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2014年10月

DVD『アンナ・カレーニナ』感想

奇抜な現代的演出のオペラを見ている気分でした。(歌ったりしませんが)

[DVD] アンナ・カレーニナ

[DVD] アンナ・カレーニナ
価格:3,099円(税込、送料別)

19世紀末のサンクトペテルブルク。政府高官カレーニンの妻であり眩い美貌のアンナは、社交界の花。歳の離れた夫と息子とともに、平穏な毎日を送っていた。

兄が浮気したのがばれたので、兄嫁ドリーをなだめてくれと兄スチューバから手紙をもらい、アンナはモスクワに赴く。モスクワ駅で、騎兵将校のヴロンスキーと出会い、互いに心奪われる。

貞淑な人妻として、サンクトペテルブルクまで追っかけてきたヴロンスキーの誘惑を退けようとするが、その魅力に抗いがたく、二人はついに結ばれる。

二人の仲が社交界の噂になり始め、夫カレーニンの耳にも届く。競馬に出場したヴロンスキーが落馬するのを見て、人前で取り乱したアンナを、カレーニンは「体面を汚すようなことをするな」とたしなめる。アンナはとうとう、自分がヴロンスキーの子を身ごもったことを打ち明け、離婚を切り出す。

難産の末女の子を産み落としたアンナは、その子を置いて愛人のもとに走る。出歩いてばかりのヴロンスキーに浮気を疑い、気晴らしにと観劇に行けば社交界から白い目で見られる。「眠れない」と訴えるアンナに、ヴロンスキーはモルヒネを与える。
そしてヴロンスキーとのけんかをきっかけに、ついにアンナは線路に身を投げだし――。


古典中の古典だし、何度も映像化されているトルストイの作品。差別化を図ろう、ということなんでしょうか。登場人物が書き割りの中を歩くような、舞台劇のような演出でした。舞台袖の階段を上がると、そこは舞踏会の会場とか、扉を開けるとロシアの雪野原とか、舞踏会のシーンで、アンナとヴロンスキーが近づくと静止していた人物が動き出すとか。

そういう感じだから、人物造形が類型的というか。ヴロンスキーはペッカペカの色男だけど、ほんとに何も考えてないよね~、後半のアンナも、演じるキーラ・ナイトレイに表情のバリエーションがないせいか、ヒステリー起こしてばかりだけど、死ぬほど追いつめられてた感はないわー。

そんな中、カレーニンを演じるジュード・ロウが収穫でしたね。原作では、体面ばかり気にする冷淡な男性のイメージしかありませんでしたが、本作では妻に裏切られた悲しみ、苦悩、全てを飲み込み、ヴロンスキーでさえも許すという聖者のような男として描かれています。

衣装や舞台セットが、目を見張るほど華麗。アンナを演じるキーラ・ナイトレイがほんとにきれいでした。この映画の見所は、ジュード・ロウと、ほんとそこだけ。
オーソドックスな演出で見たら、退屈かもしれなかったけど。やっぱり奇抜な演出だとそっちにばかり目がいってしまうので、あまり好きじゃないですね。

岡野雄一著『ペコロスの母の玉手箱』感想

『ペコロスの母に会いに行く』の第2弾『ペコロスの母の玉手箱』が本日発売になりました。「週刊朝日」で連載された56話+未収録作品+新規描き下ろし20話を加えたものです。

母みつえさんは、連載中の平成26年8月に91歳でお亡くなりになりました。
そのためか、1冊目は癒しとユーモアを感じさせる内容でしたが、本書は「死」の雰囲気が濃いものとなっています。

作品もますます詩情にあふれ、童女に帰った母のそばで息子は豊潤な時を過ごし、過去を回想し、空想の中では父さとるさんとみつえさんが仲良く現在と過去を行ったり来たりし――。

ラスト、さとるさんがみつえさんを迎えに来るシーン、さとるさんが小さくなったみつえさんを抱いてパラシュートで空に降りていく場面で、思わず涙がこぼれました。
なんという美しさ・・・!

「亡くなるということは、いなくなるということ」
「一日でも長く生きていてほしい」との思いから、悩みぬいてみつえさんに「胃ろう」を増設してもらった岡野さん。
去年父が大病をして「死ぬんじゃないか」と動揺し大泣きした私には、その苦悩が実感をもって迫りました。

抒情的なシーンだけでなく、もちろんユーモアも健在です。グループホームの同じ棟に住むゆりさんやシゲタさん、いい味だしてます(笑)。

m.soeurのアクセサリー 10個目

m.soeurのアイテムもついに2桁を突破!記念すべき(?)10個目のアクセサリーです。

久しぶりに横浜に出たのでルミネに寄ったら、イベントスペースにm.soeurが出展していました。しかもスタッフさん、はるばる京都からいらしたとか。

夏に買った淡いブルーと同系統のお花のヘアクリップ。しかも「横浜限定なんですよ」って紹介された日には・・・・。

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揺れるレースのリボンで、ガーリィな雰囲気に磨きがかかっていますね。もう一個のと重ね付けしてお出かけしたいわぁ。(オバサンだけど)

DVD『誰でもない女』感想

ナチス・ドイツの「レーベンスボルン(生命の泉)」計画。その負の遺産を引き継いだDDRの恐ろしい陰謀。

1989年、ベルリンの壁が崩壊し、冷戦が終結した。
ノルウェー海軍勤務の夫と娘と孫と暮らすカトリネのもとに、弁護士のスヴェンが訪ねてくる。
実はカトリネは、戦時中ドイツ兵の父とノルウェイ人の母のもとに生まれたが、「生命の泉」計画に則って生まれてすぐにドイツに送られ、母と再会できたのは成人してから、という過去があった。スヴェンはこのことで政府を訴えるために証言台に立ってくれと言いに来たのだ。
カトリネは拒絶し、ドイツへ旅立つ。

ドイツでは児童園や関係者を訪ね歩き、まるで自らの痕跡を消そうとするかのような不審な行動をとる。

ドイツ兵の子を産んだとして戦後差別され続けてきた、カトリネの母オーゼは証言することを決意し、ついにはカトリネも同意する。

スヴェンが驚くべき報告を持ってくる。1970年、母親をさがすために亡命しバルト海で救出された女性がカタリネと同名で、その母親の名もオーゼというのだ。
今まで周囲には「政府から許可を受けて帰国した」と言ってきたが、その女性こそ自分で、シュタージにバレると危険だから誰にも言えなかったとカトリネは告白する。

証言台に立ったカトリネだが、亡命時に受けた尋問について正確に答えられなかったため、皆の心に疑惑を残す。

スヴェンがバルト海で救出された女性の亡命時のインタビュー番組の映像を見つけ、カトリネの家族のところにビデオテープを持ってくる。
そこに映っていたのは、別人だった。

カトリネの正体は、実は東独の秘密警察(シュタージ)のスパイだったのだ。

シュタージにキューバへ高跳びするよう指示されたカトリネだったが、仲間の目を欺いて家に戻り、オーゼに事実を伝える。

彼女の本名はヴェラ。実の娘になりすましてオーゼのもとで暮らしてきたが、ある日カトリネが訪ねてくる。そのときヴェラに言われてオーゼは旅行に行っていた。再会を心待ちにするカトリネを見て、ヴェラは彼女をシュタージの魔の手から逃がそうとするが、その矢先シュタージが逮捕にやってくる。カトリネは一旦は逃げ出すが、抵抗もむなしく射殺され、遺体は森の中で焼かれた。
「私のせいで彼女は死んだ」

そして彼女は自首するために、車を走らせ――。

実は私、「レーベンスボルン(生命の泉)」は、一か所に女性を集めてナチス・ドイツのエリートたちの子供を産ませる施設だと思っていました。この映画を見てこの記事を書くために調べたら、今の日本で言うと「母子生活支援施設」みたいなものだったんですね。「サロン・キティ」とごっちゃにしてたようだわ。

1930年代、戦争などの影響でドイツの出生率は落ち込んだが、それを回復させるべく、SS長官ヒムラーの発案で未婚の母子を収容する施設「レーベンスボルン」を開設。同様の施設がドイツ占領下の各国につくられた。

カタリネはライプツィヒ辺りにいたみたいですから、Kinderheim „Sonnenwiese“にいたようですね。

とくにノルウェーにおいては、金髪碧眼を持つ優秀なドイツ人を増やす目的で、ノルウェー人女性との間に子供を設けるよう奨励しました。

カタリネの母オーゼは、トロンハイムにあるレーベンスボルン施設で出産し、生まれた子を養子に出す書類にサインしました。

しかし、戦後になって当時のノルウェー政府は、ドイツ兵の子を産んだ女性たちを逮捕し、子どもたちを精神病院送りにしました。彼らはまともな教育を受ける機会さえ与えられず、差別を受けて人生を歩んできました。

それは人権侵害に当たるとして政府に謝罪と賠償を求めようと、「レーベンスボルンの子ども」たちが立ち上がったことが、この映画の背景にあります。

それとは別に、冷戦当時DDRは西側の最前線・ノルウェーの一般家庭にスパイを送り込んできたそうです。
なかには「レーベンスボルン」で生まれた子供たちを母親のもとに返す、という名目で行われたこともあったってことですかね。
誰だって、「生き別れの子どもです」って現れた人間を疑ったりはしないでしょう。今みたいにDNA鑑定なんて手段があるわけじゃなし。

ヴェラもそうやって送り込まれたスパイの一人でした。
ヴェラ自身戦災孤児で施設育ち、愛情に飢えた彼女はシュタージの男に誑かされて裏の仕事に手を染めて・・・。
しかしなんでわざわざ証言台に立つかな~。過去のことをほじくり返されれば、自分がスパイだってことが露見しやすくなるのに。

ヴェラは証言の内容をコントロールすることで、この状況を切り抜けられると思ってたようですが、「本物」のカトリネの情報をスヴェンが入手していたことで、ヴェラの目論見は狂ってしまった。
それとも、遅かれ早かれ全てが明らかになるって思ったから、早く決着をつけたかったのか。

いずれにせよ、第二次世界大戦が終わって70年、冷戦が終結して25年。当時を知る人たちがどんどん減っていっています。事件(といっていいのか)の早い解明が急がれますね。

ユリアーネ・ケーラーがすごいおばあちゃんになってしまって、ちょっとショックでした。

新江ノ島水族館「ナイトアクアリウム」

新江ノ島水族館の夜間営業企画「ナイトアクアリウム」に行ってきました!
夜だからすいているだろうと思いきや、入場券を買う人で入口は大混雑!若者に大人気なようです。

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それを横目に、年パス保持者の私は待たずに入場~♪

目玉は「3Dプロジェクションマッピング」ショー。水槽や壁に幻想的な海の世界を映しだします。

画質よくないけど、こんな映像でした。

相模湾ゾーン 相模湾大水槽前:「深海世界のオアシス」

深海で発生した泡たちが光に包まれ、その泡が深海生物となり、深海のオアシスへと誘われていきます。
深海で生まれた生命の光が大水槽全体に広がり、命が紡がれていく生命誕生の物語をお楽しみください。(新江ノ島水族館ホームページより

http://enosui.com/evententry.php?eid=00987&month=10

深海ll~しんかい2000~:しんかい2000の冒険
「しんかい2000」に命が吹き込まれ、再び動き出します。
未知なる深海の世界に足を踏み入れるアドベンチャー型のマッピングショーをお楽しみください。

さて、はるばる稚内からお嫁に来た「ワカ」ちゃんにも会いたかったのですが、さてこの子は「ワカ」ちゃんか?「オガ」くんか?
どちらにしてもモーレツに眠そうです。


水族館の中なんて、普段もほぼ真っ暗じゃん!と思いますが、やっぱり「夜」ということで、雰囲気が違いますね~。大人で混みこみの水族館っていうのもめったにないし・・・。オーシャンカフェのハロウィーンサンデー、混んでて買えなかったわ。

『手をもむだけで病気が治る!脳が若返る!』感想

気休めに買った本だけど、意外に効果があったのでご報告。

恥ずかしながら、大腸内視鏡検査のあと、3日もお通じがありませんでした。さすがに困ったと思った私は、藁にも縋る思いで以前買ったこの本を見て、手を揉んでみました。
すると、腸がざわつくような、(大げさに言えば)波打つような感じがあったかと思うと、1時間たったくらいでしょうか、排便があったのです。
その後も気がついたら手を揉むようにしていたので、おなかもスッキリしてきましたね。

あと腰痛持ちなんですが、腰痛に対応する手の箇所を揉むと、痛みも和らぎました。

手のあらゆる部分に、体中の部位や臓器と対応するツボみたいなものがあります。それを「代表領域」と言います。
痛みの発生した場所に対応する代表領域を揉み続けると、その部分の血液循環がよくなり症状は改善されます。
揉み方は、親指と人差し指で軽くつまめばOKです。

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