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2010年6月

明治神宮 御苑の花菖蒲

先週友人が明治神宮の御苑の花菖蒲を見てきた、という話を聞いて、近くまで寄ったので行ってみました。

明治神宮は明治天皇と昭憲皇太后をお祀りする神社なので、鳥居にも菊の御紋が。

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鬱蒼とした参道。

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御苑の拝観料は500円。入口のところには、「清正井」を見るための整理券のために並ぶ人々がいましたが、私は菖蒲を見るだけなのですぐに入れました。

迷路のような小径を抜けると、睡蓮の咲く美しい池が現れました。菖蒲田はさらに奥です。

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花はほぼ終わっていましたが、青々とした葉が美しかったです。

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オルセー美術館展2010「ポスト印象派」感想

モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーなど名作揃いと評判も高い、オルセー美術館展(国立新美術館にて開催中)に行ってきました。

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確かに傑作揃い。教科書で見た~、というような絵がずらりと並びます。

入場するまでにちょっと並びましたが、まあ5分程度。平日の午前中だから、混雑しているとしてもそれなりかと思っていたが甘かった。
最初の方のモネ、セザンヌは、人垣が3重、ゴッホは5重、その後ろを列からあぶれた人たちが動き回って、落ち着いて鑑賞するどころではないのでした。ロートレックにいたっては、狭い展示室なのでどこに並んだらいいのか、というくらい人で溢れかえっていて、もう絵を見に来たんだか人を見に来たんだか。
音声ガイドで説明されている絵の前では人垣が動こうともしないので、遠くから覗き込むように鑑賞するのみ。ゴッホの『星降る夜』、もっと近くで見たかった・・・。
それを過ぎるとマイナーな画家になったのでわりとスイスイと進めましたね。

今回の絵の中で特に興味を引いたのは、アンリ・ルソーの「戦争」。

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ピンクと水色の空を、白い服の少女が黒い馬のようなものに乗って駆け抜ける。その下には屍が累々と横たわっている。
なんだこの晴れやかさは。白い晴れ着を着て、お祭りにでもいくような。
ポスターにも使われている「蛇使いの女」は、いかにもルソー、異国趣味の絵ね、で安心して見ていられますが、これはなんというか異質で、初めて見た絵ですが心を鷲づかみにされましたね。
ルソーはこの絵について、「それは到る所に恐怖と絶望を残し、そして涙と廃墟を後に通り過ぎてゆく」と説明を添えています。
確かに、戦争とはそういうものかもしれない。狂気のようなハイテンションが人々を駆り立てるが、「祭り」のあとに残っているのは涙と廃墟である。

一番手前の顔をこちら側に向けた人物はルソー本人をモデルにしていると言われているそうです。そういや一人だけズボンを履いていますね。

ドイツ、4-1でイングランドを下し8強へ

やりましたね~。

Deutschland nach 4:1 gegen England im Viertelfinale

ドイツ、4-1でイングランドを下し8強へ

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≪50ゴール目を喜ぶクローゼ≫

Sieg im Klassiker: Die deutsche Nationalmannschaft hat das WM-Achtelfinale in Bloemfontain gegen England mit 4:1 (2:1) gewonnen. In einer packenden und dramatischen Begegnung trafen Miroslav Klose (20.) und Lukas Podolski (32.), Matt Upson (37.) brachte die "Three Lions" noch vor der Pause wieder heran. Thomas Müller mit einem Doppelpack machte dann den Einzug in die Runde der letzten Acht perfekt. Dort treffen die Deutschen in Kapstadt auf Argentinien.

クラシック(伝統的な試合)で勝利:ドイツはブルームフォンテーンで行われた決勝第1試合で4-1(2-1)で勝った。ゾクゾクさせる劇的なゴールをミロスラフ・クローゼ(20分)、ルカス・ポドルスキ(32分)が入れ、マット・アプソン(37分)も“スリー・ライオンズ”(←イングランド代表の愛称)に休憩の前にゴールをもたらした。
その後トーマス・ミュラーの2得点が8強への道程をパーフェクトなものにした。
次はケープタウンでアルゼンチンと戦う。
(記事、写真ともDFBより)

試合前は大丈夫かなという感じでしたが、誤審もあったみたいですが、終わってみればドイツの圧勝!今回は怪我人も出なかったようだし、よかったよかった。

ハイライトを見ただけでも、イングランドの守備陣はドイツに追いついてなかったし、ミュラーの4点目とかすごくきれいに決まってました。
代表として6試合しか出てないのに、もう3点目だなんてすごすぎる!!
別の記事では、同名で往年の名選手、「爆撃機」と呼ばれたゲルト・ミュラーを引き合いに出してましたね。

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クローゼは、今得点が代表試合での50点目のゴールだそうです。そんでもってWMでは通算12点目。
次のアルゼンチン戦が記念すべき100試合目ということなので、ぜひゴールして欲しいですね。

DFBのハイライト http://tv.dfb.de/index.php?view=2285


ドイツ、決勝リーグ進出!

私ってやっぱり預言者(笑)?「ドイツが勝つ」と言ったらほんとに勝っちゃったよ!

決勝リーグ進出をかけた対ガーナ戦。
オーストラリア戦でも活躍したメスート・エジルが、鮮やかなシュートを決め、1-0で決勝リーグ進出が決定!

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≪ 写真はTagesspiegelから ≫

この試合は、ベテランのクローゼが出られなくて、平均年齢24歳という若いメンバーで臨みました。エジルも、まだ21歳の若さでこの度胸。先が楽しみですな。

グループDからは、ドイツとガーナが決勝進出。
ドイツは日曜日にイングランドとあたり、この試合に勝てばアルゼンチン対メキシコの勝者と戦うことになります。
イングランドもあまり調子がよくないみたいだけど、ルーニーも出るって言っているし、勝ち目はあるのかしら。

いや、弱気はいけませんね。結局、最後にドイツが勝ちますよ。

しかしシュバインシュタイガーが負傷したみたいで、イングランド戦に出場できるか微妙なところみたいです。

ドイツのユニフォームって白ってイメージが強いので、全身真っ黒なのはちょっと違和感が。そのうち慣れるか。

ドイツ対ガーナ戦ハイライト http://tv.dfb.de/index.php?view=2264

『白バラ』の少女時代

第2次世界大戦時代のドイツで行われた、ナチスに対する抵抗グループ「白バラ」。彼らは1942年から1943年にかけてナチスに対して抵抗を呼びかける6種類のビラを作成しました。しかしミュンヘン大学でビラを撒いているところをゲシュタポに逮捕され、ハンス・ショルほか5名がギロチンで処刑されました。
日本では、映画『白バラの祈り』などで知られていますね。

その中心メンバーは、ミュンヘンの大学生であったハンス・ショル及びその妹ゾフィー。彼らは普通の学生で、「打倒ナチス!」というよりは、兵士として前線に赴きその惨状を目の当たりにして、「こんな戦争はおかしい、やめなくちゃならない」と思い、ビラを作ってドイツ人の良心に訴えようとしたのです。

しかし素顔の彼らはダンスや音楽に夢中の普通の学生で、ゾフィーには婚約者もいました。その婚約者、フリッツ・ハルトナーゲルとの、死の直前までの6年間の往復書簡がこれ。

≪ Damit wir uns nicht verlieren: Briefwechsel 1937-1943 ≫

Damit wir uns nicht verlieren. Briefwechsel 1937-1943BookDamit wir uns nicht verlieren. Briefwechsel 1937-1943

著者:Fritz Hartnagel,Sophie Scholl
販売元:Fischer Taschenbuch Vlg.
Amazon.co.jpで詳細を確認する

16歳の少女と4歳年上の若い中尉。少女はドイツ南部のウルムの女学生。彼氏は軍人で遠い駐屯地にいるので、毎日のように手紙を書いています。でも書いていることは、「次はいつウルムに帰って来られるの?」とか学校の出来事などたわいもないこと。学校の授業は嫌いだけど、頭の回転は速く、また豊かな感受性の持ち主でした。
それから、当時の青少年はヒトラー・ユーゲント、女子はBund Deutscher Mädel (BDM) に加入することが義務付けられていましたが、ゾフィーはそのBDMでリーダーを務めるほど活動に積極的に取り組んでいました。本文にもFahrt(遠足、野外活動)に出かけた、と楽しそうに報告しています。
その後、「ナチス以外は認めない」というナチスのやり方に疑問を持ち離れていくのですが・・・。

恋人のフリッツ・ハルトナーゲル氏は、戦後ゾフィーの姉エリザベートと結婚し、2001年(84歳)まで生存していました。
生前は、この往復書簡を世に出すことを拒んでいましたが、死後に息子が編纂し出版したとのこと。
しかしよくこんなにたくさんの手紙、取っておいたな~。原書は解説を入れて496ページあります。

実はドイツ語の勉強会で読み始めたんですが、たいしたこと書いてないんだけどむずかし~。略語とか、人間関係や、何について話しているのか、背景が分からないところもあったり・・・。1回に10ページ進めばいいほう。
でも「ヒンデンブルク号(飛行船)を見にいったのよ」などという時事ネタが興味深い。当時の青少年がどんなふうに生活していたかを窺える貴重な資料だと思います。

ドイツ対セルビアは、0-1でドイツの負け

昨日はショックでそのまま寝てしまいました。


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≪ 写真はTagesspiegelから ≫

最初からカード連発の試合。そして37分、セルビアの選手を倒したクローゼに、またもイエローカードが出され、退場処分となってしまいました。
するとセルビアが、そのスキを突いて1点を入れます。

後半、セルビアがハンドを犯しドイツがPKを獲得。しかし、このポドルスキが放ったPKをGKに止められてしまい、同点に追いつく絶好のチャンスを逃してしまう。結局、最後までゴールを奪うことができず、試合はそのまま終了。

あ~、後ろから脚を入れるなんて、なんでそんな目立つファウルするの、クローゼ!
ポドルスキも運が悪い・・・。

緒戦で勝って浮かれてたら、次にボロ負けって、ユーロ2008のときと似たような展開になってきましたよ。次負けたらグルーープリーグ敗退です。
次はガーナだけど、クローゼ出られないのにどうするのかな。

グループD最終節は23日に2試合同時開催。ドイツはガーナと、セルビアはオーストラリアと対戦します。

6月17日通りStr. des 17. Juni

6月17日通りをご存知ですか?ベルリンの真ん中、ブランデンブルク門から西に延びる通りです。その途中には戦勝記念塔Siegessaeuleがあります。

6月17日。この日付はドイツにとって特別なのです。

1953年当時、ドイツ民主共和国(DDR)は深刻な経済危機に陥っていて、国民にあまりに苛酷なノルマを課しました。

 6月16日、東ベルリンのスターリン通り(今日のフランクフルター通りおよびカール・マルクス通り)で工事作業に従事していた労働者たちが、それに対してストライキを起こし、それがきっかけとなって、その翌日17日には全国規模の大規模な暴動に発展しました。どれだけの人がデモに参加したのかは不明ですが、40~150万人の間と言われています。
 これに対し、DDRはソヴィエト軍の力を借りて暴動を鎮圧しました。

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≪写真はTagesspiegelより≫

 多数の死傷者を出したこの事件は西側にも衝撃を与えました。ティーアガルテンを東西に横断する大通りを「6月17日通り」と改称し、6月17日を東西統一まで旧西ドイツでは祝日として祝っていたのです。

今日のTagesspiegelの記事は、始まりはスターリン通りではなくて、フリードリヒスハインのランヅブルガー通りLandaburger St.の病院建設現場だった、という話。
病院建設現場の700人の労働者たちがデモ行進をし、その途中のスターリン通りの労働者たちにも行進を呼びかけた、ということだそうです。

 初めてベルリンに行ったとき、この道を歩きました。ツォー駅の隣のティーアガルテン駅から、途中のジーゲスゾイレに上って、それからブランデンブルク門へ向かいました。「ここがあの歴史の舞台か!」って感動しましたね~。そこからあちこち掘り返しているウンター・デン・リンデンを進んで、アレクサンダープラッツ駅を目指しました。

正確な距離は分からないけど、新宿から銀座まで歩いたようなものかしら。足が棒になったけど、楽しかったですね。

さて、いよいよ明日はセルビア戦ですね。試合開始時間は、ドイツでは13:30なので、学校が休校になったり、企業などではその時間、仕事を中断し観戦してもいい、ってことにしたところもあるらしいですよ。

 

清正井(きよまさのいど)

またまた友人からのもらい物画像なのですが・・・・。今話題の「清正井」です。


「清正」とは、安土桃山・江戸初期の武将で、朝鮮出兵での「虎退治」の話が有名な加藤清正。かつてこの場所に加藤家の別邸があったことから、土木の神様といわれた加藤清正にちなんでこの名がついたようです。(清正が自ら掘ったと言う説もあり。)

最近はテレビなどで「パワースポット」と紹介され、連日のように長蛇の列ができているとそうです。なんでも「井戸の写真を携帯電話の待受画面にすると運気が上がる」とかで、友人も朝早く行ったけどすでに整理券が出るほどだったそうです。

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きれいですね~。
明治神宮は、杜を歩くだけでも「気」をもらえそうな感じのする場所ですよね。もうすぐ御苑の花菖蒲も、見ごろを迎えるそうですよ。

明治神宮の「清正井」紹介ページ
http://www.meijijingu.or.jp/midokoro/3.html


各国代表ビーチサンダル

日本も勝って、WMも盛り上がってきましたね。

いろんな関連商品が売り出されていますが、ブラジル生まれのビーチサンダルブランド「havaianasハワイアナス」からは、こんなアイテムが登場。

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「ナショナルチームをイメージしたデザイン、TEAMSです。
出場国19カ国のデザインを用意しています。
havaianasの故郷ブラジルは2パターン!
もちろん、日本のデザインもあります。

ストラップにはそれぞれの国旗のピンがついています。
優勝国には左足に優勝回数の☆印。右足には該当年度が入るこだわりぶりです!
サッカーファンでなくても手に入れたくなりますよね。」(公式サイトより)

公式サイトからオンラインショッピングをすることもできますよ。

私は4年前にドイツのスニーカーブランド「Möbusモーブス」のスニーカー買ったから、今回はいいか・・・。


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http://quadrophenia-web.ocnk.net/product/2026


ドイツ、4-0でオーストラリアに快勝!

さあ、WM漬けの夏が始まりました。
いや~、ドイツやってくれましたね~!!4-0ですよ!!

Deutschland mit perfektem Start
ドイツ、パーフェストなスタート

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Klose trifft wieder für Deutschland
Die deutsche Nationalelf ist mit einem souveränen 4:0-Sieg gegen Australien in die Fußball-WM gestartet und führt in Gruppe D. Ghana bezwang Serbien knapp. Slowenien feierte außerdem seinen ersten WM-Sieg.

クローゼがまたもやドイツのためにゴールを決めた。
ドイツ代表は、サッカーワールドカップ、対オーストラリア戦で卓越した4-0の勝利でスタートを切り、グループDの先頭に立っている。
ガーナはセルビアに辛勝。
スロヴェニアはその上WM初勝利を祝った。(Deutsche Welleの記事より、写真も。)

8分、ポドルスキが華麗なシュートを決め、ドイツが1点を先制しました。
そして2点目はクローゼ!26分、ヘッドでゴールに押し込みました。
3点目は期待の新星ミュラーがゴールポストぎりぎりに鮮やかに決めて(68分)、今度は交代出場のカカウが4点目(70分)を入れました!

初WM出場の若い子ちゃんばっかりでどうなることかと思いましたが、華麗なデビューを果たしましたね。
ポドルスキもクローゼも、昨季のブンデスリーガでは不調みたいでしたが、代表ではこうして期待を裏切らない働きをしてくれました!

≪試合のハイライトシーンの動画≫ http://tv.dfb.de/index.php?view=2196

次はセルビア戦ですね。ゴメス君、FWで決めてないの君だけよ!がんばれ!

セルビア戦の放送予定・・・6月18日(金) 20:10~22:30 NHK総合

映画『ブリキの太鼓』感想

近所に大きな図書館があり、予約すればビデオも見られるので、見てみました。

スマイルBEST::ブリキの太鼓 HDニューマスター版 スタンダード・エディション


映画は、オスカルの父マツェラートが死に、ダンツィヒを離れるところまでですね。街の風景、去年行ったばかりで見覚えがありました。
オスカルが叫んで街中のガラスが割れるシーン、すごかった。グロテスクな描写も原作どおり。診察室で割れた試験管から零れ落ちる胎児の標本、馬の耳から出てくる太いウナギ・・・。小人サーカスのベプラは10歳くらいの子どもが演じていましたが、ロスヴィータは「妖艶な幼女」というか年齢不詳な女の子でしたね。
オスカルとロスヴィータがベッドで抱き合っているシーンは、何とも落ち着かない気分に・・・。今なら児童虐待って言われそうな。

「成長の止まった子ども」自体、突飛な設定ですが、実はオスカルを演じたダーフィト・ベネント自身が「成長の止まった子ども」だったようです。
確かに、映画が1978年公開なので、撮影時は10~11歳のはず。でも7歳くらいにしか見えませんね。


今、彼は何をしているのかな~、と検索してみたら、まだ俳優さんとして活躍していました。

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ギョロッとした目は昔の面影があるけど、オッサンになって・・・。
最新作は、フォルカー・シュレンドルフ監督作品『Ulzhan』。詳細は分かりませんが、カザフスタンあたりの山を舞台にした作品で、ダーフィト・ベネントは「シャクミ」という名のシャーマンの役らしいです。

ギュンター・グラス著『猫と鼠』感想

『猫と鼠』Katz und Maus
ギュンター・グラス著/高本研一訳

『ブリキの太鼓』に続くグラスの小説第二作。

 冒頭、ヨアヒム=マールケの大きな喉仏が鼠のようだと、同級生たちから猫をけしかけられる。
 病弱で泳けなかったマールケだったが、座礁したポーランド海軍の掃海艇の中に潜水する話を聞いて、水泳の練習に精を出し周囲も驚くほど上達する。そして何度も潜っては蓄音機などの「宝物」を見つけてくるのだった。
 マールケは教師に将来の夢を聞かれて、「道化師になってみんなを笑わせることだ」と答える。聖母マリアを篤く信仰し、勉強もそこそこ出来て、いつも何かしらやって同級生たちから一目置かれるマールケだったが、どこか周囲と相容れないようなところがあった。
 
 卒業生の海軍大尉が講演に来るが、大尉の勲章が盗まれるという事件が起こる。誰からともなく「あれはマールケの仕業に違いない」という噂が流れ、事実そうだった。マールケは転校させられた。
 「ぼく」がマールケは久しぶりに会った時、彼は入隊していた。戦車隊員として活躍し、騎士十字勲章を受けていた。
 休暇で帰ってきたマールケは、母校での講演を希望する。しかしそれは許されなかった。マールケは、校長を待ち伏せて殴ったあと、「ぼく」が引き止めるのも聞かず、あの掃海艇の中に潜っていった。

 600ページを越す大作の『ブリキの太鼓』とは打って変わって、200ページ程度の短編ですが、戦時下ダンツィヒの青少年たちの日常が丹念に綴られています。
 「猫」と「鼠」は、それぞれナチス・ドイツとポーランドの象徴しているんでしょう。あるいは、軍国主義を押しつけようとする社会と、それに抗わずにはいられない青年、とも言えるでしょうか。大尉の勲章を盗んだのも、出来心からではなくて、戦功をひけらかすような態度が気にくわなかったからだし。

 私にとって「ギュンター・グラス」と言うと、冗舌でグロテスクというかキッチュなイメージが強いのですが、本作にはそういうところはほとんどありませんでしたね。周囲に溶け込めず、死を選んで海に漕ぎ出すというところから、『アルネの遺言』を連想しました。ちょっと切ないところもあるというか。
 掃海艇からどこかの船に潜り込んで密航しようと言ってますが、いずれにせよ、閉塞した社会や自分の将来に虚しさを感じ、逃げ出したかったのでしょう。

 『ブリキの太鼓』はグラスの人生で起こった出来事をなぞっていますが、オスカルは少年期でも3歳児の姿だったので軍隊に行ってません。その書けなかった部分を書いたのが本作。
ダンツィヒ3部作の最後『犬の年』はどんなことが書かれているのでしょうか。

あ、そうそう。本作にはオスカルも登場します。直接登場人物と絡むわけじゃないけれど。
「ぼく」たちが海水浴場に行くと、3歳くらいの男の子がブリキの太鼓を叩いていたとか、「塵払い団」と名乗る不良少年のグループが教会を襲撃したが、そのグループは3歳くらいの男の子をマスコットにしていたと、戦地に赴いた「ぼく」への手紙に書いてあったとか。
「犬の年」にも出てくるのかな。読むのが楽しみです。

WM開幕!ドイツの試合日程と代表メンバーについて

いよいよワールドカップが始まりますね!また寝不足の日が続きます。(でもみんなとはズレている(笑)。

ということで、試合日程と代表メンバーについて予習しておこうと思います。

ドイツはグループD組。対戦相手は、オーストラリア、セルビア、ガーナです。
Vorrundeフォアルンデ(グループリーグ)
6月13日(日) 16:00 オーストラリア
6月18日(金) 13:30 セルビア
6月23日(水) 20:30 ガーナ

で。代表メンバーはこう決まりました。

≪ゴールキーパーTOR(読み:トーア)≫

マヌエル・ノイアー Manuel Neuer(背番号1)
ティム・ヴィーゼ Tim Wiese(12)
ヨルグ・ブット Jörg Butt(23)

≪ ディフェンダー ABWEHR(アップヴェア)≫

デニス・アオゴ Dennis Aogo(4)
ホルガー・バドシュトゥーバー Holger Badstuber(14)
ジェローム・ボアテング Jérôme Boateng(20)
アルネ・フリードリヒ Arne Friedrich(3)
フィリップ・ラーム Philipp Lahm(16)
マルセル・ヤンセン Marcell Jansen(2)
ペール・メルテザッカー Per Mertesacker(17)
ゼルダー・タスチ Serdar Tasci(5)

≪ミッドフィールダー MITTELFELD(ミッテルフェルト)≫

サミ ケディラ Sami Khedira(6) 
トニ・クロース Toni Kroos(18)
マルコ・マリン Marko Marin(21)
メスト・エジル Mesut Özil(8)
バスティアン・シュバインシュタイガー Bastian Schweinsteiger(7)
ピョートル・トロコフスキー Piotr Trochowski(15)

≪ フォワード STURM(シュトゥルム)≫

カカウCacau(19)
マリオ・ゴメス Mario Gomez(23)
シュテファン・キースリング Stefan Kießling(9)
ミロスラフ・クローゼ Miroslav Klose(11)
ルーカス・ポドルスキ Lukas Podolski(10)
トーマス・ミュラー Thomas Müller(13)

バラックの他にもベテラン選手が軒並み故障で大会直前に離脱したため、ものすごく若返りましたね。半分くらい知らない選手ばかり。
そのために必要となるのが背番号ですよ。テレビ中継とかじゃそれで識別するしかないですからね。
バラックの13番は、トーマス・ミュラー選手が引き継いだようです。なんだか若手の中でも期待の星らしいですけど。
キャプテンはフィリップ・ラーム選手だそうです。

韓国コスメ「スキンフード」横浜店オープン

原宿にお勤めの友人からよくサンプルを分けてもらうので、すっかりおなじみになった「スキンフード」。その横浜店が6月4日(金)にオープンしました。
横浜に用事があったので、ついでに立ち寄ってみました。

場所はダイヤモンド地下街、ヨドバシカメラ(元・三越)の近く。原宿のお店よりも小さな店内には、所狭しとアイテムがおいてありました。土曜の夕方だから混雑しているかなと思ったのですが、ほどほどの入り。

店員さんに「メーク落としが欲しい」と伝えて、いろいろ紹介してもらいました。で、角質も落とすというこれに決定。


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≪ブラックシュガー クレンジング オイル(化粧落とし用オイル)、写真はHPより≫

使用してみた感想。いつも使っているオルビスのクレンジングリキッドよりユルユルのテクスチャー。レモンジュースのようないい香りがします。
今日はアロエのBBクリーム(サンプル使用)を塗っていたのですが、きれいに落ちました。小鼻の黒ずみもきれいになったような・・・?

おまけとしてオレンジ・ミントのボディソープのサンプルと、ビーンモイストマスクシートをいただきました。

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オレンジ・ミントは友人から誕生日プレゼントにもらってすでに使っていますが、フレッシュな香りでいいですよ。同じオレンジ&ミントのボディクリームも、伸びが良くって塗りやすいです。
今使っているオリジンズのボディクリームがなくなったら切り替えようかな。

フラッシュモブ

Tagesspiegelの記事に、Sバーンのハイデルベルガープラッツ駅でフラッシュモブがあり、警官が動員され約70人が逮捕された、というような記事が出ていました。

http://www.tagesspiegel.de/berlin/polizei-justiz/flashmob-randaliert-auf-s-bahnhof/1852246.html

100人を超える酔っ払いが電車を止めてしまったかららしいですが、数週間前にも同様の騒ぎがあったそうです。Sバーンで酒盛りしよう、というサイトもあるみたいですね。

Flashmobフラッシュモブというのは、「インターネット、特にEメールを介して不特定多数の人間が公共の場に突如集合し、目的を達成すると即座に解散する行為」だそうです。(ウィキペディアより)
歌ったり踊ったりするぐらいならいいけど、そんな騒ぎを起こすのは困りものですよね。

「フラッシュモブ」で検索したところ、面白い動画を見つけました。

≪ ブランデンブルク門の前でマイケルジャクソンを踊るフラッシュモブ ≫

ちなみにこの集団は、同じ日にベルリン中央駅やアレクサンダープラッツ、ポツダム広場でも踊ったようだ。


≪ ベルギーのアントワープ中央駅で「サウンドオブミュージック」を踊るフラッシュモブ ≫

ハノーファー動物園「ユーコンベイ」

ドイツの大統領の電撃辞任に関して、「日本の首相のよう」なんて言ってたら、ほんとに鳩山首相退陣しちゃったよ!過去の首相のことを念頭において言ったんだが・・・。私って預言者?

またまたシロクマのニュースを見つけました。

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5月19日、ハノーファー動物園に新しい展示スペース「ユーコン・ベイ」がオープン。カナダのユーコン河流域をイメージした22.000㎡の広い敷地には、シロクマをはじめ15種類100匹以上の動物が暮らしています。

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シロクマのアークトスArktosとナヌークNanuq。この双子さんは、ウィーン動物園からやってきました。
フロッケやシュトゥットガルト動物園で生まれたヴィルベアと同い年ですね。このほかに、オランダのレネン(Rhenen)動物園から来たスプリンターSprinterがいます。

公式ホームページ:http://www.zoo-hannover.de/

ドイツ大統領、辞任へ 

Bundespräsident Horst Köhler tritt zurück

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≪ 31. Mai 2010: Bundespräsident Horst Köhler erklärt überraschend seinen Rücktritt. ≫

2010年5月31日、ホルスト・ケーラー・ドイツ大統領は思いがけなく辞任を表明した。

http://www.tagesspiegel.de/mediacenter/fotostrecken/politik/bundespraesident-horst-koehler-tritt-zurueck/1848802.html?p1848802=2#image

よくネタ元にしているTagesspiegelのサイトへアクセスしたら、トップ記事がドイツ大統領の辞任のニュースでびっくり!

 ケーラー元大統領は5月21日にアフガンを電撃訪問。同行したラジオ局とのインタビューで「経済的利益を守るために緊急時には軍事介入も必要」と、ドイツの権益保護を主張する発言をして、批判を浴びていたそうです。

あとから、アデン湾の航路を海賊から守るといったことを念頭に置いたものであり、アフガニスタンにおけるドイツの役割について言及したわけではない、と釈明したそうですが、ドイツ国内でも反対が多いアフガン派兵、それを擁護する発言と取られても仕方がないですね。

それゆえ、5月31日、自らの発言が「誤解を招いた」として辞任する意向を示しました。
だからってそんな簡単に辞めちゃうなんて、日本の首相みたいな・・・。

 ドイツの大統領は、国家元首とはいえ政治的な実権がほとんどない象徴的存在。任期5年で選挙で選ばれます。
ケーラー氏は2009年5月に再選されたばかりなのに・・・。任期途中の辞任は戦後、初めてのこと。

 次の大統領を選ぶ選挙は6月30日。各メディアではさっそく「シュロス・ベルビュー(大統領官邸)の次の主は誰?」と予想合戦を始めています。


 去年ドイツに行ったとき、ちょうど大統領選の真っ最中で、毎日のようにこのニュースが流れていたな・・・。

◎ 昨年書いたドイツ大統領選の記事↓

http://doitsugo-mode.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/die-wahl-des-bu.html

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