休み)を迎えます。現時点での1位(Herpstmeister:直訳すれば「秋の優勝者)は、レーヴァークーゼンですが、我が(?)ヘルタ・ベルリンは最下位のまま・・・。
ヘルタ・ベルリンは、前期最期の試合をバイエルン・ミュンヘンと闘い、2対5で敗れました。
でも冬の補強で、2006/2007のシーズンに得点王に輝いたゲカスをレンタルで獲得。
後期はがんばってくれるはず・・・!

さて、辞書で有名なLangenscheidt社が選ぶDas Jugendwort des Jahres 2009(若者言葉の流行語大賞2009)が発表されました。
(ドイツ語の説明はオリジナルの文章にあったもの。)

1.) hartzen (ハルツェン)
arbeitlosen,rumhaengen 失業者 

おそらく、失業者政策「HartzⅣハルツ4」と関係があるのでしょう。

2.) bam (バム)

cool,endgeil 格好いい

3.) Bankster (バンクスター)

Bankangestellter,der in der Finanzkrise spekulative Geshaefte macht(e)
金融危機で投機的な取引をした銀行員
“Ganster”(ギャングスター)とかけたのかな。

4.) Rudelgucken (ルーデルグッケン)

Public Viewing  パブリックヴューイング

Rudelは「群れ」、guckenは「見る」。

5.) Pisaopfer (ピザオプファー)

Schulabgaenger mit mangelnder allgemeinbildung
一般教養が欠けている卒業生

直訳すれば「PISAの犠牲者」。PISAとは、Programme for International Student Assessmentの略で、OECD(経済協力開発機構)による国際的な生徒の学習到達度調査のこと。(日本では国際学習到達度調査とも言われている。)

≪Langenscheidt社 Das Jugendwort des Jahres 2009のページ≫

http://www.jugendwort.de/pr_meldung_07.cfm

ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2009

Gesellschaft für deutsche Sprache(ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。
 2008年Finanzkrise(金融危機)に続き、Abwrackpramie(廃車助成金)が2009年の流行語大賞に選ばれました。
順位は以下の通り。(言葉の背景など、調べて分かるところは載せました。)

1. Abwrackprämie (読み:アプヴラックプレミエ)

Abwrackは「スクラップ」、prämieは「助成金、補助金」。

景気浮揚政策の一環で、9年以上使用した自動車を廃車にして環境に配慮した新車を購入する場合、2,500ユーロの助成金を交付。希望者が殺到したそうです。

日本でいう「エコカー補助金」制度ですね。

2. kriegsähnliche Zustände (クリーゲスエーンリッヒェ ツーシュテンデ)

直訳すれば「戦争に似た状況」。ドイツは人道支援を目的としてアフガンに駐留してますが、タリバンとの緊張状態は高まるばかり。
アフガニスタンの状況について、グッテンベルク国防相が「戦争状態」ではなくて「戦争に似た状況」と言って物議をかもしました。

3. Schweinegrippe (シュヴァイングリッペ)

新型インフルエンザのこと。

4. Bad Bank (バッド バンク) 

schlechte Bankともいう。銀行の不良資産をバランスシートから切り離し、「バッドバンク」(特別目的事業体(SPV))が買い取る構想をドイツ政府が発表。

5. Weltklimagipfel (ヴェルトクリマギプフェル) 

コペンハーゲンで開催中の、世界気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)のこと。

6. Deutschland ist Europameisterin (ドイチュラント イスト オイローパマイステリン)

女子サッカー欧州選手権2009年大会で、ドイツがイングランドを破り、5年連続、7回目の優勝を果たしました。

男子も、いいところまでいくんだけどね・・・。

7. twittern (トヴィッターン)

twitterすること。
世界中で話題となっているインターネットのサービス「Twitter(トゥイッター)」。ブログの一種で、140字以内で「つぶやく」と、自分のつぶやきを「フォロー」(登録)してくれた他のユーザーに見てもらえるという仕組み。

似たような言葉に、googlen(グーグルで検索する)がある。

8. Studium Bolognese (シュトゥーディウム ボロネーゼ)

ヨーロッパの大学の国際競争力を高めるために、1999年、29の国々がイタリアのボローニャに集まり、2010年までに統一された大学圏を作ることで合意しました。それが欧州統一教育改革、いわゆる「ボローニャ・プロセス」です。

ドイツの大学では、従来の大学修了資格である、ディプローマとマギスターに代えて、バチェラー(学士)課程とマスター課程を導入しました。

しかし11月、改革によって大学の教育・研究環境が悪化したとして、それに反対する学生たちによる大規模なデモが行われました。

9. Wachstumsbeschleunigungsgesetz (ヴァクストゥムスベシュロイニグングスゲゼッツ)

「経済成長加速法案」、金融危機後の経済成長を促進するための法案。

10. Haste mal ’ne Milliarde? (ハステ マル ネ ミリアーデ)

「100万ユーロ持ってない?」
 「Haste mal ’nen Euro 1ユーロ持ってない(=恵んでよ)?」という、道端でよく声をかけられるような台詞をもじって、金融危機により、オペルのようなトップ企業でさえ政府による救済措置にすがらざるを得ない状況を皮肉ったものです。

オーセントホテル小樽のシュトレン

ドイツのクリスマスのお菓子Stollenは、ドライフルーツやスパイスをたっぷり練りこんだイースト菓子です。ドイツでは、薄くスライスしてクリスマスまでに少しずつ食べるそうです。生地を3つに折りたたんだような形は、生まれたばかりのキリストが寝かされた飼葉桶を表しているとも言われています。
日本では「シュトーレン」と言われてますが、「シュトレン」の方が発音は近いです。

さて、今年のシュトレンは、お取り寄せスウィーツで。

オーセントホテル小樽のシュトレンです。

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ベルリンのクリスマスマルクトで買ったシュトレンと比べて、甘さもくどくなく、スパイスもマイルド、モチモチした感じ。なかなかおいしいです。厚さ1cmくらいのものを4切れ食べましたが、けっこうへビィです。腹持ちよさそう。

へビィだけど、「少しずつ」というのが無理なくらいおいしい!また来年も頼もうかしら・・・。はっきり言ってこの金額はお得ですしね!

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ついでに横浜高島屋前のツリー。

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「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ」のバウムクーヘン

9月に新宿伊勢丹にオープンしたばかりの「ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ Holländische Kakao-Stube」は、北ドイツ・ハノーファーにコンディトライ&カフェを構える、1895年創業の老舗。
ドイツ語で「オランダのカカオ(ココア)の店」を意味します。本店のHPを見てたら、(日本でも有名な)バンホーテンのココアを扱うお店としてオープンして、のちにカフェも始めたとありました。


日本への出店は今回が初めてだそうです。
店内はぬくもりある木の内装で、売り子さんはオランダの民族衣装風の制服を着ています。

メインのバウムクーヘンは、ドイツのレシピを使って日本で焼き上げたもの。ほかに焼き菓子などもおいてあり、こちらはドイツから直輸入と書いてありました。
一番小さいもの(直径約10cm・1,050円)を買いました。これは店内でカットするので、本日中にお召し上がり下さい、と言われました。


≪ 箱もオランダをイメージしたイラスト ≫

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≪ 迫力のバウム ≫

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もっと、乳脂肪分たっぷり~って感じかと思いきや、意外と甘すぎず、あっさりしたお味でした。


焼き菓子も買ったのですが、これについてはまた後日。

ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベのドイツ本店のホームページ

http://www.hollaendische-kakao-stube.de/

2009クリスマスイルミネーション(表参道・六本木)

「東京イルミネーションめぐり」をやりました。

待ち合わせ場所は表参道。表参道といえば、「とんかつまい泉」ですね。

とんかつ「まい泉」。とんかつ屋とは思えないイルミネーション。6時に行ったのですが、すでに30分待ちでした。

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今日は、奮発して「黒豚ヒレカツ膳」2,990円を注文。
このとんかつのやわらかさ、ありえませんね!
特製のりんごソースがおいしい!このソースだけでおかずになるよ!(←貧乏くさいな)
デザートは、柚子のシャーベットでした。

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なんだかもうこれだけで満ち足りた気分になってしまいましたが、本番はこれからです。


≪ 表参道のイルミネーション ≫

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≪ 表参道ヒルズ ≫

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しかし都会のお店は高いですね。「この金額でとんかつが2回食べられるよ・・・」。つい、「とんかつ換算」してしまいます。

18日に、日本初上陸の韓国コスメのブランド「スキンフード」のお店が原宿にオープン、なんてポスターを見かけました。ちょっと気になる・・・。

表参道から地下鉄で、乃木坂に移動します。目指すは六本木ヒルズの「クリスマスマルクト」です!ネグリンのお店じゃありません!(寄ったけど。)

「クリスマスマルクト」は去年に続いて2回目。

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≪ ボックヴルスト+カイザー ≫

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六本木ヒルズのイルミネーション、去年は紅葉したかのような赤と黄のグラデーションでしたが、今年は白一色です。クモの形がシルエットのように浮かび上がってますね。

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そういえば、「ラ・マシン」ってどうなったのかしら・・・。

フロッケ嬢、2歳に

ニュルンベルク動物園のシロクマ「フロッケ」、12月11日(金)に2歳の誕生日を迎えました。
この子も母親に育児放棄されて人間の手で育てられた女の子です。

当日は雨でしたが、フロッケの住む「アクアパーク」のエリアにはたくさんのファンや報道陣が訪れました。

誕生日プレゼントは、お肉の塊Fleisch-Bombeでした。(ちなみにラスピィは、凍ったお魚の塊でした。)

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≪写真はBR-ONLINEのホームページより≫

ボーイフレンドのシロクマ「ラスプーチン」とともに、フランスへ旅立つのももうすぐです・・・。

≪追記≫
ヘルタ・ベルリン、レヴェークーゼンと2対2で引き分け。

2009クリスマスイルミネーション(ラゾーナ川崎)

15節、ヘルタ・ベルリンはシャルケ04と対戦し、2対0で敗れました。
16節(12月11日)は、ホームでレーヴァークーゼンとかぁ・・・。

さて、本題。
JR川崎駅と直結した商業施設「ラゾーナ川崎」のツリー。温かみのある色合いと青白い色合いと、交互に光ります。


≪暖色バージョン≫

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≪寒色バージョン≫

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日曜日に「東京イルミネーションめぐり」をやります。何年かぶりかにやる表参道のライトアップはきれいみたいですよ。


クヌート、3歳に

12月5日、クヌートは3歳の誕生日を迎えました。クヌートの岩屋には50~100人のファンがつめかけ、お祝いしたそうです。

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<写真は、ベルリン動物園のホームページから>

氷、果物、野菜で出来たバースデーケーキ、ろうそく代わりの凍ったサバが3匹、数字の「3」をかたどったパン、プレゼントとして遊び道具用の麻袋をもらいました。

不幸な生い立ちと破壊的な可愛さで、世界を瞬殺したクヌートも、もう3歳。ミュンヘンから来たガールフレンド、ジャンナ嬢とも、今ではラブラブです。(最初はビビってたけどね・・・)
ずっとベルリンにいられることになったクヌート、来年また会いに行くから待っててね~。(←願望)


さて、ほかのシロクマのお誕生日はというと・・・。

Gianna 2006年11月28日

ニュルンベルク動物園のフロッケ2007年12月11日

ラスプーチン 2007年11月11日

スウェーデン・オルサ動物園のヴィルベア Willbaer 2007年12月10日

エヴァEwa(ヴィルベアのパートナー)2005年11月26日

デンマーク・オルボー動物園のミラクMilak 2008年12月7日

それから、クヌートのおばあちゃんリーザLisaが、11月27日に息を引き取りました・・・。
1977年11月23日生まれのLisa。新居建替えのための仮住まいのベルリンで、22年の命を終えました。ベルリンに来てから、痩せてアバラが浮いて見えたという記事を以前見ましたが、やはり慣れない土地でストレスが溜まっていたのでしょうか・・・。

Lisaの息子Lars(クヌートのパパ)は、ベルリン動物園から出て、現在はヴッパータールWuppertal動物園にいます。

WM2010年大会:ドイツはグループD組に。

ヘルタ・ベルリン、12月3日(木)にヨーロッパリーグでラトヴィアのVentspilsと対戦。一勝をあげました。1:0ですが、勝ってよかった~。

さて、2010年WM、ドイツの対戦相手が決まりましたね!

ドイツはグループD組。対戦相手は、オーストラリア、セルビア、ガーナです。

Vorrundeフォアルンデ(グループリーグ)

6月13日(日) 16:00 オーストラリア
6月18日(金) 13:30 セルビア
6月23日(水) 20:30 ガーナ

これを1位で抜けると

Achtelfinaleアハテルフィナーレ(ベストエイト)は

6月27日(日) 16:00 グループCの2位と対戦します。

ユーロ2008のときは、グダグダでグループリーグ敗退か!?という状況でしたが、なんとか抜けて準優勝まで行ったんでしたね。
今回はどうでしょうか?面子を見ると、楽に見えてきつそうなグループかなって感じはしますが・・・。
6月にドイツに行けたらいいな~。そうしたら楽しそうだ。

日本?オランダとカメルーンにやられてGL敗退じゃないですか。おそらく。

DVD『コッポラの胡蝶の夢』感想

ミルチャ・エリアーデの幻想的な小説「Youth without youth」を原案にした、コッポラ監督作品。
この作品を見ようと思ったのは、エリアーデ原作、それとブルーノ・ガンツや『ヒトラー最期の12日間』の女秘書役のアレクサンドラ・マリア・ララが出てるからでしたが、う~ん・・・。

第二次世界大戦が近づく1938年のルーマニア。70歳の老人ドミニクは、婚約者ラウラに去られてまですべてを捧げた言語の起源についての研究を完成できず、人生に絶望していた。

復活祭の日、自殺するつもりでブカレストに行った老人は、雷に打たれる。
病院に運び込まれた彼は奇跡的に助かり、その上なんと若返り、超常的な知的能力まで身につけていた。
病院のスタンチュレスク教授の論文を見てナチスも興味を持ち、ドミニクを引き渡すよう要求する。
危険を感じたドミニクはスイスに逃げる。
その間もドイツは戦争を続け、ドミニクに対する追跡は続けられていた。

1955年、ラウラに瓜二つの若い女性ヴェロニカに出会う。しかしヴェロニカは落雷に合い記憶喪失に、さらにサンスクリット語を話し、「ルピニ」と名乗ったのだった。1400年前の女性で洞窟で瞑想をしていたという彼女を連れ、東洋学の学者とともにインドへ向かうと、そこにはヴェロニカが語ったとおりの洞窟があった。
ルピニはヴェロニカの前世の姿だったのである。

惹かれあった二人はマルタ島へ行き、一緒に暮らし始める。
ヴェロニカは夜毎トランス状態の中でさまざまな古い言語を話し始めた。「言語の起源」という研究テーマが完成するのではないかと思ったドミニクだったが、ヴェロニカが老化するにつれ、それが自分のせいだと分かっているドミニクはヴェロニカに別れを切り出す。

1969年12月、ドミニクは故郷に戻る。常連だったカフェに行くと、友人たちが彼を出迎え、今は1938年だと語る。
翌朝ドミニクの死体が見つかる。その姿は101歳の老人の姿だった。

「胡蝶の夢」は、中国の荘子の説話。一人の男が一睡の夢の中で蝶になっていた。目が覚めたが、しかし実は自分は蝶で、夢の中で自分になっているのではないか・・・。
すべては1938年のドミニクが見た夢だったのか・・・ってことなんでしょうか。
ドミニクの分身が出てきたり、宗教哲学的な対話がなされたりで難しかったです。

セピアがかった映像や音楽は幻想的で美しかったです。

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