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日本・ベトナム外交関係樹立40周年記念 横浜能楽堂特別企画公演「再びの出会い 二つの国の雅楽 」

中国を源流とする宮廷音楽「雅楽」は、同じ「雅楽(ベトナム語ではニャーニャック)」とは言っても、伝わった時期が違うということもあり、日本とベトナムでそれぞれの発展を遂げました。

そして今回、日本・ベトナム外交関係樹立40周年を記念して、共にユネスコの「世界無形遺産」にも登録されている日本とベトナムの雅楽が、初めて本格的に競演することになった、というので、「ベトナムの雅楽?面白そう!」ということで見に行きました。

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日本は、約1300年前、東大寺の大仏の開眼供養会のために来日したベトナム出身の僧「仏哲」から伝わり、その後日本で独自の発展を遂げた雅楽の曲2曲を披露。
ベトナムは、宮中儀礼の際に演奏される大楽合奏・小楽合奏の演奏に加え宮廷舞踊の数々を上演。
最後に、雅楽の作曲家・芝祐靖による日本・ベトナムの雅楽器を使った合奏曲も初演しました。

前に見た東京楽所さんは奏者も華やかな衣装を着ていましたが、南都楽所さんは、奏者は平安時代の狩衣みたいな衣装で、色も薄墨色でした。

第1部

南都楽所
舞楽「陪臚(ばいろ)」

  楯と鉾を手にした武人姿の軽快華麗な四人舞。

舞楽「胡飲酒(こんじゅ)」

  胡の国の人が酔い乱れる様を描いた舞。

今度はベトナム側のフエ宮廷伝統芸術劇場付属雅楽団、赤地に黄色の丸い文様を描いた華やかなアオザイで登場。

大楽合奏「三輪九轉(タム・ルアン・キュウ・チュエン)」

  大楽合奏は、朝廷の重要な祭祀・儀礼において演奏される管弦楽。太鼓や笛などでにぎにぎしく演奏されます。

宮廷舞踊「呈祥集慶(チン・トゥオン・タップ・カイン)」

  上帝(天帝)の長寿を慶ぶ祝辞入りの巻物を、四天神が広げながら舞う。
  四天神、それぞれ赤、黄、黒、緑の衣装を着て、京劇の武生(立ち回りを得意とする二枚目)みたいに、背中に小旗を四つ背負っています。決めポーズのところでは、思わず「好(ハオ)!」と掛け声をかけたくなるほど。カラフルで華やかで、目を奪われます。

小楽合奏「十首連環(タップ・トゥ・リエン・ホアン)」

 小楽は、宮中儀礼の際に催される管弦楽。

宮廷舞踊「麒麟の舞(麟母出麟児)(ラン・マウ・スアッ・ラン・ニー)」

中華街の獅子舞の獅子みたいな麒麟が2頭(黄色・緑)登場。
最初2匹で戯れていたと思ったら、緑色の方がうずくまる。何事かと思ったら、赤ちゃんを出産!
ビックリ!私の後ろの席からも、「どこに隠れていたのかしら」とつぶやく声が・・・。

チョン・チエン・とケン・バウの二重奏(ソン・タウ・チョン・ケン)

 チョン・チエンは太鼓、ケン・バウは笛。

宮廷舞踊「花燈の御供(ルック・クング・ホア・ダング)」

 手に蓮の造花を持った舞人が11人。次々とフォーメイションが変わり、組体操みたいに肩車や何かで形を作る。すると会場が薄暗くなり、造花に仕込んだ電球が光る。幻想的で、まさしく花の燈・・・。

第2部
横浜能楽堂委嘱作品
日本・ベトナム合奏「仏哲に捧げる」(作曲/芝祐靖)
第一曲「香河の木霊」
第二曲「祈り」
第三曲「順化(フエ)の煌めき」

厳かな曲。合奏というより、それぞれの楽器のソロパートが多かったですね。

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ベトナムの雅楽は、中華街の春節のときに演奏されるような、にぎにぎしい音楽でしたね。
他の国の民族舞踊などほとんど見る機会がないので、こういうコラボ企画はいいですね。

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