N響を聴きに行きました
NHK交響楽団のコンサートを聴きに、10数年ぶりにNHKホールを訪れました。
あんまり久しぶりだったので、道に迷いましたよ。そうか、Modiのある角で曲がればよかったのか。
時間ギリギリに会場に飛び込んだけれど、入口に近い、通路側の席だったのでスムーズに入れました。
プログラムが「ご自由にお取りください」方式なのは、定期会員とか複数回来る人もいるからなんでしょうね。
昔はロビーでおにぎりを食べていた人がいたけど、今は飲食禁止なんですね。
トゥガン・ソヒエフ指揮の定期公演Aプログラムの2日目。
前半は、シチェドリン編曲のビゼー『カルメン組曲』です。
この曲、ベルリンのフリードリヒ通りにあるCDショップ「DUSSMANN」の店内でかかっていて、それを聴いて気に入ってその場でCDを買ったという思い出の曲。
打楽器大活躍の曲です。プログラムを確認したら27種類もの打楽器が使用されていました。5人の奏者が一人でいくつも担当していて忙しそうでした。
後半は、ラヴェルの組曲「マ・メール・ロワ」と「ラ・ヴァルス」
前者は『マ・メール・ロワ(がちょうおばさん)』というシャルル・ペローの童話集を題材にした曲なので、夢見るような響き。
後者は、不気味なメロディーに続いてヨハン・シュトラウス風のウィンナワルツが奏でられ、最後にちょっと不穏な感じで終わる。
やっぱり生演奏はいいですね。木琴や鉄琴の残響みたいなものは、CDでは味わえないほどの厚みがあります。
またいつか、好きな曲をやるときに聴きに行きたいですな。
終演後のカーテンコール(カーテンないけど)のときには撮影OKでした。
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