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DVD『ブロークバック・マウンテン』感想

友人が面白かったよ、と言っていたので見てみました。

【送料無料選択可!】ブロークバック・マウンテン プレミアム・エディション / 洋画


1963年の夏。ワイオミング州のブロークバック・マウンテンで、イニスとジャックは組んで羊番の仕事を始める。ある晩、酔った勢いで二人は身体を重ねる。
山を降りて、二人は互いに結婚して子供をもうけても、秘かに逢瀬を続けた。
20年近くもそんな関係を続けていたが、離婚し娘の養育費の支払いに追われるイニスは「忙しくてそんなに休むわけにはいかない」と言ってしまう。そのことでジャックと口論になる。
ある日、ジャックの死の知らせが届く。事故、ということだったが、イニスはホモだとばれてリンチにあったのではないかと疑う。「遺灰をブロークバック山へ」と遺言していたことを知ったイニスは、ジャックの実家へ向かう。
実家のジャックの部屋には、イニスがブロークバック山でなくしたはずのシャツが大切にしまいこまれていた。


ひと夏の出来事がすべてを変えてしまった。妻も子も愛している、でも本当に愛しているのは彼1人だけ。


今より保守的な時代で、当時は同性愛者なんて犯罪者と同じくらい汚らわしい存在とみなされていた。二人の関係を知ったイニスの妻の苦悩や、実家を訪ねたイニスを見るジャックの両親の表情からもそれは見て取れます。
ジャックはそういう自分を受け入れていたけど、イニスは子どものときに父親から、殺された同性愛者(おそらく父親が手を下した)の死体を見せられていたので、この秘密を知られたら身の破滅、と恐れおののいていた。
でも、だからこそ、思いがけず関係を持ってしまい、「あんなのは1度きりだ」と言いながら、それでもイニスがためらいながらジャックのもとに歩み寄るシーンは、強い印象を残します。


男同士の、美しすぎる純愛。原作者が女性ときいて、なんか納得しました。ある意味BL(ボーイズラブ小説)だよな~。
しかし映画は、美しかったです。
ブロークバック・マウンテンの雄大な自然、広大で荒涼とした大地に似合うセンチメンタルな音楽、無骨で男らしいイニス、ロマンチックな眼差しのジャック。抑制されていながら、登場人物の心情が溢れ出てくるような映像。
あちこちの映画祭で賞を総なめというのも、むベなるかな、という感じです。

話は変わりますが、11日(水)にドイツ対デンマークの親善試合があるようですね。誰が出るのかな~。

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