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DVD『私の頭の中の消しゴム』感想

チョン・ウソン出演のメロドラマ。永作博美が主演した日本のテレビドラマ『Pure Soul~君が僕を忘れても~』をもとにしたもの。

スジンは妻ある上司と不倫の関係にあったが、ついに破局を迎える。その夜、傷心のままさまよっていた街でチョルスと出会う。
やがて2人は再会する。チョルスは、スジンの父親が社長を勤める建築会社の現場監督だった。恋に落ちた2人は、家族の反対を乗り越え、結婚する。
甘い新婚生活に浸る2人だったが、いつの頃からかスジンの物忘れが度を越したものとなっていく。
心配になって医者に診てもらったところ、若年性アルツハイマーという思いもよらぬ診断結果を告げられるのだった。

スジンは離婚を切り出すが、チョルスは承知しなかった。
「私の頭の中に消しゴムがあるの。
もう優しくしないでいいよ、優しくされても全部忘れちゃうから」
「俺がお前の記憶になる。俺が全てを覚えているから」
そうこうするうちにも病気は進行していった。
そしてある日、手紙だけを残して彼女は姿を消した。

ある日、チョルスのもとへスジンから手紙がくる。その消印を頼りに、チョルスは彼女の入院している施設を探し出す。しかしスジンは夫のことを覚えていなかった。それでもチョルスは彼女に、今まで伝えられずにいた言葉を囁く。「愛している」と――。

チョルスの献身には頭が下がります。親の愛にも恵まれなかったチョルスにとって、スジンはたった一つの「愛」、生きている意味だったのでしょう。
チョン・ウソン、ほんといい男だよ。

スジンの病気を診断した医者が、自分の妻を同じ病気で亡くしている、というのが地味にきいている。
チョルスの顔を見ながら昔の恋人の名を呼ぶスジン。「本当に愛しているのは奴だったのか・・・。」「いや、ただ記憶に残っているだけ。本当に愛しているのが誰か、自分がよく知っているだろう?」と慰める。医者も昔、そんな思いをしたことがあったのだろうか・・・。

ヒロインを演じる、ソン・イェジンの少女のような清らかな美貌が、より涙を誘います。

でもラストの、ファンタジックなコンビニのシーンは蛇足だと思う。それのせいで、感動が半減。それにチョルスの母親のエピソードもいらなかった。

チョン・ウソン、また武侠アクション映画に出るらしいので、そっちに期待。

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