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DVD『コッポラの胡蝶の夢』感想

ミルチャ・エリアーデの幻想的な小説「Youth without youth」を原案にした、コッポラ監督作品。
この作品を見ようと思ったのは、エリアーデ原作、それとブルーノ・ガンツや『ヒトラー最期の12日間』の女秘書役のアレクサンドラ・マリア・ララが出てるからでしたが、う~ん・・・。

第二次世界大戦が近づく1938年のルーマニア。70歳の老人ドミニクは、婚約者ラウラに去られてまですべてを捧げた言語の起源についての研究を完成できず、人生に絶望していた。

復活祭の日、自殺するつもりでブカレストに行った老人は、雷に打たれる。
病院に運び込まれた彼は奇跡的に助かり、その上なんと若返り、超常的な知的能力まで身につけていた。
病院のスタンチュレスク教授の論文を見てナチスも興味を持ち、ドミニクを引き渡すよう要求する。
危険を感じたドミニクはスイスに逃げる。
その間もドイツは戦争を続け、ドミニクに対する追跡は続けられていた。

1955年、ラウラに瓜二つの若い女性ヴェロニカに出会う。しかしヴェロニカは落雷に合い記憶喪失に、さらにサンスクリット語を話し、「ルピニ」と名乗ったのだった。1400年前の女性で洞窟で瞑想をしていたという彼女を連れ、東洋学の学者とともにインドへ向かうと、そこにはヴェロニカが語ったとおりの洞窟があった。
ルピニはヴェロニカの前世の姿だったのである。

惹かれあった二人はマルタ島へ行き、一緒に暮らし始める。
ヴェロニカは夜毎トランス状態の中でさまざまな古い言語を話し始めた。「言語の起源」という研究テーマが完成するのではないかと思ったドミニクだったが、ヴェロニカが老化するにつれ、それが自分のせいだと分かっているドミニクはヴェロニカに別れを切り出す。

1969年12月、ドミニクは故郷に戻る。常連だったカフェに行くと、友人たちが彼を出迎え、今は1938年だと語る。
翌朝ドミニクの死体が見つかる。その姿は101歳の老人の姿だった。

「胡蝶の夢」は、中国の荘子の説話。一人の男が一睡の夢の中で蝶になっていた。目が覚めたが、しかし実は自分は蝶で、夢の中で自分になっているのではないか・・・。
すべては1938年のドミニクが見た夢だったのか・・・ってことなんでしょうか。
ドミニクの分身が出てきたり、宗教哲学的な対話がなされたりで難しかったです。

セピアがかった映像や音楽は幻想的で美しかったです。

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