最近のトラックバック

« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

2012年1月

「神奈川フィル第277回定期演奏会」感想

先日、「神奈川フィルが存続の危機」という新聞の記事を読み、急遽コンサートに行くことにしました。
席は、ステージ後ろ側でした。客の入りは8割くらいか。


指揮者 サッシャ・ゲッツェル 

共演者 松田理奈(ヴァイオリン) 

○ R・シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」

○ ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調


○ ブラームス/交響曲第4番ホ短調作品98 


ブルッフのソロを弾いた松田理奈さん、黒いドレス姿で、天を仰ぎみるようなポーズから弾き始めました。
本人のブログをのぞいたとき、ちょっと「幼い」印象を受けましたが、いえいえ、なかなか力強い演奏でした。でも後ろからだったから、ちょっとつまらなかったな~。ケチらないで、いい席取ればよかった。

演奏に引き続いてのアンコールでは、イザイの無伴奏ヴァイオリン・ソナタの第2番第1楽章を弾いてくれましたね。


終演後、ロビーでフィルの方々が募金箱を持って立っていました。
なんでも、「多額の債務超過を抱え、公益法人制度改革を前に存続の危機というべき状況(情報誌『Prelude』より)」にあるそうです。神奈川のプロオケがなくなったらさみしいけど、そもそもなんで債務超過になっちゃったわけ・・・?
まあ、不景気な世の中だし、どこも台所事情は厳しいんでしょうね。

ささやかながら応援しようと、応援グッズの携帯ストラップを買いました。

Rimg3070

来週(2月4,5日)も、好きな曲(ラフマニノフのピアノ協奏曲2番)をやるんだよね~。でも毎週出かけるの疲れるしな・・・。どうしよ。


神奈川フィルの公式ホームページ:
http://www.kanaphil.com/content.cgi?p=SC10001

DVD『セラフィーヌの庭』感想

セラフィーヌ・ルイ(1864~1942)という、実在の女性画家の生涯を描いた映画。


セラフィーヌは家政婦として働きながら、ひそかに絵を描いていた。
ある日、彼女が働く家に、間借り人としてドイツ人の画商ヴィルヘルム・ウーデがやってきた。
セラフィーヌが絵を描くことを聞きつけた女主人は、彼女に絵を持ってこさせるが、その良さが分からず部屋の隅に放置する。
しかしウーデはその絵を見て衝撃を受ける。セラフィーヌに援助を申し出、描き続けるよう強く勧める。
しかし第一次世界大戦が激化し敵国の人となったウーデは、セラフィーヌにも別れを告げる暇もなくスイスに逃げ出す。

1927年、フランスに戻ったウーデはセラフィーヌと再会する。ウーデは再び彼女を援助し始め個展の準備を進めるが、セラフィーヌは贅沢な家財道具を買ったりウェディングドレスを仕立てたりと浪費を始めた。
1929年の世界大恐慌の影響でウーデの商売もあがったりになり、「そんなに援助は出来ない。個展も延期する」とセラフィーヌに告げざるを得なくなる。
衝撃を受けた彼女の精神の均衡は次第に崩れ始め、ある日ウェディングドレス姿で徘徊しているところを警察に保護され、精神病院に入れられ--。

ウーデは素朴派の画家アンリ・ルソーを発見し、ピカソをいち早く評価した画商。セラフィーヌの絵は、鮮やかかつ幻想的な(そしてちょっと毒々しい?)色彩で描かれた果実や花々で、ルソーやピカソに通じる激しさ、ナイーブさを持っています。ウーデはそこに魅かれたんでしょうね。

信心深いセラフィーヌは、「絵を描くようにとのお告げがあった」と言うような、純粋で、通常の人とは違う世界を見ている人。だからこそあんな絵が描けたのでしょう。精神のバランスを崩す前から、どこか危うい雰囲気がありました。

食べるものにも事欠くような貧しい生活。それでも絵を描くことだけが生きる支え。
私も昔は絵を描くことが好きだったけど、そんな情熱とうに失った私には、セラフィーヌが羨ましくもありました。


公式ホームページ:
http://www.alcine-terran.com/seraphine/index.html

「クヌート2世」?スカンジナビア野生動物園生まれの「シークー」

デンマークにあるスカンジナビア野生動物園で生まれたホッキョクグマの赤ちゃん「シークーSIKU」が、とっても可愛いと話題になっています。

Siku_52_4


シークーは11月22日に同園で生まれましたが、母親「イルカ」が育児放棄したことから、人工哺育で育てられることになりました。男の子のようです。
園長が自宅で哺乳瓶でミルクをあげている動画などがネットで話題になり、それで世界中で注目を集めることとなったそうです。


「シークー」はグリーンランドの言葉で「海の氷」という意味。氷がなくてはホッキョクグマは生きていけない--この名をつけることで、動物園側は自然破壊に警鐘を鳴らしていこうとの考えのようです。この辺も、クヌートの生い立ちに似てますね。

動物園のサイトには、悶絶もののシークーの写真が山盛りにありますよ。

スカンジナビア野生動物園のシークーのページ:
http://www.skandinaviskdyrepark.dk/index.dsp?area=393

シークーのyoutubeの動画:


シークーのfacebookのページ
http://www.facebook.com/siku2011

ヴッパータール動物園でクヌートの弟妹が誕生!

1月4日、ホッキョクグマの「ヴィルマ」と「ラース」の間に赤ちゃんが誕生しました!
「ラース」はあのクヌートのお父さんなので、今回生まれた赤ちゃんは、クヌートの弟か妹ということになります。

Ee2ea20d6a

(写真はヴッパータール動物園のHPから)

生まれたのは2匹でしたが、1匹は「ヴィルマ」が食べてしまったそうです。
生き残った1匹は今のところ元気で、このまま順調に育てば、4月には屋外に出てこられるとのこと。

もしかしてクヌートの生まれ変わり?というのは戯言ですが、「今年はドイツで赤ちゃんは生まれないのかな~」と思っていた矢先に嬉しいニュースですね。

音楽堂ニューイヤーコンサート『日本の音でお正月!』感想

神奈川県立音楽堂で、「日本の音でお正月!」を聴いてきました。

「ニューイヤーコンサート」と銘打ったこのコンサート、なんとクラシック音楽ではなく、狂言、尺八、雅楽といった日本の伝統音楽によるコンサート。そこにマリンバというジャンルの違う楽器も入って、実に興味深い舞台だったのでした。

開演前、ロビーでは女性二人が宮城道雄「春の海」を演奏していたり、ミニテーブルに緋毛氈が掛けられたりしているなど、お正月気分を演出していました。
会場の中に入ると、舞台の真ん中には假屋崎省吾がプロデュース(?)した、能舞台に描かれている松の形そっくりにアレンジされた松が置かれていました。

第1部

・狂言「茂山家の“舞初式”」
 茂山千五郎、茂山千三郎、茂山宗彦、茂山逸平 ほか

茂山家では毎年正月4日に自宅の稽古場で「舞初式」を行うそうです。

・宮城道雄『春の海』
 尺八:藤原道山、マリンバ:SINSKE 

通常は尺八と箏という編成ですが、今日は尺八とマリンバ。
マリンバを演奏するSINSKEさんは、袖がフリフリのフラウスを着て、まるでヴィジュアル系のロック歌手のようないでたち。紋付袴の他の共演者の中で違和感ありまくりでした(そのうち見慣れましたが・・・)。
バチを片手に2本ずつ、計4本使って演奏していましたが、なかなか面白かったです。

・『三番三(さんばそう)』によせて
 狂言:茂山千三郎、尺八:藤原道山、マリンバ:SINSKE、囃子:田中傳次郎 

『三番三(さんばそう)』をモチーフにした新曲。演じ終えられたあとのトークによると、藤原さんが作った曲に茂山さんが舞をつけたものとか。能や歌舞伎などのいろんな要素を取り入れた異色作に、どう舞ったらいいものか、と1月18日くらいまで悩んだ、と茂山さんが言えば、クラシック出身のSINSKEさんも、邦楽の呼吸の奥深さに驚いた、なんて言っていましたね。
そんなこと言いながらも、舞台は皆さんの息のあった大変素晴らしいものでした。

・狂言「福の神」
 茂山千五郎、茂山宗彦、茂山逸平

2人の男が神社で年越しのお篭りをしていると、福の神が現れお神酒を催促する。豊かになるための元手はお金ではなく「心持ちのことだ」と諭し、笑って去っていく。お正月らしい狂言。

第2部    
・舞楽『春庭花(しゅんでいか)』
 舞楽:東京楽所 

唐の玄宗皇帝が「今年は開花が遅い」と嘆いたところ、花々が一気に咲いたという逸話をもとにした作品。
4人の舞人が華やかにゆったりと舞う様は、平安時代の宮中絵巻のようでした。

桜木町の駅までの帰り道、野毛の音楽通りのパン屋さんで、昔なつかしのシベリアケーキを発見!


Siberia

厚さ10cm、ようかん部分だけでも4cmはあります。ようかんがさっぱりとした甘さで実に美味しい!

うっかりする見落としてしまいそうな小さな街のパン屋さんなのですが、創業1916(大正5)年の老舗だそうです。

「コティベーカリー」のHP:http://www.geocities.jp/coty_bakery/

DVD『ローゼンシュトラッセ』感想

ナチスの時代、アーリア人とユダヤ人の婚姻は「異人種婚」と言われていました。
その異人種婚をテーマにした映画です。


現代のニューヨーク。父の死を契機に、母ルートは急に厳格なユダヤ教の教えを守り始めた。それどころか、葬儀にやってきた恋人ルイースを「ユダヤ人でないから」という理由で結婚を反対し始めた。
ハナは、父の葬儀にやってきた母の従姉妹という女性から、母が少女時代をベルリンで過ごしたこと、そのときに若い女性と一緒に住んでいたことを知る。
ハナは母にそのことを問うが、口を閉ざしたまま何も言おうともしない。ベルリンで母に何があったのかを知るために、ハナはベルリンに飛ぶ。

ベルリンで、母と住んでいた女性レナ・フィッシャーが存命だと知り、ルートの娘だということを隠して彼女を訪ねる。

当時、ユダヤ人は摘発され東へ移送されたが、アーリア人と結婚している者は、辛うじて工場での強制労働ですんでいた。
しかしある日、レナの夫がローゼン通りの仮収容所に連れて行かれた。ローゼン通りには、同じようにユダヤ人の夫や家族を連れ去られたアーリア人の妻たちが大勢いた。ルートも、母を探してそこに来ていた。
幼い子どもを一人で放り出すわけには行かないと、レナはルートを連れ帰る。

男爵令嬢でピアニストだったレナは、ユダヤ人の音楽家と結婚したことで実家から勘当同然だったが、父親に頭を下げたり、あらゆるコネを使って夫の解放を試みた。
そして芸術と美しい女性に目がないゲッペルスに近づく。そのかいあってか、ローゼン通りにいたユダヤ人たちは釈放された。

その後もルートはレナたちと暮らしていたが、母の姉に引き取られアメリカに渡った。
しかし別れの際、レナが引き止めなかったことから、ルートは誤解し、母の形見の指輪を投げつけ去っていった。

ハナは自分がルートの娘であることを明かすと、レナはその指輪をハナに託した。

なんで急にルートがユダヤ教に回帰したのかよくわからなかった。
それにレナがルートを手離したところも、セリフで説明するだけじゃなく、エピソードを用意して欲しかったな。
意欲作だけど、いろいろ残念。

ハナ役のマリア・シュラーダー、なつかし~。ドリス・デーリエ監督の映画『Am I beautiful?』以来だわ。

クヌートの記念碑のデザイン決定!

ベルリン動物園内に置かれるクヌートの記念碑のデザインが決まったようです。

Wettbewerb uber Knut-Denkmal entschieden

クヌートの記念碑コンテスト、入賞者決定

Dieser Vorschlag fur ein Knut-Denkmal von Josef Tabachnyk wurde am 13. Januar 2012 zum Sieger des Ideenwettbewerbs gekurt. So wird also das Knut-Denkmal im Zoo aussehen.
Die Entscheidung uber das Denkmal fur den Eisbaren Knut im Berliner Zoo ist gefallen. Aus uber 40 Entwurfen wurde "Knut - Der Traumer" ausgewahlt.

ヨーゼフ・タバチニクによるクヌートの記念碑の提案が2012年1月13日にコンテストの勝者として選ばれた。つまりそのとおりにクヌートの記念碑が動物園内で見られるということだ。

ベルリン動物園のホッキョクグマのクヌートのための記念碑に関する決定が下った。40を超える応募の中から、「夢見るクヌート」が選ばれた。

Jpeg14805a0025e6cbe720120113img_344


6

≪ よくこんな格好で寝ていました。 ≫


受賞理由は「2つの氷の上で眠るクヌートは、同時に、この動物の自然の生存圏が脅かされていることを想起させる」から、とのこと。クヌートのいたホッキョクグマ舎の近くに置かれます。

いつごろ出来るのかはまだ発表されていませんが、費用の15,000ユーロのうち3分の2はすでに集まっているとか。


(記事、写真はTagesspiegelから)

(記念碑のデザインの写真はSternから)


それより、クヌートを殺したウィルスは確定できたのかな~。確定は難しいとは言っていたけど。


ゲディフラチャンドラのシンプルニット帽

仕事がたまるとストレスもたまる。
というわけで、時間もないのに帽子を編んでしまいました。

以前編んだゲディフラチャンドラの帽子を解いて、当初レッグウォーマーを編もうとしましたが、糸が足らず断念。もうどこにも売っていない糸だし、諦めてもう一度帽子に編みなおしました。

Gedifra


最初のは折り返しがあるタイプだったのですが、今回はなしで。
15号で86目編んで、ゴム編みを13段、続いてメリアス編みを16段、それから2段おきに減らし目して完成。シンプルなので2日で編めましたよ。

Beliebteste Vornamen 2011:ドイツ名づけランキング2011

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ドイツの雑誌FOCUSのサイトで、名づけランキングの記事が載っていました。

ドイツのアマチュアの名前研究家(?)のビーレフェルトさんの調査結果によるものですが、ドイツ語協会(GfdS)が2月頃に発表しているのとそんなに変わらないので、信憑性は高いかと。

元の記事はこちらから。


Mädchen:女の子

1. Mia ミア
2. Emma エマ
3. Hannah/Hanna ハンナ
4. Anna アンナ
5. Lea/Leah レア
6. Leonie/Leonie レオニー
7. Lina リーナ
8. Sophia/Sofia ゾフィア
9. Marie マリー
10. Lena レーナ


Jungen:男の子

1. Ben ベン
2. Leon レオン
3. Lucas/Lukas ルカス
4. Finn/Fynn フィン
5. Jonas ヨナス
6. Maximilian マクシミリアン
7. Luis/Louis ルイス
8. Paul パウル
9. Felix フェリックス
10. Luca/Luka ルカ

いかにもドイツ語、って名前ないですね。逆にビルギットBirgitやペトラPetra、フランクFrank ハイコHeiko などの伝統的な名前は「古臭い」とみなされているようです。

そういや日本でも「太郎」「○○子」なんて名前、絶滅状態だしな。

« 2011年12月 | トップページ | 2012年2月 »

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ