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2024年9月

東海汽船「東京湾クルーズ」に行ってきました。

先日、アメリゴ・ヴェスプッチ号の乗船会に行って、「ああ、船に乗りたいな~」なんて言ってたら、
「東京湾クルーズが1,200円」というネット記事を見かけました。
言霊ってあるんだな・・・とびっくりしました。

横浜の大桟橋を18時に出発して竹芝の桟橋まで行く、約2時間のクルーズです。
さっそく予約して行ってきましたよ。

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「さるびあ丸」は、東京諸島への定期便で、このクルーズは帰路に横浜からお客さんを乗せて終点の竹芝まで行くという企画のようです。

7階建ての船の一番上の甲板の一角に陣取りました。

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みなとみらいの風景

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羽田空港近くでは、船の真上を飛行機が横切って、飛行機大好き人間だからテンション上がりました。分刻みで離陸してるんですね。(画質が悪くて、未確認飛行物体みたいだな)

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途中の夜景

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 大井ふ頭のガントリークレーン。全部で20基あるそうです。全長80mで、コンテナの積み下ろしをしています。

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 レインボーブリッジ

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5分に一回は売店のことをアナウンスしてて、どんだけ買わせたいんだ・・・。用意した商品、思ったより捌けなかったのかな?

竹芝桟橋。よくメズム東京のアフタヌーンティーに行くとき近くを通るけど、こちら側から見たのは初めて。タラップで降りるの、飛行機のときみたいでなんかいい!

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左側は羽田空港がよく見える位置、右側は東京の夜景がよく見られる位置なので、そういうのも考慮して陣取りするといいのではないでしょうか。

2時間があっという間でした。本格的に寒くなる前にもう一度乗ろうかな。

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公式ホームページ:https://www.tokaikisen.co.jp/news/535185/

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桜山ホテルカフェのオータムハーベストアフタヌーンティー

横浜三渓園産の近くにある、桜山ホテルカフェでアフタヌーンティーをいただいてきました。

店名に「ホテル」と入っていますが、ホテルがあるわけではなく、
明治時代、山手の居留地にあった「桜山ホテル」をイギリス人のオーナーから受け継いだマサさんという女性がいて、
関東大震災でホテルが消失してしまったあとに住んでいた家を改装してカフェにしたのがこのお店。
横浜の歴史を今に伝える、というのがコンセプトにあるようです。

それはそうと。

住宅街にある一軒家。外装は真っ黒です。テラスではワンちゃんもOKだそうです。

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店内のインテリアは、くすんだ桜色に黒で描かれた花やフルーツの壁紙とか、提灯のような照明とか、ドライフラワーとか、レトロかわいく、乙女心をくすぐります。トイレに置いてあったハンドソープなどもすごくいい匂いがするもので、やはりここまで作りこまないと生活感のない空間ってできないものだと感心しました。

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アフタヌーンティーセット。黒いスタンドや和テイストなティーセットがお洒落。

ドリンクはコーヒー、紅茶、フレーバーティーなど、何種類の中から選べます。私は紅茶にしました。

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一番下のお皿にミニバーガー(生ハム/サーモンの2種類)が載っていて

真ん中のお皿には、手前から

ミニポテトキッシュ  
サーモンとオレンジのカルパッチョ
ライブレットのツナサンド

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りんごのコンポート
生ハムとクリームチーズのタルト

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一番上の皿には、
マカロン
抹茶ブラウニー 
かぼちゃのチーズケーキ

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抹茶のパンナコッタ 
ごまと栗のモンブラン
チーズのスコーン

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このほかに、ミニパルフェがありました。


横浜や管内からバスで30分、というちょっと行きにくいところにはあるけれど、アフタヌーンティーのお値段もリーズナブルだし、また行ってみたいな~。

公式ホームページ:https://sakurayama-hotel-cafe.com/

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ミュージカル『モーツァルト!』感想

友人にチケットを取ってもらって一緒に鑑賞してきました。古川雄大さんキャストの回です。

古川雄大さんは、『エリザベート』では抑えた演技というか、優等生的な演技をする印象があったのですが、このモーツアルト役は、ピュアな少年ぽさを前面に出して軽やかな感じがしました。当たり前だけど、役によって全然印象が変わりますね。


来年クローズする帝国劇場

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ポスター

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キャスト告知

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衝動買いしたクマのぬいぐるみ。別売りの赤いジャケットの衣裳もゲット。

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導入部分で、かつての妻コンスタンツェに道案内させてモーツアルトの墓を探す場面があるのですが、こういうのが『エリザベート』と同じ系列の作品だと思って楽しくなりました。

〈あらすじ〉

小さい頃は「神童」「奇跡の子」と呼ばれ、父レオポルドや姉ナンネールとともにヨーロッパ各地を演奏旅行して過ごしていたヴォルフガング。
しかし「ハタチ過ぎたらただの人」、成長してからはぱっとせず、父親の雇い主でもあるザルツブルク大司教のために曲を書くだけの毎日。自分を縛りつける父親や大司教に反発して、ザルツブルクを飛び出す。

モーツァルトの傍らには、「奇跡の子」と呼ばれ貴族にしか許されない赤いジャケットを着ていたころの姿をした「アマデ」がいた。アマデは、ヴォルフガングが父や姉を置いて故郷を出たときも、音楽で成功したときも、女や酒に現を抜かすときにも、何も言わず彼を見ていた。


マンハイムで音楽家のウェーバー一家と知り合い、そこの長女アロイジアと恋をする。しかし父レオポルドに反対され、パリに移る。パリでも鳴かず飛ばずで、同行した母も亡くなり、失意の中ザルツブルクに戻る。

そのころ、劇作家でありプロデューサーのシカネーダーと知り合い、「いつかドイツ語のオペラを、大衆が喜ぶオペラをつくろう」と誓う。支援者のヴァルトシュテッテン男爵夫人がウィーン行きを勧めてくれ、才能を試すためにウィーンに移り住む。

ウィーンではウェーバー一家と再会し、ヴォルフガングはアロイジアの妹、コンスタンツェと結婚する。しかしヴォルフガングが成功するにつれ、夫婦の間に溝ができていく。父親とも分かり合えないまま、父は亡くなる。

シカネーダーとのオペラ『魔笛』が成功を収めたころ、謎の人物からレクイエムの依頼を受ける。しかしそのころのヴォルフガングは、父の死、借金、妻との不和で疲れ果て、作曲できる心境ではなかった。「僕が死ねばお前〈アマデ〉も死ぬ――」。ヴォルフガングは心臓に羽ペンを突き刺して・・・。


〈アマデ〉はモーツァルトの「才能の化身」とされているけれど、彼の幼心、良心、過去の栄光を表しているのかな、とも思いました。

いや、「セルフイメージ」というのが近いかもしれない。何をやっても褒められる「奇跡の子」。しかし子供がやるからすごいことも、大人がやっても珍しくもないわけで、誰も注目しなくなってくる。成長した彼が、赤いジャケットを買ってきて「また演奏旅行に行こう、そうすれば上手くいく」という姿は、無邪気を通り越して子供っぽい。彼の不幸は、「奇跡の子」というセルフイメージをアップデートできなかったことだろう。

この作品は、〈アマデ〉をめぐる物語と言ってもいい。

父レオポルドは、音楽の才能はあるが、傷つきやすく流されやすい息子は、父親の自分がいなければ生きていけないと思いこませ、また思い込んでいた。

姉ナンネールも、ヴォルフガングの才能に振り回された一人。彼女も音楽の才能に恵まれ、「奇跡の少女」と言われて一緒に演奏旅行をしていたのに、成人してからは音楽も辞めさせられて家でピアノを弾くだけの毎日。ヴォルフガングの子どもの頃を形どった人形に、目隠ししながら嘆いていたシーンはぞくっとしました。(子供のころのコンサートで、目隠しして弾くという余興をやっていた)

ザルツブルク大司教のコロレドも、彼の才能に執着していたように思えました。彼を縛り付ける、第2の父のごとき存在。「神はなぜモーツァルトに才能を与えたのか、自分にではなく」と考えていたように見えました。だからこそ、支配し、自分に服従させようとしたのかな。

ヴォルフガングは「ありのままの自分」を見てほしかったのに、周囲は、とりわけ父親は「アマデ」という幻しか見ていない。
第1幕の最後に流れる『影を逃れて』は、キャスト全員で歌い上げる圧巻のナンバーですが、才能や過去の栄光を捨てて生きていけるかという歌で、この作品のメインテーマと言えるでしょう。


『エリザベート』ほどスケールは大きくはないけれど、とても見ごたえのある作品でした。

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着物の染め替えに失敗した話

失敗というか、思ってたのと違った、って話なんですが。

 

若いころにあつらえたピンクの着物。もうちょっと落ち着いた色味になれば・・・、、と染め替えにチャレンジしました。


落ち着いた色味になれば何でもいいが、持っていないブルー系にしてみたい、ということでブルーグレーの色をかけることにしました。

 

4か月後、出来上がったものを見て愕然としました。

ピンク×ブルーだから紫っぽいお色味になると思っていたら、

なんというか・・・鼠色・・・

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ピンクに青色の染料を重ねたというのが丸わかりで、なんかきれいに見えないんですよ。

うっすら菊の花の黄色や細い葉の緑色が透けて見えて、これがまた色が濁って見える。

せめてこの黄色や緑色や白い部分がきれいに残っていれば少しは違って見えたかも。

柄の部分は色がのらないようにする、って言っていたと思ったのは、自分に都合のいい空耳だったのか。

 

染め替えが上手くいくかどうかは、出来上がってみるまで、きっと着物屋さんだってわからない。

でもさ・・・これを着て外を歩きたくない。いい着物を台無しにしてしまった気分。

最初買ったときも、この色は年取ってからは着られないな、と思ってたけど「染め替えることもできますよ」って言われたのを覚えていて、それでやってみようと思ったんですよね。

ネットで事例を見たし、着物屋さんで説明を受けて「よし!」と自分でGOサインを出した。

でも着物屋さんのホームページには成功事例しか載っていないからね。

こんなことになるなんて思いもしなかった。

 

染め替えに適した色や柄とかあるんでしょうね。私の着物は薄い色で描かれた柄だったし、色もピンク→ブルーグレーという正反対に近い色味にしようとしてたし。何色をのせるのが正解だったんだろう。ローズ系とか、同系色なら安パイだったのか?

改めて、「着物 染め替え 失敗」で検索してみたら、赤系→青系は、一度地の色を抜かなきゃきれいに出ないとか、本来の色を深くしていくと失敗が少ない、とか書いてありましたね。

何色でもいい、落ち着いた色味になればいい、というのは伝えていたし、着物屋さんが「ピンクをブルー系にするのは、それは難しい」といって止めてくれればよかったのに・・・と思うのは責任転嫁がすぎるか。

 

ただ単に、思っていたのと違っていたと愚痴ってるだけですが、


高い勉強代になったけど、こんな事例もあるってことで、戒めをこめて書いてみました。

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アメリゴ・ヴェスプッチ号を見学してきました

世界一周航海中のイタリア海軍の歴史的な帆船であるアメリゴ・ヴェスプッチ号が、8月25日~30日の間、東京国際クルーズターミナルに寄港しました。それにあわせて、無料乗船会、イタリアを紹介するイベント「ヴィラッジョ・イタリア」が開催されたので、予約して行ってみました!

「世界で一番美しい帆船」と呼ばれているこの帆船は、みなとみらい地区に停留している日本丸の1年後の1931年に進水した船だそうで、あちらがすでに退役したのに対して、こちらは現役バリバリ。この航海は、イタリア海軍の士官候補生の訓練船としての航海だそうです。

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11:30の予約に対して10時半すぎに到着したので、先に「ヴィラッジョ・イタリア」の方を見学。来年の大阪万博の紹介がメインでしたね。いましたよ。ミャクミャクも・・・後ろ姿しか撮れませんでした。

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フードコーナーで、パニーニとドリンクのセット1,000円。あの人出に対してこれしか食べるところがないのってどうなの?って思いましたが、もともとクルーズ船が立ち寄るときしか人が来ないんだから、しょうがないのかな。

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11:30に並んだのに、結局中に入れたのは12:30過ぎでした。でも待った甲斐があった!

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やっぱり船はいいなあ!今度また日本まるで総帆展帆やるときに行ってみようかな。

公式ホームページ:https://tourvespucci.it/

 

 

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