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2011年2月

韓国ドラマ『魔王』第13,14話感想

第13話『僕の名前はスンハです』

ソン記者は一命を取り留めるが意識不明の重体に陥っていた。

事故を起こしたファン・デピルの通話記録から、事故現場周辺の公衆電話から頻繁に彼あてに電話がかかっていたという事実が判明する。オスは何者かが彼を誘導していたのではないかと疑うが、ファンは「ただの悪戯電話」とその考えを否定する。
後で分かったことだが、ファンは以前、ソン記者の記事のために人生をメチャクチャにされていた。

スンハの姉・スンヒの元へソン記者からUSBが届く。
再生すると、ソン記者と老人の会話が入っていた。死んだのはテソンだ、という少年に「お前がテソンじゃないか」と聞いたら、「私の名前はスンハだ」と言った――。それを聞いて泣くスンヒ。

オスはヘインに会い、ソン記者に届けられていたカードを透視してもらい、何者かがUSBメモリーを宅配していたという証言を得る。 

スンギはヒスの妻・ナヒに対してソクジンとの関係をバラすと脅す。

ソン記者が誰かに「チョン・テソンは既に死んだんだから」という夢を見たと、ヘインはオスに伝える。

スンハはヘインの母に夕食に招かれる。しかしチャプチェを食べた際に、昔を思い出し、思わず席を立つ。ヘインが後を追うと、スンハは壁にもたれて泣いていた・・・。

母は給料日にはいつも、兄の好物のチャプチェを。それを奪い合って食べる、貧しいながらも仲のいい家族。
思い出の中のテソンが楽しそうなほど、今の状況が辛くてやりきれないですね。


第14話『今までの規則をすべて捨てろ』

チャ事務長は、雑貨店の老人に会うために出向くが、老人は倒れて入院して口を聞ける状態ではなかった。

オスはスンヒの病室を訪ねて、USBメモリーのことを尋ねる。しかしスンヒの差し出したUSBには、音楽しか入っていなかった。

オスが帰った後、スンヒはUSBの中味を聞いたことをスンハに告げ、それでも誰にも話さないことを約束する。

ヘインはオスからUSBを渡されて透視し、老人の姿を見る。

オスは、ファンの自宅に張り込んでいたが、彼が外出したのを見計らって不法に侵入して・・・。


スンヒ、目が見えないとは言え弟ではないことくらい気づかなかったのか、と思っていましたがやっぱり気づいていたんですね。

韓国ドラマ『魔王』第11,12話感想

続きが気になって、もうどうにも止まらなくなりました。

ところでチュ・ジフンって、左右で目の形が違うんですね。思わずジーっと見ちゃったよ。


第11話『人は時にその美点によって不幸に見舞われる』

事故を記憶していた老人は、死んだ少年の名前は「テソン」で、一緒にいた少年が「スンハ」という名前だったと語った。

オ・スンハは、二人の少年が写った写真を写真を見つめながら、「スンハ・・・」と語りかける。

ジュンピョ記者は、家の前で待っていたオスに、今回の一連の殺人事件と12年前の事件の関連性をほのめかす。

オスは、12年前の事件を改めて思い起こしていた。
あのとき、脅かすだけのつもりだったので刺すふりをしただけだった。ところがバランスを崩しテフンと共に倒れた拍子に、誤ってナイフがテフンの胸に刺さってしまったのだ。
警察に行くつもりだったが、体面を気にする父親に止められ、絶望のあまり橋から飛び降りようとさえしたが出来なかった。
「ごめん、テフン・・・」オスは今はもういない少年に謝り続けた。

テフンと弟テソンが母への贈り物にオルゴールを買おうと相談している。
レコード店から「Over the rainbow」の歌が流れているのを聞いて、テフンは一番好きな歌だと言う。
病院で、兄の亡骸に直面するテソン。
オスの無罪が確定した日、母はヤケ酒を飲んで道路に飛び出し、テソンの目の前でトラックに…。
遺灰を木の根元に泣きながら撒くテソン。

スンハ=テソンは、テフンが殺された場所で兄を思い出しながら復讐の決意を新たにする。

スンハはオスを呼び出すが、酒に溺れて苦しむ姿に、ふと心が揺れる。

スンハあてに黄色い封筒に入ったタロットカードが届く。

ジュンピョ記者はテフンの写真を探すために卒業した高校を訪ねるが、何故か一枚も存在していなかった。

スンハは図書館に行きヘインを食事に誘う。ヘインのおすすめの店で一緒に食事を取るが、「もう2度と一緒に食事をしない」と言って去る。

オスはスンギを呼び出して宅配の中身について聞くが、スンギは「写真には男と女が写っていただけ」とはぐらかして店を出ていく。
店の前でスンギとすれ違ったヘインがその後をつけて行くと、ヨンチョルと会っていた。そのことと、スンギがヘインの映像の中の男だということを、ヘインはオスに伝える。

オスはヘインが透視で見たコンビニを探しあてる。荷物の宛先はスンギあてだった。

ある日、スンハの自宅にジュンピョ記者が訪問する。


高校生が、リュック一杯ハッカ飴を持っているのが不思議だったんですが、母親のためだったんですね。あまり胃によさそうには思えないんですが。
テフン役の少年、横顔がすごくきれいですね。色気がある。

スンハ、純粋にヘインに惹かれているようですね。手を握ろうとしてやめるシーン、これ以上彼女に惹かれないように必死にブレーキをかけているようで、こちらもドキドキしました。


第12話『あなたは間違った選択をした』

ジュンピョ記者はスンハの自宅を訪れ、彼を「チョン・テソン」と呼びかける。

黄色い封筒を送ってきたのはジュンピョ記者だった。
交通事故で死んでしまったのはチョン・テフンではなくて本当のオ・スンハの方で、テフンはこの事故をきっかけにスンハに成り代わったのだと推理を述べる。そしてこのことを黙っている代わりに、カン・ドンヒョン議員を陥れて欲しいと取引を申し出る。
スンハは冷静に対応し、仮にその話が正しくても、事件を仕組んだという証拠にはならないとはねつける。ジュンピョ記者は「これを聞いて考えてみて欲しい」と老人との会話を録音したUSBをスンハに渡す。


遠くからヘインを見つめるながら、スンハは昔のことを思い出していた。
レコード店の前、雨宿りをしてた幼い頃のヘインに、自分の傘を差し出したことを。
「ありがとう」と言うヘインに、「俺の方こそありがとう」と言って、自分は雨の中を走り去ったのだった。

 尾行に気づいたジュンピョ記者は、カン議員に電話する。議員は取引材料として、ジュンピョの子どもたちへの援助を申し出る。
 記者はその後、オスに連絡を入れて落ち合う約束をする。しかし彼はドンヒョンの雇ったヤクザに追われ、車にはねられる。
そこに居合わせた男性に「これを警察に」と証拠の品を渡すが、そこにいたのはスンハだった。
オスはまたしても間に合わなかった。

幼い頃、スンハ(=テソン)は、ヘインと会っていたんですね。たぶん事件の「目撃者」が彼女だってことを聞いたんですね。

最初の頃能面みたいだったスンハが、いろいろな表情を見せるようになっていく。それもこのドラマの見所ですね。

韓国ドラマ『魔王』第9,10話感想

だんだん佳境に入って参りました。

第9話『永遠の苦悩に向かう者 我を通り過ぎよ』

オスはキム・ヨンチョルを職場に訪ねる。オスは事件にヨンチョルが関わっていると考えていたが彼には否定される。デシクの死を聞き、「友達が死ぬのは悲しいものな」と言った言葉がオスの胸を刺す。

スンハはジュンピョ記者にヘインに付きまとうのを止めるよう警告する。

チャ事務長はパンチーム長(オスの上司)に、死んだチョン・テフンの弟テソンが既に亡くなっていたこと、またテフン兄弟の母も交通事故によって亡くなったが、それはオスの無罪判決が出た日であったことを伝える。

ナイフで刺してやりたいほどオスたちを憎んでいたのは、ヨンチョルの方だった。
高校時代、オスたちに苛められていたヨンチョルは、恨みを晴らすためにナイフで襲おうと考えていたがテフンに説得され、ナイフを彼に預ける。
事件で使われたのは、このナイフだった。

ある日キム・スンギ宛てに宅配が届く。中にはソクジンが女性と抱き合っている写真が入っていた。スンギはソクジンに写真を見せてからかうが、ソクジンは写真を取り上げてトイレに流してしまう。ちょうど彼の部屋を訪れたオスがその件を問い質す。そして今回の連続事件のあらましを2人に説明する。

オスの父・カン・ドンヒョン議員は、テフンの弟について調べさせる。その昔テフンの弟が言った「お前たちをずっと見ている」という言葉を忘れていなかったからだ。

ソラを連れて歩いた男の正体を確認するため、ヨンチョルをおびき出してソラに面通しさせるが、ソラは彼を知らないと否定する。しかし実はヨンチョルとソラはある約束をしていた。

オスに届けられたダンテの『神曲』の一節が書かれた手紙と同封されていた高校時代の写真をヘインが透視すると、「333」という数字が浮かび上がった。ちょうどそのころジュンピョ記者あてに宅配が届く。中には「月」のタロットカードが同封されていた。


ヨンチョル、もしかしてただのロリですか?

あの事件に使われたナイフは、ヨンチョルのものだったんですね。テフンのような少年がナイフを持っているの、不自然な気がしたんですよね。

オスもさ、まずヨンチョルをいじめたことを彼に謝るべきだろうが。


第10話『唯一の道は自分を守ることだ』

 スンハは姉に会いに診療所に出かけていた。盲目で、医者の話では最近病状が思わしくないとのことだった。

 ヘインが見た「333」と言う数字は、図書館の書架のイタリア文学のコーナーを示す番号だった。そこにあったダンテ作の『神曲』の中に、オスは「月」を表すタロットカードがはさまれているのを見つける。ヘインはそれが「待て」という意味だと伝える。

チャ事務長が、交通事故で死んだと言うテフンの弟テソンについて調べるうちに、顔の損傷が激しくて学生証と遺留品でしか身元確認が出来なかったということが判明する。

スンハは拘留中のソラの母に面会する。「誰かがガス銃を送ってこなければ、自分は人殺しにならなかった」という言葉に、スンハは何も言えない。

 ジュンピョ記者は、12年前の事件で学校の擁護記事を書かせた、当時の校長であった叔父に会い、オスの父であるカン・ドンヒョン議員の圧力があったのではないかと問い質す。

 オスは、ヘインが残像で見た地下鉄駅のコインロッカーの前で張り込みをする。そんな中、ロッカーで何かを取り出すヨンチョルを見かけ詰問するが、それはただの原稿の束であった。手荒なオスに対してヨンチョルから「お前は何も変わっていない」という手痛い言葉を受ける。

キム・スンギに新たな宅配が届き、中には写真が同梱されていた。スンギはなぜソクジンの恋人がヒスの自宅前で一緒に写っているのかを疑問に思ったが、やがてその理由に思い至る。

ジュンピョ記者は12年前の事件を調べるうち、テソンが事故死したという現場に向かう。そして当時の様子を記憶していた老人の口から、驚くべき話を聞く。

図書館で透視を試みたヘインは、倒れてしまいたまたまそこにいたスンハによって病院に送られる。


自分の復讐のために、無関係の罪のない人間を巻き込んでいる。そのことに今さら気づくスンハ。でももう後戻りはできない・・・。

Todeskuss(死の接吻)

クヌート母・トスカはサーカスに出ていたわけですが、当時の写真を見つけました。

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トスカお母さんの「現役」時代の写真


そして『雪の練習生』にも出てきた女調教師・ウルズラが、この写真の女性、ウルズラ・ベトヒャーさんです。2010年3月4日に、82歳でこの世を去りました。

ウルズラさんは、1970年代、DDRのサーカスでシロクマを使った演し物をやって、世界的に有名になりました。海外公演で日本にも来たそうです。トスカは1986年にこのサーカスに加わりました。

特に有名なのは、口移しでエサをやる「死の接吻」。
下の動画は、1973年にフランスでやったショーだそうです。最後に「死の接吻」をやっていますよ。

10匹のシロクマ、ほんとよく仕込みましたね。


マイケル・オンダーチェ著『ディビザデロ通り』感想

時を遡るのが最近の流行なのか?

立て続けにそういう構成の小説を読みました。これもその一冊。

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血の繋がらない姉妹・アンナとクレア、親を殺された少年・クープ。カリフォルニアで、一人の男の下できょうだいのように育った。
3人は成長し、アンナとクープは恋仲になるが、父親によって引き裂かれる。クープは半殺しの目に会いながらも逃げ、アンナも家を飛び出した。こうして家族はバラバラになった。

そして数年たち、アンナはフランスの小説家、リュシアン・セグーラの研究者となり、彼が晩年住んでいた家を借りて住んでいた。
アンナは近くに住むジプシーの青年・ラファエルと親しくなり、今まで誰にも言えなかった過去の出来事を打ち明ける。

ここからアンナたちの話は途切れて、リュシアン・セグーラの物語になる。

リュシアンが成功した晩年に、突如荷馬車に乗って家を出る。そしてジプシーの一家と知り合い道連れになり、今の場所に落ち着く。

そしてさらに時代は遡り、作家の少年時代が語られる。2度も父親を失い、犬に襲われて片目になる。
隣家の人妻マリ・ネージュとの関係。人妻と言っても幼く頼りない身の上のゆえに、二人の関係は男女の、というよりきょうだいのようなもので、夫ロマンが投獄されてからも、陰日なたなく支えてやった。

作者のマイケル・オンダーチェは、『イギリス人の患者』(映画『イングリッシュ・ペイシェント)の原作)の著者でもある。
『イギリス人の患者』でも、看護婦ハナが患者の面倒を見ている現在の状況と、患者の回想とで2つの物語が同時進行していた。

しかし本書では、同じ登場人物が出ている連作、といってもいいくらいで、リュシアンの物語が終わったらアンナの話に戻ってくるかと思いきや、行ったきりだったので驚いた。

前半、映画『ブロークバックマウンテン』みたいにクールで切ない感じ、後半が甘いフランス映画みたいな雰囲気が漂う小説でした。

「ホレンディッシェ・カカオ・シュトゥーべ」のマーモアクーヘン

久しぶりに新宿に行ったので、「ホレンディッシェ」の焼き菓子を買いました。

「マーモアMarmor」はドイツ語で「マーブル、大理石」のこと。

上部にチョコがけ+マーブル模様。

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中もマーブル。

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チョコとケーキ部分のやさしい甘さが絶妙で、気をつけないと一気に食べてしまいそうなおいしさです。1,260円。

DVD『副王家の一族』感想

副王家の一族 副王家の一族

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ブルボン王朝下、イタリアへの統一を目前に控えた19世紀半ばのシチリア。かつてのスペイン副王(国王代理)の末裔である名門貴族ウゼダ家では、封建的な父ジャコモが支配していた。

ジャコモは、財産の相続のため、弟ライモンドをスキャンダルに乗じて追放。
やんちゃで落ち着きのない嫡男コンサルヴォも、修道院に追いやってしまう。

7年後、ガリバルディがシチリア上陸。コンサルヴォも修道院から脱走し家に戻るが、相変わらず横暴な父親に反発する。
街で出会った娘・コンチェッタのことが忘れられないコンサルヴォは、彼女を呼び出すが、父のことを言われ、逆上して娘に乱暴する。娘の兄弟に復讐され、それ以上のスキャンダルを恐れた父から旅に出される。

成長したコンサルヴォの妹テレーゼと幼馴染のジョバンニーノは恋仲になるが、ジョバンニーノは次男で何の地位もないので、その兄のミケーレのところに嫁ぐことを父に決められる。
テレーゼは結局はそれに従わざるを得ず、泣く泣くミケーレと婚礼を挙げる。
婚礼の場で、絶望したジョバンニーノは銃身自殺を遂げる。

ジャコモは「ウゼタ家は、王の時代には王の友。しかし民衆の世には民衆の友」と宣言し、したたかに新時代を生きていく。
そんな父親を憎悪しつつも、父が死にウゼタ家当主となるや、一族を守るため、コンサルヴォはブルボン王朝に見切りをつけ、市長選に立候補する。

ヴィスコンティの映画みたーい!衣装もセットも豪華絢爛!デカダン!な映画でした。主役級の役者も彫刻のような美形ぞろい。
こういう重厚な映画、最近少ないですね。


人生で一番大切なもの、父ジャコモは「憎悪」と答え、コンサルヴォは「権力」と答える。どちらも自分の親から教えられたもの、というのが興味深いです。
父親を憎んでいても、結局は父と同じ道(貴族なのに大衆に迎合)を歩むしかないのがやるせないですね。

公式ホームページ:http://www.alcine-terran.com/ichizoku/top.html

韓国ドラマ『魔王』第7,8話感想

第7話『胸に刻め! 真実の重さを 』

ヘインが見たヴィジョンに出てきた場所――そこはかつてオスが通っていた高校だった。動揺するオスの前に現れたのは、当時の担任であったモ・イノだった。

高校時代グレていたオスは、ソクジンら取り巻きたちと、同級生のキム・ヨンチョルをいじめていた。それを見かねて同級生のチョン・テフンが諌めると、逆上したオスはテフンから護身用のナイフを取り上げ刺してしまう。

イノは、12年前事件の担当刑事で、今はオ・スンハ弁護士事務所の事務長をしているチャ事務長を訪ねた。そしてクォン弁護士殺害を調べて欲しいと依頼する。イノの所にも差出人不明の宅配が来たからだった。中には、12年前の事件の被害者だったテフンの写真が入っていた。
犯人として、テフンの弟の存在がクローズアップされてくる。

イノはヨンチョルに会って、宅配を送ったのはヨンチョルではないかと質すが、ヨンチョルは否定してその場を逃げ出す。

スンハは、母と兄の眠る木の根元に佇みながら
かつて兄の遺骨を持って母と来た時のことを思い出していた。

自責の念に駆られたオスは辞表を出すが、パンチーム長は「逃げても何の解決にもならない」と諭す。

そんな中、デシク殺害の容疑者ヨンジュンが、娘ソラを預かって欲しいとスンハの元を訪れる。スンハはソラをヘインの家に連れて行くが――。


とうとう、12年前の事件の全貌が明らかになりましたね。オスとしては、殺すつもりはなかった、ナイフで脅すだけだったのに誤って刺してしまった、なんですが、人の命を、未来を奪ったことには変わりない。
そのことに今さらながら気づいて愕然とするオスでした。

ヘインが母親を迎えに教会に行くと、そこでスンハが子どもたちに読み聞かせ――なんて偶然過ぎるだろ~。
「子どもたちはスンハさんのこと、好きなんですね。」
「ヘインさんは?」
「私も子どもが好きです」
「いえ、僕のこと」
・・・聞いているこっちが恥ずかしいわ。

殺人事件に関わることが怖くないのかと聞くスンハに、ヘインは「私にカードを送ってきたのは、犯人は誰かに自分を止めて欲しい、助けて欲しいと願っているからじゃないか。だから自分もできるだけのことはしたい」と答える。
それを聞くスンハの戸惑いの表情。


第8話『覚悟しろ、尖った真実が心臓を突く』

オスはヘインに対して、自分の高校時代の過去の過ちを打ち明ける。

ソラの母・ヨンジュンが警察に逮捕された。
誘拐されたと思った娘を取り戻しにデシクの事務所に赴いた際、机の上に娘が持っていたぬいぐるみがあるのを見て、持っていたガス銃をデシクに向けて撃ったと話した。その銃は離婚した夫から送られてきたというが、連絡先の住所はデタラメだった。

パンチーム長は今回の殺人事件が12年前の殺人事件と関連していることに注目し、そして部下の捜査員にオスの過去の事件を話して理解を求めた。

チャ事務長は役所に出向きある事実を掴んだ。

オスは事件におけるヨンチョルの存在を疑い、勇気を振り絞り会いに行く。


オスが刑事になったのは、まっとうに真面目に生きていけば、いつか神様も自分の罪を許してくれるのではないかと思ったから。
親に構って欲しくて問題起こしていた不良だから幼いのかも知れませんが、「チョン・テフンに謝りたい」「テフンの家族に悪いことをした」っていう気持ちが出てこないところが、ちょっと共感できませんね。

スンハ、ヘインに押しまくってます。
図書館から帰るヘインに一緒に帰ろうと声をかけるスンハ。
「心配してくれて・・・」
「心配だから一緒に帰りたいとは言ってませんよ。」

なんだろう、自分に夢中にさせてから残酷に捨てる作戦なのか。
だとしても、無垢なヒロインに感化されて改心すると言うのがドラマの定石だよな~。

神奈川県立音楽堂「音楽堂で聴く雅楽」感想

めったに聴くことのできない雅楽の演奏会。華道家・假屋崎省吾さんが、文字どおり舞台に「花を添え」る、というコラボ企画付きでした。


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舞台の上には、赤い割箸を篝火の形に束ねたようなオブジェが飾られていました。

館長さん、假屋崎さんのご挨拶のあと、東京楽所(とうきょうがくそ)による演奏が始まりました。

第1部は管絃です。
『壱越調音取(いちこつちょうねとり)』
『胡飲酒(こんじゅ)』序・破

古典の2曲を演奏したあと、舞台転換の準備の間に解説が入り、
    
箜篌(くご)と雅楽のための『華の宴』(委嘱初演)

箜篌というのは、奈良時代の大型ハープで正倉院に現存する破損した状態のものをもとに考証し復元したものだとか。奏者である佐々木冬彦さんに作曲を依頼したもので、今回が初演だそうです。

楽器こそ伝統的なものだけど、曲調とかメロディーラインとかがね・・・。私は現代音楽が苦手なので、あまりピンときませんでした。楽器全部が一斉に音を出す、というのは、あまり風情がないと感じましたね。

休憩時間に、假屋崎さんがオブジェのところに黄色い花を付け加えましたが、もっとセット(?)が劇的に変わるのかと思っていましたが、まー、20分じゃ無理よね。

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第2部は舞楽で、『抜頭(ばとう)』『賀殿(かてん)』『長慶子(ちょうげいし)』

楽人の皆さん、第1部は茶色の装束でしたが、第2部は、舞人とお揃いの華やかな装束を着ています。

躍動感あふれる『抜頭(ばとう)』、その次の『賀殿』は新殿落慶の折などに舞われるおめでたい曲で、この1月にオープンしたばかりの神奈川芸術劇場〈KAAT〉への開館祝いも兼ねて(?)、ということで選曲されたそうです。4人の舞人が華やかに舞いました。

『長慶子(ちょうげいし)』は、宴の最後に演奏される曲だそうです。


うーん、やっぱり伝統芸能はすばらしいな~。
韓国には専用のホールがあって、毎週のように公演があるそうですが、日本でもあればいいのに。外国人観光客とかに需要ありそうだけど。


東京楽所ホームページ:http://www.technogallery.com/tokyogakuso/index.html

『雪の練習生』感想

先日の記事で本書を紹介しましたが、ようやく読み終えたので感想です。


「祖母の退化論」

サーカスの花形だった「わたし」は、腰を痛めて引退して以来、事務方にまわり会議などにも出席するようになっていた。ある日キエフで会議に出席していたとき、ふと子どものときの思い出がよみがえる。
 書いた物を知り合いの雑誌編集者のオットセイに見せると、勝手に雑誌に載せてしまった。それは好評を博し、こうして「わたし」は作家になった。

 外国語への翻訳がきっかけで当局に睨まれるようになり、西側の支援団体の手引きで、西ベルリンに亡命、その後カナダへ渡る。
カナダで今度は過去ではなく、未来を描いた自伝を書き始める。自分の運命を自由自在に動かすために。

娘のトスカはバレリーナになって舞台に立ち、チャイコフスキーの「白鳥の湖」を踊り、やがて可愛らしい息子を生む。わたしにとっては初孫だ。その子はクヌートと名付けよう。

祖母の「わたし」は、Lisaのことじゃなかったですね。Lisaは父方の方の祖母。

曽祖父オラフ・曾祖母カチューシャ―祖母リーザ―父ラース―クヌート

家系図的には、こんな感じ?


「死の接吻」

サーカスの女芸人ウルズラは、バレリーナとして日の目を見ないトスカと出会う。
そして、「死の接吻」という芸を考え出し、それで二人は世界的に有名になる。
1999年、サーカスは解体し、トスカはベルリン動物園に売られた。離れ離れになってからも、メールをやり取りし、二人の友情は死ぬまで続いた。

この章は、ウルズラの伝記をトスカが書く、という構図になっています。
トスカはサーカスでのストレスから育児放棄した、という見解がありますが、ここではあっと驚く理由が書かれていました。
しかし絶滅寸前のホッキョクグマにサーカスの芸をさせる、なんて考えられない。

「北極を思う日」

母トスカから捨てられながらも、「マティアス」という名の人間の手で育てられたクヌート。マティアスが園舎に泊り込んでまでして世話し、無事に成長したクヌートがマスコミの前に登場するや、彼の愛くるしさに世界中が注目した。特に何の芸もしなくても。

ある日、クヌートがマティアスを怪我させたことがきっかけで、共同生活に終止符が打たれる。
マティアスは2度と現れず、のちにクヌートは新聞で彼の死を知る。

外に出られないクヌートがただ想うのは、冬の訪れ。ひんやりうっとりとした、まだ見ぬ北極。


ベルリン在住の著者、もしかして年間パスポートを買ってて、しょっちゅうクヌートウォッチングしてるんじゃないかと思うくらい、「クヌート萌え」してます。

マティアスが来なくなってから後に、ホモサピエンスであるマティアスが自分を育ててくれたことが稀に見る奇跡だったことに気づく場面は、その愛おしさに涙が出そう。(←大げさ)

クヌートが、特に何もしなくても人の目を引きつける、見る者を喜ばせる動きを見せるのは、サーカスの花形だった祖母や母の遺伝子を受け継いでいるせい、というのは目から鱗の解釈です。

本来自然の中にいるホッキョクグマがサーカスや動物園にいるのは不自然、という人がいるけれど、最初からそういう環境の中にいる彼らにとっては、人間と共にいることの方が自然。
この物語は、白い毛皮をまとったホモサピエンスの物語と言えるかもしれません。

前の2章が、成熟した女性を思わせる文体。
ですがクヌート目線で書かれたこの章は、成長に合わせて文体が変わっていきます。赤ちゃんである最初の方は、なんとなく『我輩は猫である』を思い出しました。

題名の『雪の練習生』にまつわるようなエピソード、結局出てこなかったような気が・・・。

横須賀・「和菓子司いずみや」の黒船かりんとうまんじゅう

この頃疲れやすいので(歳かのう・・・)、こんな小ネタばかりですみませんが。

チョコレートトリュフか、はたまた爆弾に見えますが、その正体は「かりんとうまんじゅう」。
皮はさくさくとしたかりんとうで、中はしっとりしたおまんじゅう。(母は「かたい」と文句を言っていましたが)

Kurokarin


なんでも「第一回横須賀おみやげコンテスト」金賞商品で、考案者の和菓子職人・三浦純一さんは、TVチャンピオンをはじめとする多くのメディアへの出演されているとか。

物産展で購入しました。10個1000円。

ホームページ:http://kurokarin.jp/


ギュンター・グラス著『鈴蛙の呼び声』感想

原題は Unkenrufe(ウンケンルーフェ)。
ドイツの迷信に、「鈴蛙(ウンケン)は災い(ウンハイル)を呼び寄せる(ウンケン)」というのがあるそうだ。

 鈴蛙の呼び声 鈴蛙の呼び声
販売元:セブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)
セブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)で詳細を確認する


「たがいに伴侶をなくした男と女が、死者を悼む万霊節の日、花屋の店先で出会う。赤錆色のアスターを買い、墓地をめぐり、一緒に茸を食べる。こうしてアレクサンドラ(ポーランド人女性)とアレクサンダー(ドイツ人、美術史教授)の恋は始まった―。舞台はダンツィヒ、時は1989年11月2日。実にベルリンの壁の崩壊は一週間の後――。」

アレクサンドラの家族は、リトアニアのポーランド併合の折り、ヴィルノから逃れてきた。アレクサンダーの家族も同様に、敗戦でここグダニスクから西ドイツに逃れてきていた。故郷の地で眠りたい、その思いは同じ――。ということで二人は墓地を賃貸し、そこにかつてここに住んでいたドイツ人を埋葬する活動を思いつく。

計画はとんとん拍子に進み、多くの希望者と多額の資金が集まった。それを運営する組織は、老人ホームや病院の建設を行い、それどころか二人の思惑を超えて、ゴルフ場開発にまで着手しようとしていた。

ドイツ再統一、湾岸戦争、環境破壊、追放の世紀への考察、なども語られるけど・・・うーん、なんかすぐに聞き流せるテレビのニュースみたいにあっさりしてます。
以前の作品は、同じく時事問題を扱っていても怒涛の激しさがあったが・・・。

二人は、自分たちが考え出したこの活動から手を引くことを決意し、ドイツ人がポーランドの土地を占拠しようとしていると危惧の念を述べ、役員会で警告を発する。役員の側からは驚いたように、「いったいこの不吉な呼び声(ウンケンルーフェ)はどうしたことか」。

物語は、結婚した二人が新婚旅行の途中で交通事故死するところで終わる。「故郷の地で眠る」ための活動をしていた二人が、異国の地で眠ることになってしまったのは、何とも皮肉。

二人が活動が手に負えなくなって放り出したように、作者も上手くまとめられなくて主人公を死なせて終了させたような気がするのは私だけか。

マックス・ラーベ『Küssen kann man nicht alleine』のビデオクリップと歌詞の試訳

1月に発売されたばかりの『Küssen kann man nicht alleine』のキュートなビデオクリップを発見しました。

歌詞にルビをつけてみました。
訳は私の直訳です。単語がわからないところがあって未完ですが、雰囲気は伝わるンではないかと。
"Kein Schwein ruft mich an"と同様、独り者の悲哀(笑)を描いた曲で、ラーベさん(アネッテ・フンペさん)との作詞作曲です。

Alles krieg ich alleine hin
アレス クリーク  イッヒ アライネ ヒン
ihr staunt wozu ich fähig bin
イーア シュタウント ヴォツー イッヒ フェーリヒ ビン
und weil mich keiner besser kennt
ウント ヴァイル ミッヒ カイナー ベッサー ケント
bin ich selbst mein Assistent.
ビン イッヒ ゼルプスト マイン アシステント

すべて僕は一人でやってのける
君たちは僕ができることにびっくりするだろう
なぜなら誰も僕よりよく知らない
僕自身が僕のアシスタントだから。

halt meine eignen Poker und
ハルト マイネ アイクネン ポーカー ウント
Psychoanalysestunden
プシヒョアナリューゼシュトゥンデン
trag mir selbst Gedichte vor
トラーク ミア ゼルプスト ゲディヒテ フォア
sing mit mir im Doppelchor
ジンク ミット ミーア イム ドッペルコーア
besiege mich bei Schachpartien
ベジーゲ ミッヒ バイ シャッハパルティーエン
hab mir das meiste selbst verziehn
ハプ ミーア ダス マイステ ゼルプスト フェアツィーエン
kann für mich eine Lanze brechen
カン フュア ミッヒ アイネ ランツェ ブレッヒェン
mich im Zweifel auch bestechen
ミッヒ イム ツヴァイフェル アオホ ベシュテッヒェン

ポーカーと心理分析の時間をもち
僕自身に詩を朗読してあげる
自分と二重唱を歌う
チェスの勝負で自分を負かす
大半のことを許してやった
槍を自分に突き刺すことも出来る
自分をためらいながら丸め込むことも

Greif mir selbst den Staffelstab
グライフ ミーア ゼルプスト デン シュターフェルシュタブ
und nehm mir auch die Beichte ab
ウント ネーム ミーア アオホ ディー バイヒテ アプ
doch gibt’s nen Punkt an dem ich scheiter
ドッホ ギプツ ネン プンクト アン デム イッヒ シャイター
da käm` auch andre nicht weiter.
ダー ケーム アオホ アンデレ ニヒト ヴァイター

自分でバトンを持って
自分の懺悔も自分で聴く
そこが失敗したところ
だから他の人はもう来ないだろう

Küssen kann man nicht alleine,
キュッセン カン  マン ニヒト  アライネ
und ich sag dir auch den Grund.
ウント イッヒ ザーク ディア アオホ デン グルント
Küssen, das geht auf keinen Fall alleine,
キュッセン ダス ゲート アウフ カイネン ファル アライネ
denn dazu brauch ich einen andern Mund.
デン ダツー ブラオホ イッヒ アイネン アンデルン ムント

キスは一人じゃ出来ない
君にそのわけを言うよ
キス、それはどんな場合でも一人じゃムリ
だからそのために僕には唇がもう一つ必要なんだ

Allein ist das unmöglich,
アライン イスト ダス ウンメークリッヒ
ich weiss genau das geht nicht,
イッヒ ヴァイス ゲナウ ダス ゲート ニヒト
versuche entenkläglich,
フェアズーヒェ エントエンkレンクリッヒ
das ist nur vertane Zeit.
ダス イスト ヌア フェアターネ ツァイト
Ich müsste mal erwidern,
イッヒ ミュステ マル エアヴィーダーン
und endlich kapieren,
ウント エントリッヒ カピーレン
da hilft kein Meditieren,
ダー ヒルフト カイン メディティーレン
küssen kann man nur zu zweit.
キュッセン  カン  マン ヌア  ツー ツヴァイト
Ich wär dazu bereit.
イッヒ ヴェア ダツー ベライト

一人なら不可能
上手く行かないことをまさに知っている
versuche entenkläglich,
das ist nur vertane Zeit.
僕は答えなければならなかった
そして最後に分かった
瞑想は助けにならない
キスならたった二人で出来る
僕なら準備できているんだけどな

Ich habe mich sehr gut im Griff,
イッヒ ハーベ ミッヒ ゼーア グート イム グリッフ
bin mein Captain und mein Schiff
ビン マイン カピテン ウント マイン シッフ
gerat ich auch mal in die Miesen,
ゲラート イッヒ アオホ マル イン ディー ミーゼン
führ ich mich aus allen Fliesen,
フューレ イッヒ ミッヒ アウス アレン フリーゼン

自分のことはよく分かっている
僕は自分のキャプテンで船だ
gerat ich auch mal in die Miesen,
タイルから自分を導く

spionier mich selber aus,
シュピオニーア ミッヒ ゼルバー アウス
stell mich ein und schmeiß mich raus,
シュテル ミッヒ アイン ウント シュマイス ミッヒ ラウス
fahr mir hinten rein,
ファール ミア ヒンテン ライン
hau mir danach aufs Nasenbein.
ハウ ミア ダーナッハ アウフス ナーゼバイン

Isst mir aus der Hand,
イスト ミア アウス デア ハント
und klatscht mich an die Wand,
ウント クラッチュト ミッヒ アン ディー ヴァント
Ich lass mich aus und lüg mich an,
イッヒ ラス ミッヒ アウス ウント リューク ミッヒ アン
das ist es was ich sehr gut kann.
ダス イスト エス ヴァス イッヒ ゼーア グート カン

手から食べたり
自分を壁にぶつけたりすると、
僕は自分を遠ざけて自分に嘘をつく
それが僕が実によく出来ること

Nur…
ヌア
ただ

Küssen kann man nicht alleine,
キュッセン カン  マン ニヒト  アライネ
und ich sag dir auch den Grund.
ウント イッヒ ザーク ディア アオホ デン グルント
Küssen, das geht auf keinen Fall alleine,
キュッセン ダス ゲート アウフ カイネン ファル アライネ
denn dazu brauch ich einen andern Mund.
デン ダツー ブラオホ イッヒ アイネン アンデルン ムント

キスは一人じゃ出来ない
君にそのわけを言うよ
キス、それはどんな場合でも一人じゃムリ
だからそのために僕には唇がもう一つ必要なんだ

Du bist grade hier,
ドゥ ビスト グラーデ ヒーア
wie wärs wenn ich mit dir,
ヴィー ヴェアス ヴェン イッヒ ミット ディア
die Sache mal probier,
ディー ザッヒェ マル プロビーア
küssen kann man nur zu zweit.
キュッセン カン マン ヌア ツー ツヴァイト

ちょうど君がここにいて
どんなふうだろう、君と一緒に
そのことを試すことが出来たら
キスならたった二人で出来る

Ich glaub, dass du Bescheid weißt,
イッヒ グラウプ ダス ドゥ ベシャイト ヴァイスト
die Lösung klappt zu zweit meist,
ディー レーズング クラップト ツー ツヴァイト マイスト
wenn man sich auf die Couch schmeißt,
ヴェン マン ジッヒ アウフ ディー カウチ シュマイスト
ist der Weg zum Kuss nicht weit.
イスト デア ヴェーク ツム クス ニヒト ヴァイト
Ich wär dazu bereit.
イッヒ ヴェア ダツー ベライト

僕は君が答えを知っていると思っている
二人ならたいてい解決するんだ
カウチにschmeißtしていたら
キスへの道は遠くない
僕なら準備は出来ているのにな

韓国ドラマ『魔王』第5,6話感想

ちょっと最近、「チュ・ジフン祭り」なみんみん鳥です。


第5話『聞け、審判を下すラッパの音を』

ソラの母は、持っていた銃のようなものを道すがら捨てる。ソラはスンハとともに自宅に戻り、母親と再会を果たす。
 デシクは救急車で病院に運ばれるが、蘇生の努力の甲斐なく死亡する。

 オスはデシクの事務所にあった「正義」のタロットカードとぬいぐるみをヘインに渡し、透視を依頼する。ヘインは、銃を発射する女、そしてオスとテジクを窺う人物のビジョンを見る。テジクの身体に銃傷がないこと、現場がガス臭かったことから、犯行にガス銃が使われた可能性があることがわかる。
捜査チームはタロットカードに関係するサイトを調べ、ジュンピョ記者の名前で開設されたサイトを発見、彼を連行して取調べを行う。

 ヘインは、オスから預かったものを透視した際に聞こえた声と合致する声の持ち主に地下鉄駅構内ですれ違い、彼の跡を追う。しかし途中でスンハと出くわし見失ってしまう。

 ヘインとオスの元に新たな宅配が届く。オスへの宅配には、オスの高校生時代の写真が同封されており、ヘインには「女帝」のカードが入っていた。

第6話『苦悩の都に向かう者、我を通り過ぎよ』

 オスは、デシクが自分のせいで殺されたと自分を責める。
ドンソプも何者かによってクォン弁護士殺害に利用されていたのではないかと疑い、この件を弁護人のスンハに伝える。
 ヘインは送られてきたカードを透視し、その中に、ある建物とキム・スンギの姿を見る。

 スンハ事務所の事務長であるチャは、オスの上司であるパンに会い、12年前の高校生刺殺事件にオスが関わっていたこと、その目撃者がヘインであることを伝える。そしてそのときの捜査担当者が自分であったことを改めて明かす。
 あのときオスを弁護したのがクォン弁護士で、事件の目撃者の一人がテジクだった。事件はオスの父親の力で正当防衛として処理され不起訴処分になったが、このたびの連続殺人事件は、犯人が当時の関係者に復讐を企てているのではないか、とチャ事務長は憶測を述べる。
 また記者のソン・ジュンピョも、当時この事件について、彼が校長の甥であったため、学校に有利な記事を書いていた。

 デシクが残した帳簿から、ソラの母の名が「キム・ヨンジュン」と判明するが行方不明となっていた。
 ヘインは、自分宛にきた宅配の件を話す。オスはデシクの葬儀そっちのけで、すぐに図書館に駆けつける。

 「女帝」のカードに描かれた水仙は、死者の声を代弁するものを表す。そのことから、カードの送り主は自分に死者の声を代弁して欲しいのでは、とヘインは考える。
 カードのビジョンに現れた場所に行くと、そこはオスがかつて通っていた高校であった。オスは事件を思い出し動揺する。そしてそのとき現れた人物は・・・。

いや~、スンハさんの謎めいた微笑。スンハが高校生刺殺事件の関係者なのは間違いないでしょうね。
いつも持ち歩いている白いキャンディ、あれも昔の事件に関係が?

横浜中華街の獅子舞

春節(中国の正月)でにぎわう横浜中華街へ、獅子舞を見に行きました。

まずはみなとみらいへ。

ランドマークタワー

Sisimai_002


赤レンガ倉庫を経て

Sisimai_003


中華街に到着

Sisimai_005

古箏のステージや景品が当たる抽選会があり、

Sisimai_009


獅子舞。獅子舞は横浜中華学校の卒業生からなる校友会国術団の演舞です。

Sisimai_016


動画:頭が邪魔(失礼!)ですが・・・。
お獅子、最後に落ちてしまいました。



途中で見かけた関帝廟

Sisimai_020

Sisimai_021

実はこの3連休に行なわれるはずだったステージが、雪や荒天のため中止になったとのことで、それを今日のステージに突っ込んだらしくて、演目がやたら多くて・・・。
獅子舞が始まるまで1時間くらいズレて、これを見たら別の場所に移動するつもりだったので、予定が大幅に狂ってしまいました。
おまけに獅子舞の準備の間に抽選会を行なったのですが、抽選券は山下公園で配っていたとのこと。持っていない人の方が多そうで、私の周りでもブツブツ言う声がしてましたね。

『韓流スターと学ぶ!ハングル集中講座 韓国ひとり旅編』感想

実は3月末に釜山に行くことにしまして。
前にも行った釜山近郊・鎮海の「桜祭り」を、今度こそ桜の咲く時期に行こうと思ったのです。

そこで、見慣れないハングルで右往左往しないために、参考書として買ったのがこれ。



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ユン・サンヒョン、キム・ジュンら人気韓流スターが、旅で遭遇するであろう場面をスキットにして演じていて、テキストにはその解説が載っています。
スキットはまるで韓国ドラマのベタなノリで、楽しめます。
例えば、空港で迎えの人を待つユン・サンヒョン。あそこの女性がそうに違いないと思い自己紹介するが違っていた。中年のオジサンに声をかけられて怪訝に思うが、その人が迎えの人でガッカリ・・・てな感じ。ファンの人ならなおさら楽しいんじゃないかな。
韓国の食べ物や交通機関など、スキットに関連した特典映像も参考になりました。


・・・でも初心者には大変かも。一つのスキットが終わったらすぐ次のスキットへ。会話もノーマルスピードで早いし、語句や重要なフレーズの発音練習とか一切なし。
テキストは、文法の説明と会話の訳は載っていますが、単語の説明がないので、「この日本語に対応するのがこのハングルかな?」って感じで類推するしかない。

ネットのレビューなどの評判もよかったので、中味を見ないで注文したのですが、基本をちょっとやってから取り組んだら楽しそうだ、という1冊でした。
とりあえず、(帯のとおり)見て!聞いて!真似して!みようと思います。イントネーションくらいは身につく・・・かもしれない。

韓国映画『アンティーク』感想

日本でもドラマ化、アニメ化されたよしながふみの人気コミックを韓国で映画化。


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財閥の御曹司であるジニョクは、突然会社をやめて、甘い物が苦手なのにもかかわらず洋菓子店「アンティーク」を始める。
 パティシエとして雇ったソヌは、とびきり腕が良いが行く先々で恋愛トラブルを起こしてクビになってしまう「魔性のゲイ」。ソヌは高校生のときにジニョクに告白して、こっぴどく振られていた。
そこに元ボクサーで甘いものに目がないギボム、ジニョクの幼なじみで超不器用なスヨンも加わる。

 極上のスイーツと美しい男たちの店として評判を呼ぶ中、町では連続誘拐事件が発生する。そして、次第にジニョクの隠された過去が明らかになる。
 実はジニョクは、幼い頃に誘拐されたことがあり、今も悪夢にうなされていた。そのときの記憶は、毎日のようにケーキを食べさせられた、ということしかない。しかし、それゆえケーキ店を開けば、犯人がいつか買いに来るかもしれない、という願望から「アンティーク」を始めたのだった。
 誘拐された子どもは遺体で発見され、胃の内容物から、「アンティーク」のケーキを食べさせられていたことが分かる。それを警察から聞き協力を申し出るジニョクだったが・・・。


なぜミュージカル~♪
いや楽しくて面白かったですけどね。ジニョクがケーキ作りの特訓をするところとか、クリスマスにサンタの格好をしてケーキを配達に行くシーンとか(クロカンブッシュに飴をかける姿、最高におかしい!)。

パティシエが「魔性のゲイ」というは原作どおりでよかった。フランス人との恋人との絡みはちょっと目を逸らしてしまったが。
フランス人の恋人がソヌを引き抜こうとするのを、文字どおり“体を張って”止めようとするジニョク・・・面白すぎ。

原作のエピソードが唐突に入ってて雑な作りなところとか、コメディタッチのシーンが多すぎて、肝心のミステリー部分が霞んでしまった印象がありますが、まあこれはこれでよし。


心の傷を埋めるために、「犯人探し」のために始めたケーキ屋さん。犯人は捕まらなかったけど、仲間たちが彼を癒していった・・・って感じですかね。

「魔王」では謎めいた微笑を浮かべているチュ・ジフンが、ここでは男4人ではしゃいで笑っているのを見て、なんかちょっと「かわいいなぁ」と思ってしまいましたよ。

Internationale Filmfestspiele: Die 61. Berlinale 第61回ベルリナーレ開幕!

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Großes Kino in der Hauptstadt: Vom 10. bis 20. Februar steht Berlin ganz im Zeichen der Internationalen Filmfestspiele.

首都が大きな映画館に。10日から20日までベルリンは国際映画祭一色に染まる。
(記事はRBBより)

ということで始まりましたね~、ベルリナーレ!

オープニングフィルムはコーエン兄弟監督の西部劇『True Grit』。 

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今回上映されるのは、ドイツ赤軍を扱った“WER WENN NICHT WIR”、レイフ・ファインズ主演・初監督作品“CORIOLANUS”2008年の金融危機がテーマの“MARGIN CALL”など、全部で23カ国31作品。
日本からも『白夜行』、フォーラム部門に「松竹黄金期の三大巨匠」渋谷実監督の作品(『悪女の季節』他)が参加します。

 審査委員長はイザベラ・ロッセリーニ。
2006年に「オフサイド・ガールズ」で銀熊賞を受賞したイランのジャファル・パナヒ監督は、今年は審査員として招待を受けていましたが、昨年12月にイランで禁錮6年の判決を受け、今後20年にわたり映画製作や海外渡航を禁じられたことから不参加となりました。

 同映画祭は、「表現の自由とアートの自由にかかわる権利に反する」と非難。オープニングガラで、パナヒ監督に宛てたメッセージを読み上げました。


ベルリナーレ公式ホームページ:
http://www.berlinale.de/de/HomePage.html

オリジナルグッズがオンラインショップで買えます。
クマのぬいぐるみがめちゃくちゃかわいいんですけど・・・。


多和田葉子著『雪の練習生』

「その子を「クヌート」と名づけよう。」

ああ、もうダメ。
クヌート大好きな私は、新聞広告のこの一文を読んだだけで本屋に走りましたよ。

が、近くの本屋にはおいてなかったので、今ネットで取り寄せ中です。

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「極北の地に生まれ、サーカスの花形から作家に転身し、自伝を書きつづける「わたし」。その娘で、女曲芸師と歴史に残る「死の接吻」を演じた「トスカ」。そして、ベルリン動物園のスターとなった孫の「クヌート」。人と動物の境を自在に行き来しつつ語られる、美しくたくましいホッキョクグマ三代の物語。多和田葉子の最高傑作!」(新潮社ホームページhttp://www.shinchosha.co.jp/book/436104/より)

クヌートの母「トスカ」がサーカス出身だということはどこかで聞いたことがあるのですが、おばあさんというと、一昨年死んだリーザLisaのこと?
多和田葉子は難しい、という印象があるけど、これは読むしかないでしょう。

ということで、感想は後日。

そうそう、ホームページに、昨年クヌートに会ったときのことをアップしました。よかったら見てください!

後記:感想を書きました。こちらから

寄り目のオポッサム「ハイディ」

ライプツィヒ動物園のオポッサムの「ハイディ」ちゃんが、今ドイツで大人気だそうです。

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Sie ist übergewichtig, hat einen markanten Sehfehler - und macht gerade Karriere. Das Leipziger Opossum Heidi ist das beliebteste Zootier seit Eisbär Knut. Website, Hymne, Plüschtier - obwohl sie erst im Sommer der Öffentlichkeit vorgeführt wird, läuft die Vermarktung schon auf Hochtouren.

彼女は太りすぎで、明らかな視覚障害があるが、まさにそれで出世した。ライプツィヒのオポッサムのハイディは、クヌート以来の動物園界の人気スターだ。夏に公開されたばかりにもかかわらず、商業化への道をひた走っている。

(記事、写真ともSpiegelより)


人気の理由はこの「寄り目」。

ハイディちゃんは、姉妹のナイラNairaとともにアメリカのノースカリフォルニアで捨て子として育って、デンマークの動物園を経てライプツィヒにやってきました。

ハルツ地方に住むアマチュア音楽家がこの子のことを詞に書いてYoutubeに投稿したところ、今までに約12000回のアクセスがあったそうです。

「寄り目」になった原因としては、アメリカにいたときの食生活のせいか、目の後ろにある脂肪の塊に押し出されたせいか、ということが考えられるそうです。オポッサムは夜行性の動物で嗅覚に頼っているので、斜視でもさほど問題ない、らしい。

ライプツィヒ動物園のハイディのページ:
http://www.zoo-leipzig.de/index.php?strg=9_13_56_270&baseID=463

人気のきっかけとなったYoutubeのハイディの動画
http://www.youtube.com/watch?v=X8romj2KKZ0&feature=related

ニュースになったハイディの動画
http://www.youtube.com/watch?v=K_qIVl3zDSQ&feature=related


ファミリーマートの「俺のエクレア」

コンビニでスイーツを買うのは、6対4で男性の方が多いとか。

そんな男性方にもご満足いただけるボリュームなのが、ファミリーマートで新発売した「俺のエクレア」。ただ今大人気で品薄状態だそうで、私もようやく買えました。

「俺の~」というところが、漢らしいというかこっぱずかしいというか、インパクトのあるネーミングですね。

ビターチョコでコーティングしたココア生地のシューの中に、カスタードクリーム、クラッシュアーモンド入りチョコ、さらにチョコホイップクリームが挟み込まれています。

巻尺で測ったら約20cmありました。普通のエクレアが10cmくらいですから2倍の大きさ。なのにお値段は1.5倍の230円。

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食べ方にも心得がありまして、

一、大口を開けてかぶりつくこと
二、3つのチョコの組み合わせを楽しむこと
三、ザクッとしたナッツの食感を楽しむこと

だそうです。

甘さ控えめでおいしいのですが、あまりにボリュームがあるので、食べきるのに精一杯でした。「食後のデザート」という量じゃありませんね。

ファミリーマートでは他にも、ホイップクリームクリームがどっさり乗ったプリンなどの「オニ盛り」シリーズがあります。

ケイト・アトキンソン著『博物館の裏庭で』感想

「曾祖母の冒険、祖母の恋、母の夢。そして二度の世界大戦。四世代にわたる家族の歴史は、さながら無数の物語が詰まった博物館。その陰には、語られざる秘密があった――。一人ひとりの小さな物語を横糸に壮大な歴史を編み上げる、新しい「偉大なる英国小説」。イギリス各紙誌が絶賛した、恐るべき処女長篇。」
(新潮社ホームページの紹介文より)

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1952年、英国の古都ヨークの平凡な家庭に生まれたルビー・レノックス。一家はペットショップを営み、お店の2階に暮らしている。
このルビーの物語をベースにして、その曾祖母アリス、祖母ネル、母バンティの物語が挿入される。それに伴い語られる時代も、1914年から1992年の間を振り子のように行きつ戻りつする。

英国小説で女性が主人公というと、底流に「諦念」が流れている(ような気がする)。
この小説も、4世代の女性たちのはかない恋や、家族とのいざこざ、異国への憧れ・・・しかし「こんなはずじゃなかったのに、でもどうしようもない。」という満たされぬ想いを飲み込んだまま進行していく。
こんな調子で最後まで行くのかと思いきや、ルビーのある秘密が明かされた辺りから、物語は急展開していき(←ここら辺から俄然面白くなる)、「あたしは生きている。」という前向きな言葉で締めくくられる。

英国でブッカー賞と並ぶ権威あるウィットブレッド賞を受賞した、現代の「偉大なる英国小説」。


ミスタードーナツのエンゼルテディパン

くま好きの 私の心を わしづかみ。

・・・て七五調で言うほどのことでもありませんが。
かわいいですね~、食べるのがもったいないけど。

Angelteddy_002

くまイチゴ・くまキャラメル・くまチョコ

ふわふわのドーナツの中にふわふわのホイップクリーム。各147円。

・・・くまチョコが、殴られたような顔になってしまった。

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