『始皇帝と大兵馬俑』展 感想
東京国立博物館で開催中の『始皇帝と大兵馬俑』展に行ってきました。
古代中国の皇帝の陵墓から莫大な量の副葬品が出土。しかも等身大の人間をかたどったもの。
それが一つ一つ顔も違う。夢とロマンじゃありませんか。
日曜の午後、会場はほどよく混んでいました。
会場は2部構成になっていて、第1展示場は、秦が辺境の一小国から、中国を統一し、巨大帝国へなった経緯をたどります。
そして、陵園や兵馬俑坑から発掘した出土品を通して、始皇帝が陵園を「死んでからの住まい」として整備したことをつまびらかにします。
第2展示会場では、兵馬俑坑の一部を再現!
会場に入ってて前側に、ポスターにもなった5体の俑が配置され、360度から見ることができます。
会場の奥の壁に沿って、俑が立ち並び、「これが兵馬俑なのか~!」とその大きさを実感できます。
いや、圧巻ですよ。
あと、別室の銅車馬の複製が素晴らしかった!
2種類の4頭立て馬車をかたどった青銅製の精巧な模型で、1/2スケールとのことですが、
出来た当時はどれだけ美しかったのだろうと思わせるような感じで。
死後も永遠の世界で皇帝として君臨することを指向した、始皇帝の想いが伝わってくるようです。
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