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DVD『母なる証明』感想

今年の年末年始は、寝正月ならぬ「編み正月」。編み棒を動かしながら、韓国映画でもまったり見ようと思います。(←年末くらい掃除しろよ。)

母なる証明 スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]


知的障害のあるトジュンは、漢方店に勤める母と寄り添うように生きてきた。
ある日、友人ジンテと道端でダベっていたところ、ベンツが当て逃げしていった。軽症だったトジュンは、ジンテとともにそのベンツを追い、ゴルフ場に向かい、車の持ち主を探し出し暴行を加える。警察に連行されるが、拾ったゴルフボールに名前を書いて遊んでいたりして、事の重大さが分かっていない。

トジュンはジンテに会いに飲み屋に行くが、いくら待っても来なかった。その帰り道、自分の前を歩いている女子学生に声をかけるが、彼女は廃屋に隠れてしまった。

翌朝、その女子学生が遺体で発見される。現場に落ちていたゴルフボールから、トジュンが犯人として逮捕された。
警察も、弁護士もろくに調べてくれない。息子の無実を信じる母は、事件の手がかりを探して奔走する。

ジンテの協力を得て調べたところ、女子学生は生活の糧を得るため援助交際をしていて、携帯に男たちの写真を撮っていたことが分かった。その中から、トジュンが事件当日に見かけたという老人を訪ねるが、老人の口から思いもかけないことを聞かされて・・・。

女子学生に裏の顔があって・・・というのは予想できたんですが、事件の真相は予想だにしなかったです。


知的障害があり、それゆえに純粋無垢な青年、「小鹿のような目」をしたトジュン=ウォンビン。
この俳優さん、名前は知っているけど普段はどんな顔だか知らなかったので、映画を見た後でネットで検索してみたら、キラッキラのアイドル顔でそのギャップに驚き。この映画では浮浪児のような、弛緩した顔の青年だものね・・・。
でもその弛緩した顔も、物語が進むごとに変わってくるのですよ。
事件前は、母の乳房を触りながら寝るほど密着した関係だったのが、
事件のことを思い出そうとする過程で、母が5歳の頃、自分に農薬を飲ませて心中を仕掛けたことを思い出す。
釈放後は母に背を向けて寝るようになるなど、微妙に溝が出来てくる。
自分のやったこと、母のやったことを分かっているのかいないのか。ラスト、母を見送るその表情から読めなくて・・・。もはや「純粋無垢」とは言い難い、その眼差しが印象に残りました。

「韓国の母」と呼ばれる国民的女優キム・ヘジャ。

冒頭、物哀しいラテン音楽に合わせて、草原で母が踊るシーン。なぜそんな絶望したような顔で・・・?
それが明かされたあとの、ラスト、「悪い思い出や心のしこりを消してしまうツボ」に自ら鍼を打ち、人々の踊りの輪に加わっていくシーン。ここはシルエットになって表情とか分からないのですが、「母」というものの業の深さが伝わってきました。

公式ホームページ:http://www.bitters.co.jp/hahanaru/top.html

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