ガウディとサクラダファミリア展 感想
先日、東京国立近代美術館で開催中の「ガウディとサクラダファミリア」展に行ってきました。バルセロナに行ったのがもう4年前のことだし、いろいろ情報を補完したくて。
平日だし入場は予約制のはずなのに、朝から長蛇の列。入場制限してこれだから、してなかったら混雑で身動き取れないとか、入場まで2時間待ちだったかも。
4部構成になっていて、第1部「ガウディとその時代」でガウディの年譜やサクラダファミリア以外の作品を、そして第2部「ガウディの創造の源泉」で、当時の建築様式や彼が影響を受けたものを紹介。
メインは第3部「サクラダファミリアの軌跡」。実はサクラダファミリアは、ガウディが最初から手掛けた建築ではなくて、主任建築家としては2代目だそうだ。(現在主任建築家は9代目。)この部門は撮影可でした。
「降誕の正面」のメイン「ベツレヘムの星」の彫刻のレプリカ
全体模型
独特な形の塔がたくさんあってわかりにくいけど、教会建築としてはオーソドックスなラテン十字型。
身廊部(聖堂中心部の回廊)の模型
基本はゴシック建築にあるヴォールト天井のようだが、もっと枝分かれしていてまるで森の中にいるような感じ。、実際の建物の中では、ここに午前中は暖色系のステンドグラスの光が差し込むものだから、この世のものとは思えない空間が現れるんですよ。
あとは、鐘塔頂華(しょうとうちょうか(ちょうげ))について、模型や映像で紹介されてしました。
鐘塔の先端部分。十二使徒に捧げられたそれは、ちょっとずつデザインが違うとのこと。(写真撮ってませんでした)
その他にも、マリアの塔の星の冠の模型とか様々な彫刻とかが展示されていました。
第4部は「ガウディの遺伝子」ということで、ガウディに影響を受けた現代建築の紹介をしてしめくくり。
図録は写真や説明が充実していて3,300円でしたが、買って損なし。グッズもいろいろありましたね。
混みすぎだろとは思いましたが、とても見ごたえのある展覧会でした。
バルセロナ・・・また行きたいなぁ。
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