中村真人著『街歩きのドイツ語』感想
ブログ『ベルリン中央駅』や著書『素顔のベルリン 過去と未来が交錯する12のエリアガイド 』などで、ベルリンの魅力を余すところなく発信されている、中村真人さんの書いた会話集。
乗り物で、街角で、カフェで、「これだけ知っていればいいんだ~」というようなフレーズだけ載っています。
地図や街で見かけた単語、ほぼ喋れない私でも現地で使ったことがある、というフレーズがだいたい載っているので、実用性は高いかと思います。
実際、観光客として現地に行って、よほどのことがなければ、ドイツ人とあまり込み入った話をすることもないしね。
向こうで友達つくろう、積極的にコミュニケーションしよう、って言う人は別だけど。
さらに、電車の切符の買い方などの実用的な豆知識も乗っているので、街に出る前に読んでおくと心強いでしょう。
そして本書の魅力は、ベルリンの街角の写真がふんだんに載っていること。
ああ、これ見たことがある、ここ知っている!見ているだけでも、懐かしさにテンションがあがります。
難を言えば、字が小さい、写真も小さいということくらいか。
そうそう、気がついたら予告をしていませんでしたね。
来週私は旅に出ます。
ベルリンへ。
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