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DVD『人生に乾杯!』感想

老人が元気なハンガリー映画。

人生に乾杯! [DVD]


1950年代後半、ハンガリー。共産党の軍の運転手エミルは、摘発のために伯爵家に乗り込む。すると天井から、身を潜めていた令嬢ヘディが落ちてくる。エミルはヘディを匿い、2人は恋に落ちる。

それから50年後、2人は年金で細々と生活していたが、思い出のイヤリングも家賃のカタとして取られてしまう。
高齢者に冷たい世の中へ怒りを感じたエミルは、トカレフ片手に郵便局、続いてガソリンスタンドを襲う。

事件を追うのは、女刑事アギとその恋人アンドル。アンドルの浮気のために別れたが、アギのお腹にはアンドルの子がいた。しかしそれを恋人には黙っていた。

ヘディは警察の捜査に協力し、エミルが電話で指示した場所に、警察とともに向かう。しかし夫の姿を見て、ヘディは一緒に逃げる決心をする。2人は紳士的な強盗を繰り返しながら愛車(旧ソ連製のチャイカ)で警察の手をかいくぐっていく。
81歳と70歳の強盗に、同じく社会に不満を持っていた高齢者たちは拍手喝采、町には模倣犯まで登場した。

2人は、エミルのかつての友人で、キューバからの移住者であるホアンの家に身を潜めるが、警察に居場所を知られてしまう。そこで、バスで家の塀を破って強行突破しようとして、アギを轢いてしまう。エミルたちはとっさにアギを車に乗せる。

一行が向かったのは、夫妻の息子アティラが眠るキャンプ場。30年前、自転車旅行の最中にこの付近で軍用トラックにはねられたのだ。
看護婦の資格を持つヘディは、アギが身篭っていることを知り、「その子を大事にして」と優しく看病する。

しかし捕まるのは時間の問題。「海が見たかったわ」「最後までやり遂げないと」という言葉を残し、森の中でアギを解放する。
森を抜けたアギが見たのは、道路を封鎖している警察めがけて突っ込んでいくチャイカだった・・・。

「こんな結末って・・・!」って思わず涙がこぼれましたが、その後あっと驚くどんでん返しが!

逃走中の二人はまるでハネムーンのよう。ピンクのスーツを試着するヘディに「神に誓って、誰よりもきれいだ」と言ったり、ホテルで贅沢に過ごしたり。
労わり合う二人の姿を見て、アギも恋人を許す気持ちになります。

原題はロシア語で「おしまい」なのだそうです。老い先短いから「おしまい」なのか、犯罪を犯してしまい後がないから「おしまい」なのか。深いですね~。

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