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2010年7月

「ホレンディッシェ・カカオ・シュトゥーベ」のフィンニッシャーヌスクーヘン

久しぶりに、新宿伊勢丹の「ホレンディッシェ・カカオ・シュトゥーベ」に行ったら、新製品が出ていました。

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フィンニッシャーヌスクーヘンFinnischer Nußkuchen、「フィンランド風のナッツケーキ」という意味です。

表面をアーモンドスライスでコーティング、ほろほろと崩れるバターケーキは、なかにヘイゼルナッツのペーストが真一文字に入っています。生地はココアでほんのり色づけされています。

「ホレンディッシェ」の焼き菓子らしい素朴な味で、どっしりボリュームのあるケーキなので、2切れでおなかいっぱい。ちょっとずつ食べたいお菓子です。

アンドルー・ワイルフォーオリジンズ アドバンス フェイスセラム 8月20日発売!

スキンケアは、オリジンズの「アンドルー・ワイルフォーオリジンズ」のシリーズを使っています。
オリジンズの中でも一番高価なラインだけど、私の肌にはこれが一番効くからね。

先日、オリジンズのカウンターへ美容液を買いに行ったら、今度リニューアルされて8月20日に新発売、と言われました。

アンドルー・ワイルフォーオリジンズ
アドバンス フェイスセラム
30ml 税込7,980円(本体7,600円)
50ml 税込10,500円(本体10,000円)

「キノコやハーブなど、20種類以上の植物成分をたっぷり配合。3つのアプローチで、肌の不調の原因「インナー・ファイヤー(細胞レベルのわずかな炎症)」を抑え、人が生まれながらにもつ肌の健康(=美)を促進します。」(公式サイトより)

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今までのシロタモギダケ、というキノコのほかに、ヒラタケ、チャーガという新しい種類のキノコの成分が追加されたそうです。赤みを抑えるのが特徴らしい。
キノコパワーが強くなったんですね」と言ったら、スタッフさんに笑われましたが・・・。

発売記念として、この新発売の美容液のほかにもう1品以上購入すると、オリジナルポーチ付きのサンプルセットがもらえるとのこと。
さっそく予約してきました。9月に旅行に行くからちょうどよかった~。

さっそくサンプルを試してみましたが、今までのよりもテクスチャーがゆるくなりましたね。

BIG BANG BIG BOOM

ネットサーフィンをしていたら、なんだか凄い動画が紹介されていたので、ぜひとも紹介したくて。
宇宙の創生ビッグバンから生命の進化をモチーフにした作品。恐竜が生まれて滅びて、猿が人間に進化して、人間が銃を手に持ち殺し合い、そして宇宙へ旅立つという、壮大なストーリーです。しかも、町中の建造物を使って壁に絵を描いていくんだから、そのスケールの大きいことと言ったら!

BIG BANG BIG BOOM - the new wall-painted animation by BLU from blu on Vimeo.

こういうのをストップモーション・アニメと言うそうですが、どれほどの手間と時間をかけてつくられたんでしょう。感動しました。

ミハエル・ネグリン(紫のヴィンテージローズのネックレス)

連日の猛暑にもかかわらず、店頭には秋物が並び始めました。

ミハエル・ネグリンで、秋らしいシックなネックレスを見つけました。

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紫のヴィンテージローズ、その周りに、金色メタル、黄色がかったクリスタル、グリーンオパール、ピーチ色のクリスタル、ブルーのメタル、透明クリスタルのビーズが配置されています。短めに、チョーカーみたいにして着けるとすごく素敵~。
(写真だと、グリーンオパールの色が飛んじゃっているわね・・・)

シックな色のが欲しいな、と思っていたので、出会えてよかったわ~。いろんな色が入っているので、組み合わせやすそう。
それに紫のヴィンテージローズとグリーンオパールは、春頃買った、グリーンのネックレスや指輪にも入っているので、合わせられるしね。

第2種衛生管理者の試験

第2種衛生管理者の試験を受けてきました。

ほとんどが過去の問題と同じものが出題されていたので、自分ではできたと思っているのですが・・・。受かっているといいな。(問題も返さなくちゃならなかったので、どう解答したかあやふやで自己採点ができない。)

びっくりしたのは、試験の問題用紙。製本されたものが出てくると思ったら、B4のコピー用紙で、左上のところをホッチキスで止めてあるだけのものだったんです。別に体裁なんかどうでもいいんですが。

しかし、試験時間が設問30問で3時間って長すぎる。と思ったら1時間したら退室していいとのこと。
だったら、最初から1時間半くらいの設定にしておけばいいのに、と思いました。

合格したらこれで終わり、ではなくて免許申請する必要があります。建物の入口に置いているので、帰るときに各自持っていって、とのことでしたが、試験会場で配っちゃえばいいのに、と思いましたよ。
結果は8月20日にホームページで公表だそうです。
登録料が1,500円の収入印紙か・・・。お金がかかるのう。

しかし、衛生管理者って具体的に何をしたらいいのか、マニュアルとかチェックリストとかないんですね。
安全衛生労働センターのホームページにも、それらしいのはありませんでした。本当は取ってからの方が重要なのに・・・。探し方、悪いのかな~。


帰りは、高島屋の地下のジェラートショップでアイスを食べました。
むかし薔薇のアイスがあったけど、今はもうないのね。今月の旬のアイスとして「雪塩」と「ラムネ」味があったけど、もっと王道なのが食べたくて、カプチーノと苺ヨーグルトをダブルにしましたが、カプチーノがおいしかった。
どちらも、「く~っ高カロリー!」って唸っちゃうほど乳脂肪分たっぷりでなめらかでした。ああ幸せ。

EURO2012予選、ドイツの試合日程

 今度の日曜日、第2種衛生管理者の試験を受けなければなりません。なぜなら、有資格者が転勤してしまったからです。幸い、他部署に有資格者がいたことがわかったので事なきを得ましたが、総務の人間が持っていないのはどうよ、「誰かが受かるだろう」という理由で、うちの部署全員で受けることになったのでした。

 これは何の資格かというと、業種を問わず、常時50人以上を使用する事業場はおかなくちゃならない、労働者の衛生(大ざっぱに言って健康管理)にかかる事項を管理するための資格です。試験は年に2回。

しかし、50人以上の職場なんてザラだし、必ずおかなければならないような資格なら、商工会議所とか自治体とかで毎月試験とか、講習会で修了証出せばいいんじゃないだろうか。年に2回じゃ、その日に試験受けられなかったら、また半年手をこまねいていなきゃならないし、法令違反状態を解消するためにだけに資格者を雇うわけにもいかないんだしさ。

国家レベルの資格商法のような気がする。

というわけで、付け焼刃ですが勉強しなくちゃならないので、当分ブログはお休み!
行きがけの駄賃に(?)、EURO2012予選の試合日程が発表されていたので、メモしておきます。

2010年 9月3日 ベルギー戦 ブリュッセル
     9月7日 アゼルバイジャン戦 ケルン
10月8日 トルコ戦
10月12日 カザフスタン戦
2011年3月25日 カザフスタン戦
6月3日 オーストリア戦
6月7日 アゼルバイジャン戦
9月2日 オーストリア戦
10月7日 トルコ戦
10月11日 ベルギー戦

本大会は2012年6月8日、ワルシャワで開幕します。

9月3日はちょうどドイツにいるので、どこかのFanmeile(パブリックヴィーイング)にでも潜り込んでみようかしら。

そういえば、レーブ監督、ドイツ代表監督を続投することになりましたね。今度こそ、栄冠を手にして欲しいですね。

ギュンター・グラス『犬の年』感想

「犬の年」上・下
ギュンター・グラス著/中野孝次訳
(現代の世界の文学シリーズ)
新潮社 590円(←1969年当時)

「ダンツィヒ3部作」の第3作目。
歯軋り屋ワルター・マテルンとふとっちょのエドアルド・アムゼルの友情を描く。
 それと同時に、リトワニアの牝狼を祖先とする漆黒のシェパードの系譜でもある。「ぺルクーンがセンタの父となり、そしてセンタがハラスを産み、ハラスがプリンツの父となり、プリンツが歴史を作った」。

大戦前・ナチが支配した時代・戦後、と物語は三部構成。
図書館で借りた本ですぐ返さなくちゃならないから、ザザっと斜め読みですが、あらすじはこんな感じ。

第一部「一番方」。
 語り手は鉱山主で同会社社長のブラウクセル。ワルターとアムゼルの少年時代を語る。二人はナイフで血を出しあって義兄弟の契りを結んだ。
 ある日、ワルターは友情の証としてアムゼルからプレゼントされたナイフを、「他に投げるものがなかったから」と衝動のままにヴァイクセル河に投げ込んでしまう。
 ワルターの父で粉屋のアントンの黒い犬センタは、ハラスという仔犬を産む。
 父がユダヤ人であると疑われるアムゼルは案山子作りの天才で、それを見て空から鳥が怯えて消えるほどだった。ギムナジウムの学生の頃、大きな鷲の形の案山子を作ったところ、ワルターの祖母の死を始め悪いことが続いたため、アムゼルは案山子作りを止めさせられる。

第二部「愛の手紙」。
第一部の作者ブラウクセルに雇われた役者:ハリー・リーベナウが従妹のツラにあてて書く手紙という形式で綴られる。
ハリー、ツラ、そしてイェニーは、ナチの支配下で成長していく。イェニーはマテルンとアムゼルを教えた教師が拾って育てた優しい少女。それに対しハリーに愛されるツラは、悪魔のような少女だった。
 ハリーの父に引き取られたハラスは、プリンツという仔犬を産む。プリンツはヒトラーに献上され、彼の愛犬となる。
 アムゼルはハラスの絵を描く。ハラスがアムゼルに懐くのを気に入らないツラは、「ユダヤ人」と愚弄する。
 アムゼルは莫大な遺産を受け継ぎ、再び案山子を、等身大の動くSA隊員の人形を作ろうとする。材料を集めるために彼はワルターに懇願し、ワルターは彼のためにナチ党員となる。
 しかしワルターはナチ党員として活動するにつれ、それを愚弄するかのようなナチ人形を許せなくなる。彼はSAの仲間とアムゼルを襲撃し、殴り倒す。歯を全部叩き折られたアムゼルは、ハーゼルオフと名を変え、ベルリンへ向かう。
 バレエで頭角を現したイェニーは、スカウトされてベルリンに行く。
 ハリーが勤務していたカイザーハーフェン砲台で鼠が大量発生。悪臭が立ち込めるが、それは撲殺された鼠の死骸のせいではなく、白い骨の山=シュトゥットホーフ収容所から流れてくるのだった。
 総統の56回目の誕生日に、プリンツは逃げ出す。そしてイギリス軍の捕虜になっていたワルターを新しい主人に選ぶ。

第三部「マテルニアーデ」。
語り手はワルター。彼についてまわる黒い犬を、ヒトラーの愛犬にそっくりなその犬を、プルートと名付ける。
 復讐者となった彼は国中を歩き回り、あの雪の日に自分と一緒にアムゼルを襲撃した仲間を訪ねて回り、お礼参りをする。
 流浪の生活を送っていたワルターは、ある日プルートを置き去りにしてベルリンに向かう。ところが、あちこちで噂だけは聞いていた有力者:金歯男が、プルートを連れて現れる。金歯男はイェニーの酒場に彼を案内し、子供の頃に彼がヴァイクセル河に投げ込んでしまったあのナイフを差し出す。金歯男はアムゼルだったのだ。
 歯軋りしながらワルターは、再びあのナイフを運河に投げ入れる。しかしアムゼルは「すぐに見つけられる。二週間以内にはきみはまたあの昔ながらのナイフを手に持てるよ。――知ってのとおり、僕らはあれで義兄弟になったんだ。」ワルターは「ユダ公め!」と言って崩れ落ちるように倒れる。
 金歯男はワルターを自分の鉱山に連れて行く。そこでは今は、ありとあらゆる案山子をつくっていた。

友情、というより愛憎?

アムゼルのデモーニッシュな芸術的才能に魅入られながら、それゆえに憎まずにはいられないワルター。友を襲撃したことが心の傷となり、立ち直れないでいる。

義兄弟の契りを結んだワルターから襲撃を受け、それをバネにのし上がり、ついには征服するアムゼル。ワルターの気持ちを知っているがゆえに、半ば復讐のため、その手を離さない。

アムゼルは、まるで案山子を作ることでドイツを嘲笑し、復讐しているかのようだと思いました。二人の関係は、ドイツとユダヤの関係を象徴しているかのようです。

深いな~。

オスカルも登場していましたね。
第2部で、桟橋で汽船「ヘヒト」を見送る子どもたちの中にいました。「塵払い団」のマスコットの話題も出てましたね。

「旅」 2010年 07月号 特集「ヴェネツィア、古寺巡礼」

「旅」 2010年 07月号 特集「ヴェネツィア、古寺巡礼」
新潮社 定価1,200円

旅 2010年 07月号 [雑誌]

ビザンチン美術好きにはたまりません。
ヴェネツィアといえば、サン・マルコ大聖堂。華麗なファサード(建物の正面部分)は有名だけど、中がどうなっているかなんて知らなかった!思いきりビザンチンしてますね。きゃ~美しい~!これは見てみたい。

トルチェッロ島のサンタ・マリア・アッスンタ大聖堂の聖母も美しい。
ムラーノ島のサンタ・マリア・エ・ドナート大聖堂の美術も面白いです。
ヴェネツィアから足を伸ばして、ドロミテ山麓の素朴なロマネスク教会もいいです。

だいたい『旅』誌は、雑貨特集、雑貨の写真ばかりで、どこの街でも関係ないんじゃないのか、という傾向の雑誌ですが、これは教会建築特集だけあって、建物や街の写真が多くて満足。

小特集「長崎のおいしいごはんとおやつ」も、長崎といえばちゃんぽんしか知りませんでしたが、桃カステラ食べに行くぞ!と気合が入ってしまいましたよ。

『ベルリントラベルブック』感想

ベルリントラベルブック
荒巻香織著 東京地図出版
定価1,575円

ベルリントラベルブック

本屋、雑貨屋、スーパーマーケット、カフェ、カリーヴルストのお店が満載。観光の合間とかにチョコッと寄ってみたりするのって、まさにこういう場所ですよね。
スーパーってこうして見るといろいろあるのね~、とか新たな発見もあります。
本書はアート志向の若者をターゲットにしているのかな?という印象で、オシャレで行ってみたいお店ばかりです。

観光名所は一とおり見た、今度は街歩きを楽しみたいというリピーターに特にお勧めです。

現地で暮らす日本人やベルリナー達のアトリエを訪ねて、ベルリンでの「暮らし」も紹介しています。ただ、大抵の人はこの本に「旅行ガイド」を求めているんだろうから、この企画どうだろう・・・。紹介されている人もアート関係者ばかりで、違う世界の人だしね、という感じでそんなに興味もわかないし。
魅力的な街・ベルリンは住んでいる人も魅力的!みたいなコンセプトなんだろうな~、でも蛇足。

ま、それはおいといて。字が小さいのが難点ですが(←なんでサブカル系書物って字が小さいんだ?)、情報量も多いし、これ持ってベルリンに行ってきま~す!

・・・え?

誰がいつどこに行くか、ですって?

ははははは。

9月に私、ベルリンに行くから。

ハンブルク3日、ベルリン3日。今んとこ決まっているのはこれだけです。

タコにもトロフィー

「予言ダコ」ことオーバーハウゼンの水族館の「パウル」君は、8試合の勝敗を全部当てたとして、トロフィーのレプリカをもらったそうです。

ほかにも、南米のどっかの国でタコ占いのゲーム出したらあっという間に売り切れたとか、中国の水族館で、最先端の標本技術を駆使して死後は永久保存にしたいと言っているところがあるとか、新聞に出てました。

ブブゼラ・コンツェルト

今大会といえば、予言ダコとブブゼラですが、ベルリンのコンツェルトハウスのメンバーによる、ブブゼラ・コンサートの映像を見つけました。

ブラームスとラベルを吹いています。すごーい!蚊の大群のような音だけじゃなくて、こんな多彩な音が出るんですね!
こんな馬鹿馬鹿しいことを大真面目にやるのがドイツ人らしい(?)ですが、しかしなんという才能の無駄遣い(←?)!


英語字幕付きバージョン

DVD『コーラス』感想

コーラス メモリアル・エディション

世界的指揮者のピエール・モランジュは、母親の葬儀のために帰郷する。そんな彼に、古い友人のペピノが一冊の日記を手渡した。

1949年のフランス。問題児が集まる寄宿舎「池の底」へ、新しい舎監としてマチューが赴任した。子供たちの酷いイタズラに迎えられたマチューだが、体罰で規律を保とうとする校長の方針に疑問を持つ。音楽教師でもあるマチューは、子供たちの心を開くため、合唱団を結成する。
学校一の問題児ピエールは、マチューに反抗して練習をサボっていたが、その美声にマチューは驚嘆する。子どもたちは少しずつ上達していき、噂を聞いた後援者の伯爵夫人の前で歌うまでになった。

学校に札付きのワル、モンダンが入ってきた。トラブルばかり起こしていたが、ある日脱走する。そして20万フランも消えていた。
連れ戻されたモンダンは、別の学校に送られた。

夏になり、校長は陳情へ、教師たちはバカンスに出かけた。うるさい校長がいないスキに、とマチューたちがハイキングに出かけた間に学校に放火された。犯人は、盗みの濡れ衣を着せられたモンダンだった。

管理責任を問われ、マチューは学校を去る。

教師たちに大怪我を負わせるほど荒れていた子どもたちが、やがて子供たちは、歌を通じて純粋な心を取り戻していく。フランスで大ヒットしたそうです。

マチューと生徒たちの別れのシーンも感動的。子どもたちと言葉を交わすことも許されず、禁を破って会いに来る子どももいなかった。でも窓の下を通りかかったとき、お別れの言葉を書いた紙飛行機が雨あられと降ってきたのです。そして歌も。(全部拾ってあげなよ、と思ったが。)

ピエール少年を演じるジャン=バティスト・モニエ君は、実際にサン・マルク少年少女合唱団でソリストを務めるほどの、透き通るような美声の持ち主。伯爵夫人の前で歌ったラモーの「夜」は、ほんとに心洗われるようです。
声だけでなく、表情もどこか憂いを秘めた感じで。今では声変わりもして、普通のお兄さんになっちゃんたんだろうな~。

子ども時代のペピノがかわええです。孤児なんですが、土曜日に父親が迎えにきてくれると信じて門のところで待っている姿が不憫で。このみそっかすな子が、マチューのことを父親のように慕ってて、ラストシーンにはホロリとしました。

3位決定戦Kleines Finale

Deutschland verteidigt die Goldene Ananas

ドイツは3位を守る

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Und wieder Dritter: Die deutsche Mannschaft beendet die WM wie vor vier Jahren auf Platz drei. In einem turbulenten kleinen Finale besiegt die auf fünf Positionen umformierte Elf von Joachim Löw Uruguay mit 3:2.

またもや3位。ドイツは4年前のWMと同様、3位で終わった。不穏な3位決定戦で、メンバーを5人替えたドイツはウルグアイに3対2で勝利した。(記事、写真ともTagesspiegelから)


チーム内に流行っているインフルエンザの影響で、ラーム主将、ポドルスキ選手を欠いた3位決定戦。試合は雨の中行われました。レーヴ監督も39度の熱を出しながらベンチで見守ります。
ミュラーが今大会5点目のゴールを入れますが、ウルグアイに2点を入られ逆転されます。
しかしヤンセンのゴールで追いつき、そして最後にケディラがヘディングを決めて逆転勝ち。ドイツを勝利に導きました。


「die Goldene Ananas(黄金のパイナップル)」というのは口語的表現で、最後の試合とか、3位決定戦のことをさします。由来はよく分かりませんでしたが、チームにとってあまり意味のない、重要でない試合のことを言い、トロフィーがパイナップルの形をしているとかではないようです。

そうね~、決勝ならともかく3位決定戦ってワクワクしないというか、「今さら感」が漂ってて、こちらも結果だけ確認すればいいか~って気分でしたね。
でも勝ってよかった!3位と4位じゃ違うものね。
フリードリヒ選手も、代表2ゴール目を目指して果敢にヘディングしてましたね。バーに弾かれましたが・・・・。(←だからなぜDFのあなたが相手ゴール前に・・・)

は~、これでWM2010が終わりました(←まだだって)。2年後のユーロを楽しみに待ちましょう。

それにしても、タコのパウル君すごすぎ。DFBのハイライトのコメントでも「タコのパウルは正しかった」とか言っているし・・・。

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≪負けを予言されて、食べる気満々のウルグアイサポーター≫

DFBのハイライト http://tv.dfb.de/index.php?view=2345

ドイツ敗退!~恐るべしタコの予言~

やっと敗戦を冷静に受け止められるようになりました(←おおげさ)。

WM準決勝、ドイツ対スペイン戦。ハイライトしか見てませんが、今まであまり見たことのないペースで試合が展開していました。つまり、スペインのペースで。

新聞記事などによると、スペインを意識してか、ドイツは最初からガチガチで、スペインのパス回しに翻弄される一方だったようです。

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コーナーキックからのプジョルのヘディングが決まると、そこで心が折れたのでしょうか、急速にペースダウン。これまでの試合で獅子奮迅の活躍を見せているミュラーの欠場も大きく響いたようです。結局0-1でドイツが負け、スペインが初の決勝進出を果たしました。


若くて経験のないチームの、これが限界だったのかな・・・。スペイン相手に、1点だけで抑えただけでもよくやったというべきか。4年後に、いや2年後のユーロに期待です。

いや、まず3位決定戦が残っていますね。
試合終了後、ショックのあまり主将ラーム選手は「今の時点では、戦う気力もない・・・」ようなことを言ってましたが、気持ちを切りかえて頑張って欲しいです。

ところでW杯でドイツの試合結果をすべて的中させたとして、今話題の「予言ダコ」Orakel-Kraken。

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≪ 写真はTagesspiegelの記事より ≫http://www.tagesspiegel.de/sport/fussball-wm2010/paul-ist-schuld/1878388.html

ドイツ西部にあるオーバーハウゼン水族館のタコ「パウル」君は、準決勝のスペイン勝利を予想し、大当たり。怒りの収まらないドイツ国民から「スシにしてしまえ」などと水族館にメールで脅迫状が寄せられているそうです。(ドイツではタコを食べる習慣はないんですけどね。)
さらには、スペインのサパテロ首相が護衛の派遣を申し出る騒ぎに。

「予想」は、対戦チームのラベルをつけた二つの箱のうち、どちらの箱のエサを食べるか、という方法でやるのですが、「パウル」君、決勝ではスペイン、3位決定戦ではドイツの勝利を予想したそうです。

麻布の洋館 ~ 和朗フラット ~

麻布・キャンティの角を曲がって突き当たりのあたりに、レトロな洋館があります。

「和朗フラットは、東京・港区にある、木造・洋館造りのアパートです。1936年(昭和11年)前後に、賃貸の集合住宅として、全五棟が建てられました。和朗(わろう)という名称は、ここに縁ある人が、和(なご)やかに朗(ほが)らかにすごせるように、と願ってつけられたそうです。」(公式ホームページより)

通称「スペイン村」と呼ばれているそうで、白い塗り壁に褐色系の屋根瓦という、アメリカ西海岸に多いスパニッシュ・コロニアル風の建物です。設計者は上田文三郎さんという農学者で、建築のプロではなかったそうですが、アメリカに視察に行ったときによほど印象に残ったのでしょう。この和朗フラットを建てました。
そして「驚いたことに、今でも現役のアパートとして使われているのです。

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1号館・2号館。不法侵入と思われない程度に敷地内に侵入。

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窓枠がおしゃれ。

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4号館の一番端の玄関ポーチのある部屋では、「ベジタリアンカフェ・ひなぎくぎつね」という不定期開店のカフェをやっているそうです。私が行ったときはお休みでした。残念。内部も見てみたいですね。

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この日のお昼は、キャンティの特製ポークカレー(1,200円)。付け合せがキュウリ1本。なんかワイルド。

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HOUSE OF LOTUS

レトロな洋館が見たくて、HOUSE OF LOTUSに行ってきました。

HOUSE OF LOTUSは、女優の桐島かれんさんが、昔住んでいた家で開いている、不定期かつ期間限定のショップです。

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≪ 築80年という洋館≫

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≪入口には睡蓮の花が≫


中は撮影禁止でしたので写真はなし。

金色のきれいな刺繍をしたスリッパを履いてお邪魔します。

扱っているのは、アジアやアフリカから見つけてきた、美しい雑貨や家具たちです。
玄関入ってすぐの部屋にはアクセサリーを置いてあります。
奥に進むと、服や食器、食材など。
この部屋は畳の部屋でしたが、この畳のせいで洋館の中にいる感じがしませんでしたね。
一番奥の小部屋は、布製品のコーナーでした。とても気に入ったクッションがあったのですが、持って歩けないな~、と思い却下。

で、ホームページにも載っていたモロッコのティーカップと金属のソーサー、そしてモロッコのミントティーのティーバッグを購入。
去年ベルリンでミントのハーブティーを飲んでから大好きになったんですよ。

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あと深い緑の色が気に入って、グラスもいただきました。手作りなのか、ちょっと歪んだ形がかわいい。

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お庭も、アジサイが咲いていてきれいでした。

麻布十番なんて初めて行きましたが、おしゃれな場所ですね~。カフェすらも素敵。

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ハウス オブ ロータス「インド モロッコ」展は7月11日(日)まで開催中。

公式ホームページ:http://houseoflotus.jp/

「シャガール展」感想

朝日新聞の懸賞に当たって、「シャガール展」(東京藝術大学大学美術館にて10月11日まで開催中)の特別招待に行ってきました。

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「鮮やかな色彩と幻想的な作風で親しまれるシャガール(1887-1985)。旧ロシア帝国のヴィテブスク(現ベラルーシ共和国)にユダヤ人として生まれましたが、1900年代初頭に始まるロシア・アヴァンギャルドの歴史と密接な関係があったことはあまり知られていません。
本展は、ポンピドー国立芸術文化センターが誇るシャガールの代表作でシャガールの人生を追いながら、ロシア美術史にシャガールを位置づけようとするものです。シャガール自身と故国ロシア、彼の世界観、家族、想像の世界とのつながりを検証し、20世紀の巨匠シャガールへの理解を深めることを意図しています。」(公式ホームページより)


まず地下の展示室から。第1章は「ロシアのネオ・プリミティヴィスム」。
フォービズムに影響を受けていた1910年ごろの作品と、同じ頃ロシアで勃興したネオ・プリミティヴィスムの画家ナターリヤ・ゴンチャローワらの絵が並びます。
この部屋の中では、シャガールが自身の父親を描いた作品が印象深かったです。

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第2章は「形と光-ロシアの芸術家たちとキュビズム」
パリに出たシャガール、キュビズムに出会います。
ロシアのアヴァンギャルドな芸術家たちも、キュビズムやイタリアの未来派の流儀を取り入れます。

第3章「ロシアへの帰郷」
第1次大戦勃発により、ロシアに戻らざるを得なかったシャガール。しかし最愛のベラ・ローゼンフェルトと結婚し、幸せなときを過ごした。『緑色の恋人たち』など、二人を主題にした絵を幾つも描きます。
1918年、故郷ヴィテブスクに美術学校を開き、マレーヴィチらを招く。

恋人たちの絵もいいですが、『墓地』と題する絵がよかった。(←これの絵葉書なかった)
カンディンスキーの初期の頃の絵も展示されています。

(↓HPだと一番最後ですが、会場の関係でこちらが先の展示でした)

第4章「歌劇『魔笛』の舞台美術」
アメリカに亡命したシャガールは、戦後1964年、NYのメトロポリタン歌劇場からモーツァルトのオペラ『魔笛』の舞台美術を依頼される。そのときのスケッチが展示されています。
『魔笛』自体ファンタジーだし、幻想的な画風で、ファンタジーの2乗。登場人物の衣装から背景から、シャガールおなじみのモチーフが乱舞しています。背景画は全体的に寒色系なのですが、最後のフィナーレの場面だけは情熱がほとばしるような激しい赤を使っています。

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≪フィナーレの背景画のスケッチ≫

当時の舞台の写真もありましたが、でも白黒なんですよね・・・。カラーだったらな~。それと原寸大とはいかなくても、壁一面に舞台の背景がバーンとあったらもっとよかったな。

第5章「シャガール独自の世界へ」
1923年、パリに移住したシャガール。
シャガールにお馴染の、鳩、軽業師、花嫁と花婿といったモティーフは、このころから登場し始めます。
シャガールは「赤」ってイメージなかったんですが、「虹」と題する大作が展示されています。
この部屋では「イカルスの墜落」が印象に残っています。

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思ったより展示が少なかった?でも、東京芸術大学美術館自体そんなに大きなハコじゃないですものね。好きな作品ばかりでカタログ買おうか迷いましたが、重たいので止めました(笑)。


帰りがけ、東京文化会館の前あたりからスカイツリーが見えました。

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ドイツ、4強へ

もうドイツやりたい放題!優勝候補と言われるアルゼンチン相手に4点も入れちゃったよ!

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Der große Traum rückt näher: Die deutsche Nationalmannschaft steht nach einem 4:0 (1:0) gegen Argentinien im Halbfinale der Weltmeisterschaft. Für das Team von Bundestrainer Joachim Löw trafen Thomas Müller, Miroslav Klose (2) und Arne Friedrich. In der Runde der letzten Vier wartet nun Europameister Spanien, der sich mit 1:0 gegen Paraguay durchsetzte. Das Halbfinale findet am Mittwoch (ab 20.30 Uhr) in Durban statt.

(記事、写真ともDFBの記事より)

大きな夢にまた一歩近づいた。:ドイツ代表は4対0(前半1対0)でアルゼンチンに勝ち準決勝に進む。ヨアヒム・レーヴ代表監督のチームのために、トーマス・ミュラー、ミロスラフ・クローゼ(2点)、アルネ・フリードリヒが点を入れた。
準決勝戦では、(2008年の)ユーロ大会で優勝したスペインが、1対0でパラグアイを破って待っている。準決勝戦は、7日(水)20:30からダーバンで行われる。

今回は黒ユニです。メルケル首相も応援に駆けつけました。

試合開始直後、PKからトーマス・ミュラーがヘディングで先制点を入れます。
そして2点目。ミロスラフ・クローゼが、記念すべき代表100試合目で代表51点目のゴールを決めます。
3点目が、代表初ゴールのアルネ・フリードリヒ!
ちょっと、この人DFでしょ?DFがゴール前にいるなんて、どこまで上がってきているのよ!?
そしてドイツ、容赦しません。終了間際の89分に、クローゼがダメ押しの4点目!宙返りしてゴールを喜んでいました。

クロさん(←?)、やったね~。これでWMでの得点数(14点)は「爆撃機」ゲルト・ミュラー選手と並び、最高記録のロナルド(15点)に迫ります。

でも個人的には、アルネ・フリードリヒ選手の初ゴールが嬉しい!ヘルタ・ベルリンの元キャプテンで、来季は2部落ちしたヘルタからヴォルフスブルクに行っちゃうんだけど、ずっと注目してた選手なので。でも盛大に脚踏まれていたけど、大丈夫かしら・・・。

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「無敵艦隊」スペインは、ビリャって選手がすごいらしいですね。でもアルゼンチンもそうだけど、個の力に頼ったサッカーは脆いですからね。ドイツはミュラー選手が欠場しなければならないのですが、脚引きずっていたし、一回休んで決勝戦にはフレッシュな身体で出場できると思えば・・・。

そう、勝つのはドイツです。(また預言を・・・)


ハマナカ ミストリアのショール

5月末から編み始めて、やっと完成しました~。

最初細い糸なので、黒のハニーテイストと合わせて編もうとしました。
鈎針で編んだら、毒々しい芋虫のような模様になってしまったので却下。
次に棒針にしてみたら、揚羽蝶みたいでかわいくなったのですが、ハニーテイストがカジュアルな感じな糸なので、なんか合わないので解きました。

次に、2本取りはどうだろう、と試してみましたが、ヒゲ(?)の部分が密集してハワイアンのシュシュみたいになりました。それはそれで面白い感じでしたが、私が編みたいのはそんなものじゃない。

次に白っぽい糸と合わせたら、今度は春雨サラダのように・・・。

このような試行錯誤の上、太い針で一本取りでメリアス編み、という方法に行き着きました。
手芸店に糸を探しに行ったとき、ブラックオパールという似たような糸でそんなふうに編んだ作品があっったんですよね。

Mistria_001

Mistria_002


棒針は11号で、目は適当に41目。3玉分で首に巻いて腰にかかるくらいです。
幅は・・・みかんネットみたいに際限なく伸びますが、普通にしてて10cmくらいでしょうか。

黄緑と水色が散っててメルヘンな感じだな・・・。

『ベルリン終戦日記-ある女性の記録』感想

日本対パラグアイ戦、ハイライトで見ましたが、けっこういい試合してましたね。2006年ドイツ大会でのチンタラした戦いぶりが印象に残っていたので、その違いに驚きました。

さて、7月3日のドイツ対アルゼンチン戦。マラドーナもメッシもスターなのはわかるけど、アルゼンチン寄りの報道が多くて、私は面白くない!

さて、『ベルリン終戦日記-ある女性の記録』を読みました。原題はAnonima--Eine Frau in Berlin 『匿名 ベルリンの女』です。

ベルリン終戦日記―ある女性の記録

題名が示すとおり、匿名の著者によって書かれたこの日記は、まず英訳が1954年に出版され、ドイツ語版はその5年後に出版されました。しかしソ連兵による集団レイプという内容は、内容が内容だけに、激論を巻き起こしました。
その騒動に嫌気がさしたようで、著者は死ぬまで再版を許さなかったそうです。

1945年4月末。ソ連軍が首都ベルリンの間近に迫りつつあった。首都を陥落させたソ連兵たちは「略奪と凌辱は当然の権利」とばかりに乱暴狼藉を働いた。アパートに踏み込んできたロシア人たちに、次々と辱められた著者は決意する。「強い狼を連れて来て、他の狼どもが私に近づかないようにするしかない。」かくして、ジャーナリストとして外国を渡り歩いたときに覚えたロシア語で、ある将校に取り入り愛人になることに成功した。
そうこうしているうちに、ロシア人は撤退し始め、街も少しずつ復興し始めた。瓦礫を片付ける仕事を担ったのは女たちであった。

なんという胆の据わった女だろう。いや、こういうときに肝が据わるのが女なのか。

野獣のように思えたロシア人に対しても、ジャーナリストらしい冷静な目で観察し、個別の人間として見ようとしてる。また怒りの矛先をナチスのみならず、男性たちにも向けていく。
「あなた、何回やられた?」が挨拶代わりになる異常事態に、男どもはなす術もなくただ傍観していただけなのだ。

34歳の女性ジャーナリストによって書かれたこの日記は、4月21日、ヒトラーの誕生日から約2ヶ月間書き続けられました。
この期間に爆撃、市街戦、ヒトラーの自殺、連合国によるベルリン占領が行われています。
集団レイプというおぞましい事柄を描く一方で、ドイツ国民が敗戦を受け入れ、街が秩序を回復していく様子もわかり、興味深いです。

さて、本書は映画化され、日本でもDVDが発売されました。『ベルリン陥落-1945-』
内容は原作に近いそうですが、パッケージだけ見たら、バトルムービー。これじゃ戦争オタクしか見ないですよ。

追記:DVDの感想はこちら

DVD『バッド・エデュケーション』感想

ガエル・ガルシア・ベルナルの濃ゆい顔と、カトリック神学校で起こった事件というのに、公開当時から気になっていた作品。怖いもの(?)見たさで見てみました。

バッド・エデュケーション

若くして成功した映画監督エンリケのもとに、かつての同級生イグナシオが現れる。イグナシオは、16年前にエンリケが少年時代を過ごした神学校での親友で、初恋の相手でもあった。今は「アンヘル」という芸名で役者をしているという。そして自作の映画脚本『訪れ』を差し出し、もし映画化するなら役をくれと頼みに来たのだった。

(で、劇中劇に入ります。)

オカマ芸人サハラは、自分に声をかけてきた男が、初恋の相手エンリケだと知って驚く。彼が金に困っているらしいことを知ると、かつて自分にイタズラしたマノロ神父を強請ろうと思いつく。
寄宿学校の教師であるマノロ神父は、天使のような容姿と歌声のイグナシオに夢中だった。そのため2人の仲を裂き、イグナシオが友を助けるために身を差し出したにもかかわらず、エンリケを退学処分にしてしまったのだ。

脚本を読み終えたエンリケは、すぐイグナシオに映画化を約束した。だがエンリケは、目の前のイグナシオがかつての親友と同一人物だとは思えず、イグナシオの故郷を訪ね、彼がすでに死んでいること、あのイグナシオと名乗る男が彼の弟フアンだということを知る。
数日後、フアンが『訪れ』の主役サハラ役のオーディションを受けさせてくれと現われる。エンリケはその申し出を受け入れ、同時に彼を愛人にする。

『訪れ』の撮影のクランクアップの日。エンリケは、ベレングエルと名乗る男の訪問を受ける。彼こそはかつてのマノロ神父だった。そして驚くべき話を聞く。
イグナシオは『訪れ』の脚本をベレングエルに送り、彼を強請ろうとしていた。イグナシオに会いに行ったベレングエルは、彼の変貌振りに驚く。そして今度は弟フアンに恋してしまい、フアンの言うなりに、イグナシオを薬物死させたのだっだ。

すべてを知ったエンリケはフアンを追い出す。フアンは、イグナシオからエンリケに宛てた最後の手紙を差し出した。エンリケはイグナシオの変わらぬ愛を知る。

男同士の性行為のシーンがあって、見るのにちょっとキツイところもありましたが、寄り添ったりするだけの『バンジージャンプする』の方がなぜか抵抗感がありましたね。やっぱり似たような人種の人だと生々しいから?
しかしフアンは、エンリケのこと「ホモ」と罵っておきながらヤっちゃったり、ベレングエルの愛人になったり、どっちなんだ?フアンを演じるガエル・ガルシア・ベルナルは妖しいまでの美貌で、女装も違和感ないほどですが、服がダサかった。

そもそもフアンは、何のためにエンリケの前に現れたのだろう。兄が愛して、手に入れられなかった男を手に入れるため?・・・という感じでもないんだよな。
兄の脚本を利用して映画に出て有名になる、いわば兄の死を踏み台にのし上がるためだけにあんな真似をしたようにしか思えない。
ホモでもないのにベレングエルの気を引いたのも、兄を殺させるためだったんだろうし。血も涙もない男だ。

あの天使のようなイグナシオがあんな姿になっちゃったのは、やっぱり少年期のことがトラウマとして残ってしまったからか。この映画はペドロ・アルモドバル監督の半自伝的作品だそうですが、カトリック学校での性的虐待って珍しいことではなかったんでしょうかね。
しかしマノロ神父、強請られている最中にフアンに一目惚れって節操ないな。

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