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DVD『海洋天堂』感想

小船から父子が海に飛び込んだ――。
妻に先立たれてから、自閉症の息子・大福(ターフー)を男で一つで育ててきたシンチョンだが、肝臓癌を患い、自分の残された命があとわずかだと知り、心中を試みたのだった。
シンチョンは長く勤める水族館の仕事の合間を縫って、自分亡き後に息子を預かってくれる施設探しに奔走する。 そんな中、かねてよりシンチョンに思いを寄せている女性・チャイは、父子の留守中にシンチョンの主治医が訪ねてきたことで、病気のこと、施設が見つからないこと、先日の旅行が心中であったことを知り、なんとか彼の力になろうとするのだった。
かつて世話になった養護施設の劉先生の助けもあり、大福を受け入れてもらえる民間の施設を確保できた。シンチョンは、最期の日まで息子と施設で共に暮らすことにし、ここでも自活するために必要なことを教えていく。いよいよ死期は近づいていた――。
国際的アクションスターのジェット・リーが、脚本に感動し、ノーギャラでも出演したいと決意。息子を想う父親役を切々と演じました。
できるだけ他人の手を借りずに生活できるよう、卵の茹で方、バスの乗り方、服の脱ぎ方、掃除の仕方・・・、そんなことを一つ一つ教えていきます。
大福を施設に送り出した日、独りになったシンチョンが、大福のまねをして柱の影に隠れてみたり、同じ格好で寝てみたりします。そんな姿を見てもらい泣き。
大福の方でも、別れ際は平然としていても、やはりいきなり引き離された寂しさから問題行動を起こしてしまいます。
自閉症の人は、感情表現が苦手、といいますが、こんなところに親子の絆を感じます。
泳ぎの得意な大福は、いつも閉館時間に海亀や魚たちと一緒に泳いでいます。そんな大福に「お父さんは海亀なんだよ。いつも一緒だよ」と、シンチョンは海亀の格好をして一緒に泳ぐのです。自分はもういなくなるけど、海亀を自分だと思ってもらえれば、寂しくないよね・・・。病を押しての体を張った演技。これももう号泣ものです。
決して一人では生きていけない障害のある子を残して、先に逝かねばならない親はどれほど心残りか。成人した障害者を受け入れてくれるところは、日本でも少ないですが、中国ではなおさらでしょうね。
この映画では、受け入れ先も見つかるし、近所の女性や水族館の館長が良き理解者となってくれるし、恵まれていますね。
そんなことも含めて、心洗われる映画でした。
関係ないけど、眼鏡をかけたジェット・リー、山口良一に似ている・・・。
ホームページ:http://www.crest-inter.co.jp/kaiyoutendo/index.html

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