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DVD『エリザベート~愛と哀しみの皇妃』感想

時は19世紀。当代随一の美貌を誇るバイエルン王国公女エリザベート(愛称:シシー)は、姉の見合い相手だったオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に見初められ、わずか16歳でオーストリア皇后となる。自由を愛するシシーは、伝統を重んじる皇族の暮らしに反発。民族主義・ファシズムが台頭し始めるヨーロッパで、シシーは運命の波に翻弄されていく...。ハプスブルグ家、最後の皇妃シシーの半生を描いたTV映画。

本作は、イタリア=ドイツ=オーストリアの合作の下、エキストラ2000人、衣装700着、馬100頭が用意され、制作費総額11億円をかけて作られたそうです。日本語の吹き替えは、ミュージカル『エリザベート』でエリザベートならエリザベートを演じた演じた女優さんが担当しているとかで、ミュージカルファンも楽しめそう。

映画は、二人の出会いから、オーストリア=ハンガリー二重帝国の誕生まで、とわりと史実に沿った内容。
エリザベート皇妃は、「放浪の皇妃」というイメージが強いけれど、この映画では、夫であるオーストリア皇帝のために、帝国離脱を画策するハンガリーを翻意させ、オーストリア=ハンガリー二重帝国の誕生に尽力する妻として描かれています。
「トート」は出てこないけれど、エリザベートに想いを寄せるハンガリー側の貴族アンドラーシとの交流が、ちょっとしたアクセント、ってな感じ。

この映画の見所は、やはり本物のシェーンブルン宮殿を使ったロケ!建物内部はわからないけど、あの建物は絶対セットじゃないわ~。ドレスやインテリアも最高に豪華でロマンチック。

主人公シシーを演じるのは、クリスティアーナ・カポトンディ。『副王家の人々』で主人公の妹で、望まぬ結婚を強いられる女性を演じていましたね。
皇帝フランツ・ヨーゼフがデヴィッド・ロット、という優しげなハンサムで史実の、というか晩年のイメージとは違ってますね。皇帝という責務を優先するけれど、それでも自由奔放なエリザベートをひたすら愛する。そんなわけでこの映画、かなりロマンチックな感じです。
姑・ゾフィー皇太后になんとマルティナ・ゲデック。かなり貫禄ついちゃってて、言われなきゃわからなかったわ。

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