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DVD『バーダー・マインホフ― 理想の果てに―』感想

「ドイツ赤軍」というものがあったことをこの映画で初めて知りました。映画自体は、彼らに肩入れすることなく淡々と描かれていましたね。

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1967年6月、ドイツ・西ベルリンで起こったイラン国王夫妻の訪問に抗議するデモ隊と警察隊の衝突で、1人の学生が射殺される。左翼系ジャーナリストのウルリケ・マインホフはその事件をきっかけに、学生運動に興味を抱く。
68年4月、自称ジャーナリストのアンドレアス・バーダーと学生グドルン・エンスリンがベトナム反戦を掲げデパートに放火、逮捕される。
69年6月、バーダーとエンスリンは控訴審判決まで釈放され、弁護士ホルスト・マーラーの手引きでイタリアに身を隠す。
70年4月、バーダーは密かにベルリンに戻り逮捕される。マインホフは武装グループを手引きし、取材として面会したバーダーを脱走させる。こうしてマインホフは活動家としての道を歩み出す。
5月、メディアから“バーダー・マインホフ”グループと呼ばれていた彼らは、正式にドイツ赤軍(RAF)を立ち上げる。ドイツ赤軍はヨルダンで戦闘訓練を受け、銀行強盗、駐留アメリカ軍や右派出版社への攻撃などの爆破事件を引き起こす。ドイツ連邦警察のホルスト・ヘロルドはグループを追跡し、72年6月にリーダー格3人と多数のメンバーを逮捕する。
彼らの釈放を要求し、RAFのシンパらがストックホルムのドイツ大使館を襲撃するなどさらなるテロ活動を行うが、その活動は民間人を巻き込み残虐なものになっていく。
76年5月、独房での孤独に耐えかね、マインホフが獄中自殺する。
77年9月、ドイツ赤軍は実業家シュライヤーを誘拐し、10月にはパレスチナ解放戦線と共にルフトハンザ機をハイジャックする。
しかしハイジャックの失敗を聞き、バーダーたちは獄中で自殺をする。シュライヤーはフランスで遺体で発見された。

「反帝国主義」を掲げた彼らが、「暴力には暴力を」とテロ活動にのめりこみ、挙句獄中で最期を遂げる・・・。
「理想の果てに」というサブタイトルが意味深い。
日本でも浅間山荘事件を描いた映画が公開されましたが、やはり記憶を風化させないために描かれた映画なのでしょう。

内容は重いが、役者が豪華。
バーダーにモーリッツ・ブライプトロイ、マインホフにマルティナ・ゲデック。70年代のモードに身を包んだグドルン役は、『アイガー北壁』でヒロインで野暮ったいルイーゼを演じたヨハンナ・ヴォカレクでした。
その他、警察のトップ、ヘロルドにブルーノ・ガンツとか、RAFのメンバーにマリア・アレクサンドラ・ララとかハンナー・ヘルツシュプルング(『4分間のピアニスト』)とかがチョイ役で出ていました。

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