The PERFUME OIL FACTORY Nr.29
先日大阪に行ったときに、デパートの中を歩いていて試験管だらけのお店がありました。それがThe PERFUME OIL FACTORYでした。
普通の香水は、水とアルコールでできているのですが、こちらはオイルを使用しているため、香りがやわらかく香り、長持ちするのが特徴とのこと。
手首のあたりにチョンチョンとつけるくらいの量でいいので、半年くらいは持つとか。
香水として使うほかに、アロマディフューザーに垂らしてルームコロンとして使う方法もあるとも言っていましたね。
そして、毎日の気分やシーンで使い分けられるように、31種類のオリジナルの香りがあるそうです。そのほかに、季節限定の香りや店舗限定の香りもありました。
確かに、フィグやベリーのような甘い香りも好きだし、ヴエチバーのような苔むした匂いも好きだし、なんかローズが気分だわ、って感じのときもあるし、いろんなのが選べるのっていいですね。
スタッフの方にどういうのが好きか、と尋ねられて「ウッディですかね~」というと、27番~31番あたりがその系統だと教えていただきました。
それぞれ嗅いでみて、「好きだな」と思った香りが、29番のダマスクローズがベースの香り。
香水一つ一つに「物語」があって、29番の物語は
「スクリーンで幾度となく見てきた
その大女優は、インタビューで、
本当は緊張しがちなのだと答えた。
演技はもちろん、
堂々とこなす舞台挨拶でさえ、
事前に何度も練習しているのだという。
大観衆の期待が
劇場いっぱいにあふれる舞台袖で、
一人深呼吸を繰り返す彼女の姿を想像する。
その孤独な横顔は、外見という意味を超えて、
世界で最も美しいものの一つだと、
私は思った。」
というもの。ローズだけれども華やか!っていうよりも、落ち着いた女性のイメージってことでしょうか。
これとは関係なく私が思ったのは、昔母が使っていた化粧品の匂い、いやもっと言うと、匂い袋の匂いに似ている、ということでした。
これを言ったらスタッフさんにも「確かに!癒される香りですね」と共感してもらえました(笑)。
また、このお店では香水瓶も扱っています。エジプトの職人が手作りしたガラスの瓶で、シンプルなのから動物をかたどったエキゾチックなものまで様々な種類から選べます。
このときは旅行中だったので購入はしなかったのですが、地元に近い店舗を教えてもらい、後日この29番を買いに行ってきました。
香水瓶も、緑色で、象の形という希望どおりのものが手に入りましたよ。
あまり香水をつける習慣はなかったけど、アロマテラピーのつもりで香りをまとうのも素敵かもしれませんね。
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