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2014年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES

さて昨日に引き続きまして、ドイツ語の「今年の流行語大賞」シリーズです。

Langenscheidt社が、「2014年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES」の発表によると、つぎのとおりです。

Langenscheidt社の記事
http://www.jugendwort.de/

1.) Läuft bei dir (読み:ロイフト バイ ディア)

Andere Redewendung für "Du hast es drauf!". Synonym für "cool", "krass". Kann auch ironisch verwendet werden.

「あなたのところではうまくいっているね」「やるね」
「クール」「すごい」などの類義語だそうです。皮肉で使われることもある。

2.) Gönn dir! (読み:ゲーン ディア)

"Viel Spaß dabei!" oder "Gönn es dir!". Kann allerdings auch als ironischer Wunsch verwendet werden.

「楽しんで!」これも皮肉で使われる場合が多いようですが・・・。

3.) Hayvan(読み:ハイワン)

Tier (trk.) spielt auf pos. oder neg. Eigenschaften von Tieren an (Muskelpaket, treuer Freund oder: triebgesteuert, ohne Denkvermögen).

トルコ語で「動物」。ポジティブにもネガティブにも使われる。
(「筋骨隆々」、「忠実な友人」、あるいは、「本能に忠実」「考えなし」)

「あいつ、アニマルだからな~」ってニュアンスでしょうか。

(Muskelpaketを調べると、腹筋が六つに割れたようなマッチョな男性の画像が出てくるので、おそらくそういうことだと・・・。)

そういえば、去年の若者言葉大賞第1位「Babo」もトルコ語が由来の言葉でしたね。トルコ語が生活の中に溶け込んでいるということなんでしょうね。

4.) Selfie (読み:ゼルフィー)

Ein Fotoselbstportrait, das zum Beispiel im Spiegel oder mit der Frontkamera des Handys aufgenommen wurde.

いわゆる「自撮り」ですな。

5.) Senfautomat (読み:ぜんふあうとまーと)

Klugscheißer bzw. jemand, der alles kommentiert

直訳すれば「自動マスタード装置」。全部にコメントを返すような知ったかぶりな人のこと。

辞書を見たら、seinen Senf dazugebenで「彼のマスタードをそれに付ける⇒しゃしゃり出て口をはさむ」という俗語が載っていました。そこから来ているのでしょうか?

若者言葉はもともと仲間内の狭い世界で使っているような言葉だし、ネットスラングなんかも多いし、外国語学習者には年々ハードルが高くなるな~。

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ドイツ語」カテゴリの記事

コメント

今日は(おめでとうございます)。
ドイツ人の“皮肉”なスピリットをお読みして、森鴎外の
エッセー「当流比較言語学」を思い出しました。そこに
Sittliche Entrüstung(道徳的な怒り、義憤)の言葉には
皮肉が込められている、とあったことをです。つまり、身
の程をわきまえず、何かと「けしからん!」を連発するこ
とは、それを見ている方が片腹痛いという訳です。
そして、それに相当する言葉が日本にはなく、それどこ
ろか、新聞から、政治家の発言から、“義憤”のオンパレ
ードだ。‥‥日本には「義憤」は気恥ずかしいことだとい
う観念がなく、これは日本人の精神的劣化だろうと、言っ
ているのです。今から100年前のことですが、現代はこれ
が更に助長されこそすれ、改善してはいませんねwobblysweat01アチャ~

平戸皆空さま、コメントありがとうございます。

今は、Twitterやら何やらで、自分の考えを垂れ流すことができる世の中ですから。しかも匿名でそれが可能ですから、言いたい放題ですよね。

2014年のWord des Jahresの10位Generation Kopf untenで象徴されているように、スマートフォンやSNSを介したコミュニケーションが主流になって、直接的な人間関係が希薄になっているのに反して、「オレが、オレが」という自己主張が溢れているので、それに対しては「それが何か?だから何?」というふうに言い方が皮肉っぽく、突き放した感じになるのは時代の流れなんでしょうね。

「当流比較言語学」読んでみましたが、Sittliche Entrüstungには、「自分のことは棚に上げて」というニュアンスが含まれているようですね。たしかに日本語の「義憤」には含まれていない感覚ですね。

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