最近のトラックバック

« クリスマスのベンツ・コネクション | トップページ | 2011年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES »

ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2011

久々に「ドイツ語モード」らしい話題です。

Gesellschaft für deutsche Sprache(GfdS:ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。
 2010 「Wutbürger(怒れる市民)に続き、“Stresstest”が2011年の流行語大賞に選ばれました。
順位は以下の通り。(言葉の背景などは、下記のページの説明文を参考に調べて載せました。上手く訳せてませんが・・・。)

GfdSの “Wort des Jahres” のページ
http://www.gfds.de/aktionen/wort-des-jahres/


1 Stresstest(読み:シュトレステスト)

健全性審査のこと。もともとは人間医学の用語ですが、経済用語としては、マーケット(金融市場)で不測の事態が起きたときに備えて回避策を予めシミュレーションしておくリスク管理の手法を指します。
ドイツでは、銀行だけでなく、「シュトゥットガルト21計画」やバーデン-ヴュルテンベルク州の連立政権や原発についてもストレステストが行われました。

2 hebeln(ヘーベルン)

Hebelは「てこ」の意味。外部資本による救済支援の広がりによって、一国に対する救済の総量が何倍にもなるということ、との説明がついています。
いわゆる「てこ入れ」ってことか。

3 Arabellion(アラベリオン)

アラブ、北アフリカ諸国での数多くの革命と政治的動乱の総称として。

4 Merkozy(メルコジ)

メルケル(ドイツ首相)+サルコジ(フランス大統領)。
EUの金融危機に対処するためのドイツとフランスの結びつきを表しています。

5 Fukushima(フクシマ)

3月11日に起こった東日本大震災、それに伴う原発事故は、ドイツでも大きな関心を引き起こし、ドイツの原子力政策にも影響を与えました。

6 Burnout(バーンアウト)

この言葉は病気を表す用語として使われていましたが、現在ではますます加速する世界の諸問題と、ほとんどインフレの概念として理解されています。

7 guttenbergen(グッテンベルゲン)

盗作すること。
カール・テオドール・ツー・グッテンベルク元国防相が博士論文を盗作したことから。

若くてハンサムで、将来の首相候補とまで言われた人気のある政治家だったんですが、この騒ぎで国防相辞任に追い込まれました。今はアメリカで暮らしているらしいです。


8 Killersprossen(キラーシュプローセン)

殺人モヤシ(?)。
5~6月、ドイツで病原性大腸菌(EHEC)による食中毒が大流行しました。

9 Ab jetzt wird geliefert!(アプ イェッツト ヴィアト ゲリーファート!)

「今から引渡す!」
フィリップ・レースラーがFDP(自由民主党Freie Demokratische Partei)の党委員長に選出された際の声明。

レースラー氏と言えば、ベトナム生まれで戦争孤児。ドイツ人の養子になってドイツに来た人。「アジア系のドイツ閣僚・・・!」とニュースで見てちょっとビックリした記憶が。

10 Wir sind die 99 %(ヴィア ジント ディ ノインウントノインツィッヒ プロツェント) 

「我々は99%だ。」
ウォール街占拠を発端として世界中に広がった占拠運動のモットー。アメリカ国民の99%が経済的に苦しんでいるという状況を表した言葉。

« クリスマスのベンツ・コネクション | トップページ | 2011年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES »

ドイツ語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« クリスマスのベンツ・コネクション | トップページ | 2011年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ