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ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2010

Gesellschaft für deutsche Sprache(ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。
 2009年Abwrackpramie(廃車助成金)に続き、“Wutbürger”が2010年の流行語大賞に選ばれました。
順位は以下の通り。(言葉の背景など、調べて分かるところは載せました。上手く訳せてないのですが・・・。ドイツ語力がないのが恨めしい。)


1.Wutbürger(読み:ヴートビュルガー)

Wutは「激怒」、Bürgerは「市民」。Spiegel誌にDirk Kurbjuweit氏が書いたエッセイの中に出てきた造語から。
「Wutbürgerは、ティロ・ザラツィンの責任を問い、シュトゥットガルト21計画に対してデモを行なう。」等。
「怒れる市民」「物言う市民」って感じ?

2.Stuttgart 21(シュトゥットガルト21)

ドイツの大都市の一つ、シュトゥットガルトのの都市開発計画のこと。
シュトゥットガルト中央駅の改築に対して、「この駅をそのまま残すべきだ」という市民が工事の中止を訴えて大きな問題に。


3.Sarrazin-Gen(ザラツィン‐ゲン)

ドイツ連邦銀行(中央銀行、Bundesbank)のティロ・ザラツィン(Thilo Sarrazin)理事が、自著「Deutschland schafft sich ab(ドイツが潰れる)」の中で、「すべてのユダヤ人はある特定の遺伝子(Gen)」を持っているなど、人種差別的な発言をしたとして、理事を解任されました。

私が9月にベルリンに行ったとき、ちょうどその騒ぎが起きていて、テレビでこの人の顔を見ない日はなかったし、本屋でも「ザラツィンの本ある?」と店員に聞いている人を見かけました。

4.Cyberkrieg(サイバークリーク)

サイバー戦争。Kriegは「戦争」のこと。

5.Wikileaks(ウィキリークス)

日本でも話題となった「ウィキリークス」。

6.schottern(ショッテルン)

核物質移送に対する市民の抗議運動。移送を妨害するために、レールの上に占拠したりしました。
Schotterは「砕石」のこと。

7.Aschewolke(アッシェヴォルケ)

Ascheは「灰」、Wolkeは「雲」。
4月に噴火したアイルランドの火山灰の影響で、ヨーロッパの空の便が麻痺状態に。

8.Vuvuzela(ヴヴゼラ)

ご存知ヴヴゼラ!WMですっかり有名になりましたね。

9.Femitainment(フェミテイメント)

フェミニストのアリツェ・シュバルツァーと連邦家族相クリスティナ・シュレーダーとの間に起こった論争から。

10.unter den Eurorettungsschirm schlüpfen
(ウンター デン オイロレットゥングスシルム シュリュプフェン)

直訳すれば「ユーロの救済傘の下に滑り込む」。経済的な救済支援策が現在アイルランドで発動中。

Gesellschaft für deutsche Spracheの記事:
http://www.gfds.de/presse/pressemitteilungen/171209-wort-des-jahres-2010/

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