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ドイツ代表の「ガウチョダンス」が波紋を呼ぶ

Der Gaucho-Tanz auf der Fanmeile war geschmacklos

Bei der Party auf der Fanmeile machen sich Nationalspieler über Final-Verlierer Argentinien lustig. Vorbei ist es mit der deutschen Bescheidenheit. In den Ärger mischt sich bei unserem Autor Trauer über so viel Dummheit.

ファンマイレでの「ガウチョ‐ダンス」は悪趣味だった

ファンマイレ(ファンの集い)のパーティで代表選手たちは決勝戦の対戦相手のアルゼンチンのことを茶化した。ドイツ人の謙虚さは過去のものとなった。筆者の中で、このあまりにも愚かな行いに対する怒りと悲しみがごっちゃになっている。

ブランデンブルク門で開催された祝賀パーティで選手が行ったパフォーマンスが、ドイツのメディアで波紋を呼んでいます。

(記事、動画ともTagesspiegelより引用)

5人の選手が横一列に並び、身を屈めたような姿勢で、

"So geh'n die Gauchos, und die Gauchos geh'n so."
ガウチョたちはこう歩く、ガウチョたちはこう歩く

その後、背筋をピンと伸ばして堂々と、

"So geh'n die Deutschen, und die Deutschen geh'n so."
ドイツ人たちはこう歩く、ドイツ人たちはこう歩く

ガウチョは主にアルゼンチンに住むカウボーイのことで、ここではアルゼンチンのことをさすのでしょう。
ろくに眠ってないだろうし、アルコールも少しは入っていたに違いない。しかし悪ふざけが過ぎる。子どもたちに示しがつかない、みたいなこともこの記事の筆者は苦言を呈しています。

“Gaucho”という言葉が、欧米では差別的ニュアンスがあるのかな?「人種差別だ」「ナチスを想起させる」と書いているメディアもありましたね。

単純に、小柄な南米人と背の高いドイツ人、負けて悔しいアルゼンチン人はトボトボ歩く、勝って嬉しいドイツ人は意気揚々と歩く、って対比を大げさにやっただけ、なのだとは思いますが、たしかに相手国への配慮、というかスポーツマンシップに欠けた行為だなぁと思いますね。

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