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2012年11月

DVD『悲しみのミルク』感想

詩的で美しいペルー映画。監督は、ノーベル文学賞受賞者マリオ・バルガス=リョサ、そして映画監督ルイス・リョサをおじにもつ、クラウディア・リョサ。

南米・ペルーの貧しい村。身籠りながら陵辱され、夫を殺された壮絶な過去を持つ老女が息を引き取る。残された娘の名は、ファウスタ。母乳から母の苦しみを受け継いだと信じ、レイプから身を守るために、ジャガイモを自分の膣に入れ、男性を恐れるあまり一人で外を出歩くことが出来ない。
しかし、母親を故郷の村に埋葬しようと決めたファウスタは、費用を稼ぐため街の裕福なピアニストの屋敷でメイドの仕事を始める。
庭師のノエと言葉を交わすうち、次第に心を開くようになる。

女主人のピアニストは、コンサートを控えているがスランプで曲をつくることができない。ファウスタが口ずさむ歌に興味を示し、1曲歌うごとに真珠を一粒ずつ渡すという約束をする。

ファウスタの歌った「人魚の歌」をもとに作曲した曲で、女主人のコンサートは成功を収める。
しかし女主人は約束を果たさず、ファウスタを街に置き去りにし――。

この映画は、1980年代から約20年続いたペルー内戦を背景としています。極左組織「センデロ・ルミノソ」が行うテロ行為に多くの人が犠牲になりました。ファウスタの母もその一人だったのでしょう。そのことを聞かされて育ったファウスタは、自分が体験した恐怖ではなく、「母の恐怖体験」に囚われています。
そんな彼女でしたが、ピアニストや庭師との交流により、少しずつ成長していきます。自ら、体内に入れたジャガイモを取り除きたいと願うのです。

ラスト、ノエが送ったジャガイモの花。それは花開く少女の未来を示しているのでしょう。

ファウスタが歌った歌は、ほとんどが演じた女優さんの即興だそうですが、透明で悲しみに溢れた美しい声でした。

ファウスタが一緒に住んでいる叔父の稼業が、移動結婚式場(?)なんで、合同結婚式なんかも行われたりして、ペルーの結婚式の風景も描かれていました。

公式ホームページ:http://www.kanashimino-milk.jp/

DVD『ゲーテの恋』感想

ドイツを代表する文豪、ヨハン・ヴォルフガング・ゲーテの『若きウェルテルの悩み』誕生秘話!といった趣向の映画。
私にとっては、『ファウスト』の作者なんですけどね、ゲーテは。

1772年、法律を学ぶ青年ゲーテは、博士号取得の試験に不合格になり、父親の意向でヴェツラーという田舎町で裁判所の書生として働くことになる。
作家になりたいというゲーテの夢を、父親はゆるさなかった。

ある日、街の舞踏会で若い娘に上着を汚される。それがロッテとの出会いだった。
友人・イェルーザレムと遠乗りの途中、ロッテの家を訪れる。1年前に母を亡くしたロッテの家では、彼女が大勢いる弟妹の母親がわりだった。一緒にパンを焼き、歌を歌い、楽しい時間を過ごす。

「最初の恋文は、相手に出させる」――そんな意地の張り合いもすぐに限界。愛を確かめあった二人だったが、裁判所でのゲーテの上司、ケストナー参事官がロッテに求婚する。ケストナーに嫁げば一家は安泰、弟たちも学校にやれる――。ロッテは承諾し、ゲーテに「もう来ないでほしい」という手紙を出す。しかしその手紙は行き違いになり、婚約パーティの席上にゲーテは乗り込んでしまい、しかも二人の関係がケストナーに知られてしまう。

失意のなか裁判所の宿舎に戻ってきたゲーテだったが、イェルーザレムも人妻との駆け落ちに失敗して、絶望のあまり拳銃自殺する。
それを悲しんでいるところをケストナーに咎められたゲーテは、思わず彼を殴ってしまう。ケストナーはゲーテに決闘を申し込む。

違法な決闘をした罪で投獄されたゲーテは、牢屋でこの恋をもとに『若きウェルテルの悩み』と題した小説を書き、ロッテに送る。自殺をほのめかすラストに驚いたロッテは、獄舎のゲーテを訪ね、「ウェルテルは天才、二人は小説でいつも一緒だ」とゲーテを諭す。

6ヵ月後、父親に伴われゲーテは故郷フランクフルトに戻る。大きな騒ぎが起こっているのに驚くと、なんと『若きウェルテルの悩み』が出版され、大ベストセラーになっているではないか。ロッテが出版社に持ち込んだのだ。
成功に気をよくした父は、ゲーテが作家になることを許す。

いくらゲーテの才能を認めていたにせよ、自分たちの愛の証を、というか嫁入り前の醜聞を自ら出版社に持ち込む女、というのはなんだかな~。
ケストナーが、複雑な想いを乗り越えてこれを埋もれさせるのは惜しい、というのなら分かるんだが。

決闘を申し込んだのはケストナーの方なのに、ゲーテの方がしょっぴかれたのはなぜなんだろうな。

詩人というだけでなく、劇作家、自然科学者、ワイマール公国の大臣でもあったゲーテ。
惚れっぽい人で、70歳すぎて10代の少女に求婚したというエピソードもあるほど。この映画の若きゲーテも、自由奔放で何故か憎めないヤツ、って感じでしたが、実際のゲーテも興味深い人だったんでしょうね。

公式ホームページ:http://goethe.gaga.ne.jp/

オーストリア航空の機内食

ウィーンへは、オーストリア航空で行きました。初めて乗るキャリアだし、「オーストリア航空の機内食はおいしいらしい」という話を聞いて、とても楽しみにしていました。

・・・おいしかったけど、量が少なくて残念でしたね。

≪軽食≫

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≪往路1食目≫

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器が三角形というところに衝撃(←?)。
そしてデザートがウェハースということにびっくり。ちなみにこのウェハース、ウィーン特産だそうです。

≪往路2食目≫

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≪帰路1食目≫

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≪帰路2食目≫

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それよりビックリしたのは、ウィーン~ドゥブロヴニク間で出た軽食。なんと生のりんご1つ。(これかウェハースの選択だった)
サンドウィッチとかバゲットはよくあるけど、生のフルーツを出されたのは初めてでした。

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長距離路線では客室乗務員の方が、こまめにドリンクを配ってくれてて、そこがよかったですね。ルフトハンザだとたまにしか来ないので、喉カラカラで死にそうになったことがあったから。東欧へのアクセスがいいから、またいつか利用することもあるかなぁ。

今年も皇帝ダリアが咲きました。

職場の駐車場の片隅に、今年も皇帝ダリアの花が咲きました。

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RICOH CX-6の「S-オート」で撮影。

HOUSE OF ROSE「越冬クリーム」使用感想

乾燥肌に辛い冬が来ましたね。去年、噂は聞いていたボディクリームを買ってみました。HOUSE OF ROSEの、その名も「越冬クリーム」!

Ettohcream

「冬の厳しい乾燥からお肌を守る、冬季限定の全身用保湿クリームです。はちみつ、ローヤルゼリー、プロポリス、蜜蝋などの保湿成分や、過酷な環境であるアルプスの山々で育つ植物のエキス、さらにお肌(角層まで)に浸透しやすいナノ化美容成分を贅沢に配合。お顔にもボディにもご使用いただけ、リッチにうるおいしっとりなめらかなお肌に導きます。フレッシュでキュートなハニーサックルの香りが全身を包み込み、暖かな気分にしてくれます。」(公式サイトより)

これ、いいですよ。
伸びがよくて塗りやすいし、皮膚がふっくら柔らかくなりました。つけたては、人工的な香り(syossのトリートメントマスクにそっくり)で、ちょっと苦手なんだけど・・・。体温が上がると、ふわっと甘いおいしそうな香りがしましたね。
お値段もお手ごろ、1,260円です。

化粧品のネーミングといえばカタカナ、そんな中で漢字で「越冬」とはインパクトありすぎます。でもほんと、これで乾燥に悩まされることなく冬を越せそうです。

ウィーンのカフェ(7)その他いろいろ

ウィーンのカフェの都。時間がなくて入れなかったけど、写真を撮ってきたところを載せてみました。

(1)ゲルストナーGerstner

ケルントナー通りにある老舗のカフェ。

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(2)エル・ハイナーL.Heiner 

こちらも老舗のカフェ。シュテファン大聖堂の裏手にあるのが本店。

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ケルントナー通りの支店は観光客でにぎわっています。どちらもケーキが生唾もの。

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(3)アイーダAida

ピンクの店内がかわいらしい。オーストリアに何軒かあるチェーン店らしいです。

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(4)カフェ・ムゼーウムCafe Museum

クリムトら分離派の溜まり場だったカフェ。カールスプラッツ駅のそばにあります。

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(5)アルトマン&キューネAltmann&Kühne

ケルントナー通りに近い繁華街・グラーベンにあります。
可愛らしいパッケージはもう絶叫もの。でもお値段もそこそこします。

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そういえば、行こうと思ってなぜかたどり着けなかったのが、老舗の「カフェ・ツェントラル」。まあでも、道に迷っている途中で「ユリウス・マインル」や「ディグラス」を見つけたからいいんですけどね。

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