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2020年5月

映画『マイ・インターン』感想

アン・ハサウェイの女社長と頼れるおじいさん、なんてどうあっても好きな話に決まっている。


 

 
40年続けた仕事を退職し、悠々自適の生活をたのしんでいたベンは、生きがいを求めて、ネット販売がメインのアパレル会社のシニア(高齢者)インターンに応募し、見事採用される。
配属先は社長のジュールのところだったが、内心「老人の相手はごめんだわ」と考える彼女は全然仕事を振ってくれない。
それでもベンは自分に出来る仕事を探し、若い社員とも積極的にコミュニケーションをとることで、周囲に溶け込んでいった。

ジュールの運転手が急遽辞めてしまい、ベンがジュールの送り迎えをすることになる。家族ともすぐに打ち解けたベンに、ジュールはプライベートにまで踏み込まれたくないと警戒し異動させるが、ベンが信頼するに足る人物だと気づき、秘書に昇格させる。

そのころ会社は大きな転機を迎えていた。ジュールが立ち上げたこの会社は一年半で急成長を遂げたが、在庫不足や発送の遅れなど、そのひずみが出てきていたのだ。経営は外部から来たCEOにまかせれば、ジュールは時間に余裕ができ家族との時間もつくれるはず、と候補者との面接を繰り返すが、なかなかジュールの眼鏡にかなう人物に出会えなかった。

ある日ベンは、風邪を引いたジュールの夫のマットの代わりに、娘のペイジの送り迎えを頼まれる。しかし体調をくずしたペイジを予定より早く家に連れ帰る途中、マットが浮気している現場を目撃する。

翌日、ジュールはベンとともに候補者の面接のためにサンフランシスコに飛ぶ。
ジュールはベンをホテルの自分の部屋に誘い、夫の浮気のこと、自分のために彼を家庭に入らせてしまったことに対する負い目から黙認していることなど、苦しい胸の内を打ち明けた。

サンフランシスコの候補者の採用を即決したジュールは、家に戻りマットにそれを告げる。
しかし「自分のために仕事を諦めてほしくない」と、マットは浮気の許しを請い、やり直しを誓う。


仕事もできる、新しいことにも柔軟に対応し、周囲にも気配りを忘れない、こんな同僚、一家に一台ほしいわ~っていう人材。こういう老女になりたいな。
歳を取って威張り散らす男なんて最低(女性もそうだけど)。せめて若者の邪魔にならないようにする心構えが必要ですよね。

アン・ハサウェイ、「プラダ」から10年は経っているけれど、白いコートも赤い膝丈ワンピもデニム姿も、相変わらずキュートに着こなしています。彼女のファッションも見どころの一つかも。

ロバート・デ・ニーロ演ずるベンも、スーツにネクタイ、ハンカチは必ず持つ(泣いている女性に貸すため)、シックなスタイルだけど、それに感化されてダサダサおたくファッションの若者がネクタイをするようになったり、クラシカルなアタッシュケースを手に入れる人がいたりというのも、なんかちょっといいな、って感じでした。

腹から腸がはみ出る映画(ホラーじゃない)を見がちですが、こんなハートウォーミングな映画も大好きなんですよ。

映画『エンドレス・ポエトリー』感想

こういう狂った(←褒めている)世界があるから映画は面白い。
『リアリティのダンス』に続く、ホドロフスキー監督の自伝的映画。

 


ホドロフスキー一家は故郷トコピージャから首都サンティアゴへ移住する。詩を愛するアレハンドロは詩人になることを夢見ていたが、父親から「医者になれ」と抑圧された生活を送っていた。ある日、アレハンドロは従兄リカルドに連れられて、芸術家姉妹の家を訪れる。そこでは、ダンサーや彫刻家、画家、詩人など若きアーティストたちが共に暮らしていた。彼らとの交流の中でアレハンドロは、そこに自分の居場所を見つける。

女詩人ステラ・ディアスとの出会いと別れ、エンリケ・リンやニカノール・パラといった、後に世界的な詩人となる人物たちとの交流によって、新たな世界へと導かれていく。

世界大恐慌がきっかけで失脚し亡命したチリの独裁者イバニェスが、再び支持を得て返り咲いたころ、アレハンドロは単身パリに渡ることを決意。
父親は引き戻そうとするが、それを振り切って旅立つ。


あらすじだけ書くと、「若きアレハンドロの悩み」といった普遍的な物語なんですが、そこはそれ、ホドロフスキーですから。

オープニングからして強烈。サンティアゴの労働者街。刺されて腹から腸がはみ出した酔っ払いがうめいている。すかさず群がり金目の物を剥いでいく子供たち。それを素知らぬふりで通り過ぎる、仮面をつけた群衆。

この「仮面をつけた群衆」は、のちに返り咲いたイバニェスを民衆がナチスの旗を振って出迎えた場面にも出てきます。象徴的だと思いましたね。

また主人公が恋する女詩人ステラがビジュアルからして強烈。赤く染めた髪に白塗りの化粧。詩人パラがその詩「毒蛇女」のモデルにしたという毒々しさ。
あとでキャストを見たとき、同じ女優さんがアレハンドロの母親との二役をやっていたのを知ってびっくり。

圧巻はラスト近くのカーニバルのシーン。赤い悪魔の扮装した人々と、骸骨の扮装をした人々の中、ひとり天使の羽を付けた白いアルルカン姿のアレハンドロ。自分とは何者か?と己の存在理由を問いかける重要なシーンでもありますが、まさに極彩色の悪夢って感じです。

やっぱりホドロフスキーはすごいと思わせる所以です。


公式サイト:https://www.uplink.co.jp/endless/

映画『スターリンの葬送狂騒曲』感想

1953年。粛清という恐怖でソ連を支配してきた独裁者・スターリンが急死。
その後継をめぐって側近たちの権力闘争が勃発!


 

 

スターリンが倒れたとの一報を受けていち早く乗り込んできた秘密警察の長ベリヤ。小便まみれで床に倒れているスターリンを放置して、他の側近たちの弱みを握れるような書類を入手。
次々に駆けつけてきた側近たちは、スターリンの娘スヴェトラーナに取り入ろうとする。

スターリンは一瞬目を覚ましたが、後継を指名することなくそのまま息を引き取る。

補佐官だったマレンコフを中心に、共同で意思決定をすることで互いをけん制していく。

ベリヤは面倒くさい葬儀委員長をフルシチョフに押し付ける一方、恩赦やモスクワの警備を軍から自分の秘密警察へ交代させ、またモスクワに入る列車の運行を止める。

先手を打って優位に立とうとするも、それをよく思わないフルシチョフたちは、逃げ腰のマレンコフを巻き添えにして、ベリヤを処刑する。


史実だと数か月のスパンで行われたことらしいんですけど、数日間の出来事として一気にまとめたことで、ジェットコースターのような展開になっています。

「もともと補佐官だから、自分が書記長代理」としゃしゃり出て、さっそく肖像写真を撮らせるマレンコフとか、スターリン邸にいた若いメイドをさっそくお持ち帰りするベリヤとか、勲章ジャラジャラつけてマッチョでホモ臭いジューコフとか、
「優秀な医者は処刑されたから、モスクワにはヤブしかいない」というセリフとか、そういうコメディタッチというか皮肉のきいた作品でしたね。

ソ連史はフルシチョフとかぐらいは知っているけれど、あとは全然わからなかったので、勉強になりました。

公式サイト:https://gaga.ne.jp/stalin/

ドイツの終戦記念日

日本では緊急事態宣言延長となりましたが、ドイツでは一足お先に活動再開が始まったようです。

話は変わりますが、

1945年5月8日、ドイツが降伏したことにより、ヨーロッパにおける第2次世界大戦は終結しました。
75年後の同日、それを記念してブランデンブルク門がライトアップされました。


«Danke»: Brandenburger Tor zum Tag des Befreiung angestrahlt

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Der Dank war in den Sprachen Russisch, Englisch, Französisch und Deutsch zu sehen. «In den späten Abendstunden des 8. Mai 1945 trat die Kapitulation in Kraft. Mit der Projektion möchte Berlin ein Signal, eine Botschaft senden und 75 Jahre nach dem Ende des Zweiten Weltkrieges den Alliierten für die Befreiung Europas vom Nationalsozialismus danken», hieß es von der Kulturprojekte Berlin GmbH. Mit der Kapitulation der deutschen Wehrmacht am Abend des 8. Mai endete 1945 der Zweite Weltkrieg in Europa.


感謝の言葉が、ロシア語、英語、フランス語、ドイツ語で書かれた。「1945年5月8日の夜遅くに降伏が発効した。ベルリンはこのプロジェクションをもって、信号を、メッセージを送りたいと思います。そして第二次世界大戦の終結から75年後であるこの日に、国家社会主義からヨーロッパが解放されたことについて同盟国に感謝します»とKulturprojekte Berlin GmbHは言った。1945年5月8日の夜にドイツ国防軍が降伏したことにより、ヨーロッパでの第二次世界大戦は終結した。

〈Berlin.de より引用〉
https://www.berlin.de/aktuelles/berlin/6166305-958092-danke-brandenburger-tor-zum-tag-des-befr.html


5月8日のことは、「終戦記念日」ではなくて「Tag der Befreiung (ターク デア ベフライウング) 解放記念日」という言い方をするんですね。

このほかにも、だいぶ規模は縮小されてますが、様々な記念行事が行われたようです。

シュタインマイヤー大統領やメルケル首相ら政府首脳による記念式典は、ウンター・デン・リンデンのノイエ・ヴァッヘ(新衛兵所)で行われました。

Gedenkzeremonie-in-der-neuen-wache 

(写真は
https://www.tagesspiegel.de/politik/steinmeiers-rede-zum-jahrestag-des-kriegsendes-die-kraftvollen-worte-des-bundespraesidenten-gegen-das-boese/25814096.html# より)


無観客でライブ配信でしたが、シュターツカペレでダニエル・バレンボイム指揮の記念コンサートや、

www.staatskapelle-berlin.de

ニコライ大聖堂でのパイプオルガンコンサートなども催されました。

https://youtu.be/fjFMp3VjC_4

「湯布院 ジャズとようかん」のジャズ羊羹ストロベリーとアナザースプリング

緊急事態宣言、外出自粛要請が5/7以降も延長する可能性が濃厚ですね。

在宅勤務やれ、週3日しか出てくるな、ということで4月を過ごしましたが、これがあと一か月か・・・。もう元の週5日勤務に戻れない気がする・・・。

 

そんな中、ジャズ羊羹をお取り寄せしました。


ストロベリー。上部が鍵盤、下がイチゴのピューレやドライストロベリーを練りこんだ、イチゴ羊羹。

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アナザースプリング。

こちらは土台がイチゴ羊羹で、上が4種類のフルーツの寒天寄せ(?)です。

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どちらも春らしいですね。

箱もね、かわいいですよ。

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ストロベリーのほうが淡いピンクで、アナザースプリングのほうが薄いグレーです。

なんか、ネックレスのケースにしたいオシャレさです。


「湯布院 ジャズとようかん」ではオンラインショップがあって、羊羹以外にも、Tシャツや鍵盤柄の食器とか、いろいろなグッズも扱っています。

私は食パンのお皿が気になる・・・。

 

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