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ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2015

このブログ、@niftyのココログを使って書いていますが、ココログのフォーマット(というのか?)がChromeやMicrosoft Edgeとも相性が悪いのか、行を開けて書いてても、アップしたら詰まっちゃうし、もう嫌・・・。



Gesellschaft fur deutsche Sprache(GfdS:ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。

 2014“Lichtgrenze(読み:リヒトグレンツェ)光の境界線”に続き、‟Flüchtlinge (読み:フュルヒトリンゲ)難民”が2015年の流行語大賞に選ばれました。
ドイツが直面する社会問題を色濃く映した言葉ばかりです。日本の「流行語大賞」とは、選択基準が違うのかな?(日本のだと、お笑いとか芸能ネタが多い感じ。)
順位は以下の通り。
言葉の背景などは、下記のページの説明文を参考に調べて載せました。
上手く訳せてませんが、毎年恒例ということで。
参照したGfdSのWort des Jahresのページ:

http://gfds.de/wort-des-jahres-2015/


1.Flüchtlinge (読み:フュルヒトリンゲ)

ずばり、ドイツをはじめとする欧州諸国が揺れに揺れたシリアの難民問題。

中東諸国で起こった民主化要求運動(アラブの春)以降、内戦が続くシリアから国外に逃れる人が相次ぎました。2015年、EUは域内で受け入れる難民の数を大幅に増やすことを各国に提案する方針を固めたが、否定的な姿勢を示す国もあり、協議の難航が予想されています。


2.Je suis Charlie (読み:ジュ スィ シャルリ:「私はシャルリだ」)

2015年1月のフランス風刺雑誌シャルリー・エブドの編集事務所にテロリストの攻撃で12人が死亡しました。これに抗議するデモのスローガンとして掲げられたのが “Je suis Charlie”でした。
これに似た感じの言葉に、ケネディ大統領の"Ich bin EIN Berliner "(私は一人のベルリン市民だ)というのがありますね。


3.Grexit(読み:グレクジト)

「ギリシャのユーロ圏離脱」を意味する造語。英語でギリシャを意味する "Greece" (グリース)と脱出を意味する "exit"(エグジット)を併せてつくられた言葉。


4.Selektorenliste (読み:ゼレクトーレンリステ)

米国家安全保障局(NSA)が、ヨーロッパの政府の役人や企業をスパイしていました。しかもドイツの情報機関である連邦情報局(BND)が協力していたというのだから穏やかではありません。NSAが用意したリストのことをSelektorenlisteと言ったようです。


5.Mogel-Motor (読み:モーゲル―モトーア)

いかさまエンジン。フォルクスヴァーゲン社の排ガス不正問題が世界を揺るがしました。


6.durchwinken (読み:ドゥルヒヴィンケン)

「素通りさせる」。幾つかのEU加盟国が、ドイツへ行こうとする難民たちをろくな入国審査もせずに通過させていることが非難されています。


7.Selfie-Stab (読み:ゼルフィ―シュタブ)

Selfieは「自撮り」、Stabは「杖」で、ご存知「自撮り棒」のこと。


8.Schummel-WM (読み:シュメル-WM )

Schummelは「不正行為」の意。

今年、FIFA(国際サッカー連盟)で汚職スキャンダルが明らかになりましたが、それに絡んで、ドイツで開催された2006年大会でも招致で買収行為が行われたと報じられました。


9.Flexitarier (読み:フレクシタリーア)

フレキシブルなflexibel と ベジタリアンVegetarierの合成語。完全に肉類を食べないのではなくて、ときには美食も楽しむフレキシブルな人々のこと。数年前からあった言葉だそうですが・・・・。


10.Wir schaffen das! (読み:ヴィア シャッフェン ダス!)

We can do it! のドイツ語訳。メルケル首相は難民受け入れについて、「困難は伴うが、われわれ(ドイツ国民)は成し遂げられる」と演説しました。

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ドイツ語」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
毎年恒例の名前・若者言葉・流行語大賞と、今のドイツを垣間見られるのが楽しいです。流行語の方はちょっと喜ばしくないものが多い様ですが、国内問題や、陸続きの国ならでわの事情も感じ取られます。先だっての亀の甲文字は私も初めて手にしたドイツ語テキストに書き方が載っていたので当時は必至こいて覚えたものです。ジェッターリンの方は「S」の文字内での位置による表記の違いが出ないのが少々残念。亀の甲文字は、ウムラウトが出ないし、、、。
少々のぬか喜び感があります。

yanoschさま、こんばんは。

ドイツ語学習から離れて久しいのですが、「これだけは」と頑張って調べています。少しでも参考になれば幸いです。

しかしこういう風に調べてみると、極東の島国の日本ではあまりピンとこない難民問題とかが、ドイツでは切実な問題として受け止められているんだな~と、勉強になります。

いつか、10大ニュース的な記事も調べられるといいな、と思いますけど、いつになることやら。

亀の甲文字、存在感がありすぎて、下手なイラストとは組み合わせにくいフォントですね。

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