ヨゲンノトリ
スーパーに行ったら、「疫病退散」のポップのもとに、こんなお菓子が。
白い頭と黒い頭の双頭のカラスのような鳥。これが「ヨゲンノトリ」だそうです。
説明書きによると、
江戸末期、市川村(現・山梨県山梨市)の名主・喜左衛門が記した「暴瀉病流行日記」(コレラの大流行、惨事が記述されている)によると、加賀国(石川県)に双頭の不思議な鳥が現れ、「われらの姿を朝夕に仰ぎ、信心するものは必ずその難を逃れることができるであろう」と伝えたとされています。
「われら」と言っているってことは、頭はそれぞれ別人格(?)なんだ・・・。
石川県の話が山梨に伝わるってことは、行き来できる街道とかあったのかな?
アマビエ同様、疫病除けの動物、というか空想上の生き物がいて、それにあやかって作られたお守りお菓子のようですね。
中身は、黒頭が黒蜜ゼリーで、白頭がレモンクリームゼリーでした。甘くておいしかったですよ。
ちなみにこの「ヨゲンノトリ」の絵は、山梨県立博物館の所蔵品だそうです。
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