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DVD『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』感想

LAの元刑事がジョシュ・ハートネット、キリストの再来のような男が木村拓哉、香港マフィアがイ・ビョンホン。しかし日米韓のスター対決を期待して見ると、痛い目(笑)にあいます。

アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン 通常版 [DVD]


人体を生きたまま切断してオブジェにするという事件を追ううちに、犯人と同化してしまい、精神を病んだ末、警察を辞め探偵のようなことをしているクライン。彼の元へ、アジアで消息不明となった息子・シタオを捜してくれという依頼が入る。手がかりを求めてフィリピンに行くが、3人の男たちに襲われて死んだと聞かされる。しかし、香港にいるのではないかという情報が入り、クラインは香港へ向かう。

香港警察のメン・ジー刑事の協力を受けながら、シタオを探し続けるクライン。何故かあの事件の犯人のことがフラッシュバックのように記憶によみがえり、精神的に追い詰められていく。

シタオは、何故か相手の痛みを身代わりになって引き受けるという不思議な力を持っていた。自分も相当のダメージを受けるのにもかかわらず、彼のもとに押し寄せる人々の傷を癒し続けている。

香港マフィアのス・ドンポの愛人リリを、部下が人質にして逃走する。部下は流れ弾に当たり死ぬが、たまたまそこに居合わせたシタオは、リリを家に連れて行き、クスリの禁断症状に苦しむ彼女を介抱する。
必死でリリを探すドンポ。シタオの不思議な能力を知ったリリは彼の力になろうとするが、嫉妬のあまり逆上したドンポは、銃弾をシタオに打ち込む。銃弾を何発も浴びながらも死なないシタオに言いようのない恐れを抱いたドンポは、シタオを板に磔にする。

サスペンスというより、猟奇ホラー映画でした。
“人体オブジェ”もグロテスクで気持ち悪いし、シタオ=キムタクは常に血まみれで呻いてばかりだし。
イ=ビョンホンも、趣味の悪いシャツ着てるし、部下の制裁をするのに、ビニール袋に入れてトンカチで殴るとか、ちっともクールじゃないし・・・。
冷酷非情な役を演じていても、なんかイロモノ臭がするのはなぜか。
『グッド・バッド・ウィアード』と同時期に撮影していたので、中国ロケ地と香港を往復していたそうです。


監督、『青いパパイアの香り』のトラン・アン・ユンなんですよね。え~、全然イメージが違う。いったい何をやりたかったのか。

この「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン(私は雨とともに来る)」という映画で、雨が降っていたのは1度だけ。
フィリピンで襲われ山奥に捨てられたシタオが、甦ったシーン。(キムタクの顔をウジが這いまわってて気持ち悪かったですよ。)
「I(私)」とは、キリストのことか。
そのときから他人を癒す能力を持つようになったシタオですが、「なぜ」自分を傷つけてまで、他人の痛みを引き受けようとするのかがわからなかった。キリストが他人の痛みを引き受けるなんて話、聖書にはないし。

「インファナル・アフェア」で若き日のヤンを演じたショーン・ユーが、香港警察の刑事役で出ていましたね。

公式サイト:http://icome.gaga.ne.jp/main.html


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コメント

ご心配いただき、ありがとうございます。
(「短時間なら大丈夫」と勝手に解釈しております。家族には内緒(笑)

この作品は「パス」をお願いしようと思っておりました。
ビョンホンさんも演技しながら、とても辛かったみたいです。
完成したものを監督と観終わって、ジョシュさんもビョンホンさんも、しばし無言・・・。(笑)
私も、観たことを後悔しました。
(『誰にでも秘密がある』などは、カット次第で少しはスマートになる?作品だと思いましたけど、これはいけません。)

お口直しに『HUMAN』や『BRAVE』をお薦めしておきます。

ジョシュさんが、ビョンホンさんの『甘い人生』の演技をベタ褒め。「人柄もすばらしくて、彼と友達になれたことが収穫だった」と言ってくださったのが、なによりでした。

Karinさま、こんばんは。

目、ご無理なさらないでくださいね。

『アイ カム ウィズ ザ レイン』、予告ではそんな猟奇シーンなかったから、よさそうだと思って観たのですが、ちょっと後悔しました。

なぜ猟奇殺人鬼じゃなきゃならなかったのか、シタオが何のために人々を癒し続けるのか、ジョシュ、ビョンホン、キムタクという配役じゃなきゃならなかったのかがわからなくて。
本人たちも、役に没頭しきれていないというか、上滑りな印象を受けるし。

このところアクション映画が続くビョンホンさんですが、「HAPPY TOGETHER」とかみたいな、明るいドラマがまた観たいですね。

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