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DVD『バッド・エデュケーション』感想

ガエル・ガルシア・ベルナルの濃ゆい顔と、カトリック神学校で起こった事件というのに、公開当時から気になっていた作品。怖いもの(?)見たさで見てみました。

バッド・エデュケーション

若くして成功した映画監督エンリケのもとに、かつての同級生イグナシオが現れる。イグナシオは、16年前にエンリケが少年時代を過ごした神学校での親友で、初恋の相手でもあった。今は「アンヘル」という芸名で役者をしているという。そして自作の映画脚本『訪れ』を差し出し、もし映画化するなら役をくれと頼みに来たのだった。

(で、劇中劇に入ります。)

オカマ芸人サハラは、自分に声をかけてきた男が、初恋の相手エンリケだと知って驚く。彼が金に困っているらしいことを知ると、かつて自分にイタズラしたマノロ神父を強請ろうと思いつく。
寄宿学校の教師であるマノロ神父は、天使のような容姿と歌声のイグナシオに夢中だった。そのため2人の仲を裂き、イグナシオが友を助けるために身を差し出したにもかかわらず、エンリケを退学処分にしてしまったのだ。

脚本を読み終えたエンリケは、すぐイグナシオに映画化を約束した。だがエンリケは、目の前のイグナシオがかつての親友と同一人物だとは思えず、イグナシオの故郷を訪ね、彼がすでに死んでいること、あのイグナシオと名乗る男が彼の弟フアンだということを知る。
数日後、フアンが『訪れ』の主役サハラ役のオーディションを受けさせてくれと現われる。エンリケはその申し出を受け入れ、同時に彼を愛人にする。

『訪れ』の撮影のクランクアップの日。エンリケは、ベレングエルと名乗る男の訪問を受ける。彼こそはかつてのマノロ神父だった。そして驚くべき話を聞く。
イグナシオは『訪れ』の脚本をベレングエルに送り、彼を強請ろうとしていた。イグナシオに会いに行ったベレングエルは、彼の変貌振りに驚く。そして今度は弟フアンに恋してしまい、フアンの言うなりに、イグナシオを薬物死させたのだっだ。

すべてを知ったエンリケはフアンを追い出す。フアンは、イグナシオからエンリケに宛てた最後の手紙を差し出した。エンリケはイグナシオの変わらぬ愛を知る。

男同士の性行為のシーンがあって、見るのにちょっとキツイところもありましたが、寄り添ったりするだけの『バンジージャンプする』の方がなぜか抵抗感がありましたね。やっぱり似たような人種の人だと生々しいから?
しかしフアンは、エンリケのこと「ホモ」と罵っておきながらヤっちゃったり、ベレングエルの愛人になったり、どっちなんだ?フアンを演じるガエル・ガルシア・ベルナルは妖しいまでの美貌で、女装も違和感ないほどですが、服がダサかった。

そもそもフアンは、何のためにエンリケの前に現れたのだろう。兄が愛して、手に入れられなかった男を手に入れるため?・・・という感じでもないんだよな。
兄の脚本を利用して映画に出て有名になる、いわば兄の死を踏み台にのし上がるためだけにあんな真似をしたようにしか思えない。
ホモでもないのにベレングエルの気を引いたのも、兄を殺させるためだったんだろうし。血も涙もない男だ。

あの天使のようなイグナシオがあんな姿になっちゃったのは、やっぱり少年期のことがトラウマとして残ってしまったからか。この映画はペドロ・アルモドバル監督の半自伝的作品だそうですが、カトリック学校での性的虐待って珍しいことではなかったんでしょうかね。
しかしマノロ神父、強請られている最中にフアンに一目惚れって節操ないな。

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