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DVD『瞳は静かに』感想

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1977年、軍事政権時代のアルゼンチン北東部の州都サンタフェ。

やんちゃでイタズラ好きな男の子アンドレス(8歳)は、母の突然の死で、兄のアルマンドと共に、祖母オルガと父ラウルが住む家で暮らし始める。

なぜか母の持ち物を焼き、家まで売ろうとするオルガとラウル、親しげに近づいて来る謎の男セバスチャン。
好奇心旺盛なアンドレスは、大人たちを観察し、会話を盗み聞きながら、何が起こっているのかを探ろうとする。
そして、ある夜、部屋の窓から恐ろしい光景を目にするのだが…。

(公式ホームページより)

アンドレス役のコンラッド君、最初女の子かと思ったくらい美形。将来が怖ろしいわ。
特に瞳が印象的で、母の死をきっかけにした一連の出来事のせいでだんだん大人びた表情になっていくのだけど、ラストのアップなんか、子どものクセに色っぽすぎます!
「ミツバチのささやき」のアナ・トレントに似ている、というキャプションが予告編にあったけど、確かに。

父と別居中の母には恋人アルフレドがいて、彼に頼まれて反政府活動のチラシを配っていたこと、そのために事故を装って殺されたらしいことがおいおい分かってきます。
アンドレスが夜中に見た光景は、活動家を当局が粛清する現場でしょう。セバスチャンもどうやら当局側の者で、アルフレドもその後行方不明になります。

「子どもの視点」で描かれたこの映画、子どもが知りえる情報の範囲でしか描かれないので、当時の背景を知らない者にはモヤモヤしたものが残りますが、そこがこの映画の狙いなのかなとも思います。

監督のインタビューの中に、こんな言葉がありました。

「これまで軍事政権の物語は、ブエノスアイレスを舞台に、反体制派と軍隊という図式で語られてきましたが、民政移管してからすでに30年がたとうとしています。今、必要なのは、反体制派にも軍隊にも属していなかった約2,000万人の人々が、何を感じ、どのような日常生活を送っていたか、という社会的な視点だと思います。そろそろ、皆、語り始めても良いのではないか、と思うのです。市井の人々の行動の善悪を裁くためではなく、当時の社会に何が起こっていたか、を知るために…」

これって、最近の「ナチスもの」映画と同じ流れだな~、と思いました。
「ナチス=悪」というテーマ一辺倒だったのに、「戦争中、ドイツの普通の人たちはどんな風にナチスを受け入れ暮らしていたのか?何を感じていたのか?」というものが増えてきました。

アルゼンチンの軍事政権についても、過去を検証し未来に活かす機運が高まってきたということでしょうか。

公式ホームページ:
http://www.action-peli.com/andres.html

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