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オルセー美術館展2010「ポスト印象派」感想

モネ、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ルソーなど名作揃いと評判も高い、オルセー美術館展(国立新美術館にて開催中)に行ってきました。

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確かに傑作揃い。教科書で見た~、というような絵がずらりと並びます。

入場するまでにちょっと並びましたが、まあ5分程度。平日の午前中だから、混雑しているとしてもそれなりかと思っていたが甘かった。
最初の方のモネ、セザンヌは、人垣が3重、ゴッホは5重、その後ろを列からあぶれた人たちが動き回って、落ち着いて鑑賞するどころではないのでした。ロートレックにいたっては、狭い展示室なのでどこに並んだらいいのか、というくらい人で溢れかえっていて、もう絵を見に来たんだか人を見に来たんだか。
音声ガイドで説明されている絵の前では人垣が動こうともしないので、遠くから覗き込むように鑑賞するのみ。ゴッホの『星降る夜』、もっと近くで見たかった・・・。
それを過ぎるとマイナーな画家になったのでわりとスイスイと進めましたね。

今回の絵の中で特に興味を引いたのは、アンリ・ルソーの「戦争」。

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ピンクと水色の空を、白い服の少女が黒い馬のようなものに乗って駆け抜ける。その下には屍が累々と横たわっている。
なんだこの晴れやかさは。白い晴れ着を着て、お祭りにでもいくような。
ポスターにも使われている「蛇使いの女」は、いかにもルソー、異国趣味の絵ね、で安心して見ていられますが、これはなんというか異質で、初めて見た絵ですが心を鷲づかみにされましたね。
ルソーはこの絵について、「それは到る所に恐怖と絶望を残し、そして涙と廃墟を後に通り過ぎてゆく」と説明を添えています。
確かに、戦争とはそういうものかもしれない。狂気のようなハイテンションが人々を駆り立てるが、「祭り」のあとに残っているのは涙と廃墟である。

一番手前の顔をこちら側に向けた人物はルソー本人をモデルにしていると言われているそうです。そういや一人だけズボンを履いていますね。

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文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

みんみん鳥さま、こんばんは。私もお邪魔しました。

平日でも混雑とは… 休暇を取って平日に行ってみようかとも思いましたが、こんな状況ならいつ出かけても同じですね。

「戦争」のご感想、思わず笑ってしまいました。
本当に、お祭りに行くような晴れやかさですね。
屍とのギャップがキョーレツです。

サッカー、ドイツが勝ってよかったですね!
みんみん鳥さまのブログを拝読するようになってから
ドイツの選手たちに興味を持つようになってきました。
昨日の試合は本当に面白かったです!

Annaさま、こんばんは!

ほんとに混んでてびっくり!これから夏休みに向けてもっと混むんじゃないでしょうかね。
ルソーの「戦争」、私はルソーがこんな強烈な絵を描く画家とは知りませんでした。
この絵が不気味なのは、少女はよく見ると馬にまたがっているわけではないとか、そもそも黒い生き物は馬なのかとか、屍がまるで布に綿詰めた人形のようなとか、非現実的な描き方しているからですかね。

サッカー、ドイツが躍進してくれて嬉しいです!
私の周りではドイツを話題にする人が少ないので、拙ブログで興味を持っていただけたのは嬉しいですね。
今日は日本戦ですが、私の心は日曜日の対アルゼンチン戦に向かっています。

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