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映画『裏切りのサーカス』感想

新型コロナウイルスの影響で、外出自粛など日常生活がいろいろ制限を受けている今日この頃ですが、

文句言っててもしょうがないので、手洗いうがいなどできることをするしかないですね。

 

さて。

 

 

 


時は東西冷戦下。英国諜報機関(通称サーカス)の長官であるコントロールは、内部にソ連情報部の二重スパイ「もぐら」がいることを確信。部下のジム・プリドーをハンガリーに送り込んだが、作戦は失敗。責任をとってコントロールと彼の右腕であったジョージ・スマイリーは引退を余儀なくされる。

しかしスマイリーは、レイコン外交事務次官から「もぐら」探しの要請を受け、ピーター・ギラムらとともに調査を始めたが・・・。


原題は『Tinker Tailor Soldier Spy』で、“Tinker Tailor Soldier” の部分はマザー・グースの唄の一つですが、それはコントロールが「もぐら」と疑わしき幹部たちにつけたコードネームなんですね。

Tailor(仕立て屋)とつけられた幹部のビル・ヘイドン役をやったはコリン・ファースなんですが、同じくスパイ映画の『キングスマン』でも、表の顔はテイラーをやっていましたね。なんという偶然。
そして『キングスマン』で同僚の「マーリン」を演じていたのが、この映画でジム・プリドーを演じたマーク・ストロング。ここでも二人は実はつながっていた、というのがおいおいわかってきます。

ハンガリーで死んだはずのジム・プリドーが、エリスという偽名で小学校教師をしていたことが判明。彼を呼び戻したのがヘイドンで、彼こそが「もぐら」だったということがわかる。他の幹部も多かれ少なかれ関与しており、彼らが一掃された誰もいない幹部室で、スマイリーが長官の席に座るラストシーンが感慨深いです。

重厚で抑えた色調の画面、むごたらしい暗殺シーンでも粛々と(バスタブの中で腸が引きずり出されているという場面でも、いっそ宗教画かというほど静謐な雰囲気)映し出され、70年代のレトロなセットも、素晴らしくスタイリッシュ・・・(語彙力なくてごめんなさい)。

筋も、登場人物が多いので最初ややこしいですが、わかれば、「ああ、これがこうつながるのか」という感じです。

配役も、ゲイリー・オールドマン、コリン・ファース等豪華で見ごたえありました。

ド派手なスパイアクションはありませんが、じっくりと雰囲気となぞ解きを楽しみたい方は是非。

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