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映画『明りを灯す人』感想

英語の題名は"The Light Thief"で「灯り泥棒」。泥棒って言えば泥棒だけどね・・・。


中央アジア・キルギスの小さな村。電気工の通称“灯り屋さん”は、電気代の払えない人の家のメーターに細工をして、無料で電気を使えるようにしてやっていた。
そんな灯り屋さんの夢は、風車をいっぱい作って村中の電力を賄うことと、息子を授かること。家に風車を作って実験を続けている。
しかし電気を「盗んだ」かどで投獄されそうになるが、まさかの政権崩壊。釈放され家に戻る。

政治的混乱が続く中、村にべクザットという男がやってくる。ドル札をばら撒き駐車場と市場を買い占めたこの男は、村人マンスールの親類で、今度国会議員に立候補するという。
自分の夢を聞いてくれ、村のためを思い豊かにしてくれる男だと、灯り屋さんはべクザットに信頼をよせようとする。
 そんな中、エラン村長が持病の心臓病がもとで亡くなる。べクザットは、さっそくマンスールを村長にするように画策する。

 ある日灯り屋さんは、べクザットが中国の投資家を歓待しているところに来合わせる。その場で好色な出し物を見せられた灯り屋さんは・・・・。

キルギスは日本ではあまりなじみのない国ですが、今でも遊牧民族であった頃の風習が色濃く残っている国です。
灯り屋さんや村の長老たちがかぶっている帽子や、クリケットみたいな競技、中国の投資家を歓待するために建てられた天幕(ユルタ)とか、興味深いものでした。
その一方で、度重なる政変で経済的にも不安定で、国民は貧困に苦しみ、若者はロシアやカザフスタンに出稼ぎに行く、という現状もあるんですね。

“灯り屋さん”が村人たちのために灯りを届けるように、勇気や希望、笑いや喜びといった灯りを、人々の心に灯してゆく、そんな映画でした。

息子のいない灯り屋さんと、山の向こうに憧れるウラン少年との交流もほのぼのしてよかったなあ。

公式ホームページ:http://www.bitters.co.jp/akari/index.html


ウィーン旅行の話を書かねば、と思いつつ、なんかバタバタしていて落ち着かない今日この頃。

まあ、そのうちに。

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