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DVD『黄色い星の子どもたち』感想

連休だから、DVDを見まくるぞ~!!

『サラの鍵』と同じく、1942年に起こったフランス政府によるユダヤ人一斉検挙“ヴェル・ディヴ事件”をテーマにした作品。
あちらは、“ヴェル・ディヴ事件”を調べるジャーナリストが主人公でしたが、こちらは、事件そのものを子どもの視点から描いた作品です。

1942年、ナチス占領下のパリ。ユダヤ人は胸に黄色い星をつけることが義務付けられた。遊園地や公園で遊べないなどいろいろ生きにくい世の中になっていたが、11歳のジョーは、それでも家族や親友とともに幸せに暮らしていた。
 そのころナチス・ドイツは、フランスにユダヤ人を引き渡すよう要求していた。ヴィシー政権はパリ地区の外国籍のユダヤ人2万4000人の検挙を決定する。
 7月16日午前4時、女子供もあわせて1万3000人のユダヤ人が検挙され、ヴェル・ディヴ(冬季競輪場)に移送された。
劣悪な環境下で5日間、水も食料もなく放置された。そんな彼らの治療は自らも検挙されたシェインバウム医師が一手に引き受け、そこに赤十字から派遣されたアネット・モノを入れても看護師は6人しかいなかった。
アネットはジョーや母を亡くしたノノとその兄と親しくなる。

数日後、ユダヤ人たちはロレーヌ県の収容所に移送される。子供たちのためにアネットも同行する。
配給される食事の量は少なく、同じ食事を続けたアネットは痩せ衰えてしまう。その姿で知事に窮状を訴える。

東--アウシュヴィッツへの移送の準備が整ったが、ドイツ側は焼却炉の完成の遅れから全員の受け入れを拒否する。フランスは子どもの移送を後回しにし、親と引き離す。
ジョーは逃げる決意をし、仲間の協力を得て脱走する。

1945年。アネットはジョーやノノと再会する。

アネットは牧師の娘でもあり、それもあってユダヤ人に対する所業に憤り、彼らとともにあることを選びます。
アネットのほかにも、ユダヤ人に同情する人たちは大勢いて、検挙のときに逃がしてやったり匿ってやったりします。
映画でも、実際は24,000人の検挙を予定していたのに、13,000人しか検挙できなかった。つまり「1万人は勇敢なフランス人が匿った」ことを強調していますね。

ヴェル・ディヴから出発した列車に乗った子どもはほどんど戻ってこなかったそうですが、ジョー少年は辛くも逃げおおせた一人で、これは実在の人物をモデルにしているそうです。

ヒトラーやヒムラーのそっくりさんが出てます。

公式サイト:http://kiiroihoshi-movie.com/pc/

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