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DVD『副王家の一族』感想

副王家の一族 副王家の一族

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ブルボン王朝下、イタリアへの統一を目前に控えた19世紀半ばのシチリア。かつてのスペイン副王(国王代理)の末裔である名門貴族ウゼダ家では、封建的な父ジャコモが支配していた。

ジャコモは、財産の相続のため、弟ライモンドをスキャンダルに乗じて追放。
やんちゃで落ち着きのない嫡男コンサルヴォも、修道院に追いやってしまう。

7年後、ガリバルディがシチリア上陸。コンサルヴォも修道院から脱走し家に戻るが、相変わらず横暴な父親に反発する。
街で出会った娘・コンチェッタのことが忘れられないコンサルヴォは、彼女を呼び出すが、父のことを言われ、逆上して娘に乱暴する。娘の兄弟に復讐され、それ以上のスキャンダルを恐れた父から旅に出される。

成長したコンサルヴォの妹テレーゼと幼馴染のジョバンニーノは恋仲になるが、ジョバンニーノは次男で何の地位もないので、その兄のミケーレのところに嫁ぐことを父に決められる。
テレーゼは結局はそれに従わざるを得ず、泣く泣くミケーレと婚礼を挙げる。
婚礼の場で、絶望したジョバンニーノは銃身自殺を遂げる。

ジャコモは「ウゼタ家は、王の時代には王の友。しかし民衆の世には民衆の友」と宣言し、したたかに新時代を生きていく。
そんな父親を憎悪しつつも、父が死にウゼタ家当主となるや、一族を守るため、コンサルヴォはブルボン王朝に見切りをつけ、市長選に立候補する。

ヴィスコンティの映画みたーい!衣装もセットも豪華絢爛!デカダン!な映画でした。主役級の役者も彫刻のような美形ぞろい。
こういう重厚な映画、最近少ないですね。


人生で一番大切なもの、父ジャコモは「憎悪」と答え、コンサルヴォは「権力」と答える。どちらも自分の親から教えられたもの、というのが興味深いです。
父親を憎んでいても、結局は父と同じ道(貴族なのに大衆に迎合)を歩むしかないのがやるせないですね。

公式ホームページ:http://www.alcine-terran.com/ichizoku/top.html

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