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ドイツ語

ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2015

このブログ、@niftyのココログを使って書いていますが、ココログのフォーマット(というのか?)がChromeやMicrosoft Edgeとも相性が悪いのか、行を開けて書いてても、アップしたら詰まっちゃうし、もう嫌・・・。



Gesellschaft fur deutsche Sprache(GfdS:ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。

 2014“Lichtgrenze(読み:リヒトグレンツェ)光の境界線”に続き、‟Flüchtlinge (読み:フュルヒトリンゲ)難民”が2015年の流行語大賞に選ばれました。
ドイツが直面する社会問題を色濃く映した言葉ばかりです。日本の「流行語大賞」とは、選択基準が違うのかな?(日本のだと、お笑いとか芸能ネタが多い感じ。)
順位は以下の通り。
言葉の背景などは、下記のページの説明文を参考に調べて載せました。
上手く訳せてませんが、毎年恒例ということで。
参照したGfdSのWort des Jahresのページ:

http://gfds.de/wort-des-jahres-2015/


1.Flüchtlinge (読み:フュルヒトリンゲ)

ずばり、ドイツをはじめとする欧州諸国が揺れに揺れたシリアの難民問題。

中東諸国で起こった民主化要求運動(アラブの春)以降、内戦が続くシリアから国外に逃れる人が相次ぎました。2015年、EUは域内で受け入れる難民の数を大幅に増やすことを各国に提案する方針を固めたが、否定的な姿勢を示す国もあり、協議の難航が予想されています。


2.Je suis Charlie (読み:ジュ スィ シャルリ:「私はシャルリだ」)

2015年1月のフランス風刺雑誌シャルリー・エブドの編集事務所にテロリストの攻撃で12人が死亡しました。これに抗議するデモのスローガンとして掲げられたのが “Je suis Charlie”でした。
これに似た感じの言葉に、ケネディ大統領の"Ich bin EIN Berliner "(私は一人のベルリン市民だ)というのがありますね。


3.Grexit(読み:グレクジト)

「ギリシャのユーロ圏離脱」を意味する造語。英語でギリシャを意味する "Greece" (グリース)と脱出を意味する "exit"(エグジット)を併せてつくられた言葉。


4.Selektorenliste (読み:ゼレクトーレンリステ)

米国家安全保障局(NSA)が、ヨーロッパの政府の役人や企業をスパイしていました。しかもドイツの情報機関である連邦情報局(BND)が協力していたというのだから穏やかではありません。NSAが用意したリストのことをSelektorenlisteと言ったようです。


5.Mogel-Motor (読み:モーゲル―モトーア)

いかさまエンジン。フォルクスヴァーゲン社の排ガス不正問題が世界を揺るがしました。


6.durchwinken (読み:ドゥルヒヴィンケン)

「素通りさせる」。幾つかのEU加盟国が、ドイツへ行こうとする難民たちをろくな入国審査もせずに通過させていることが非難されています。


7.Selfie-Stab (読み:ゼルフィ―シュタブ)

Selfieは「自撮り」、Stabは「杖」で、ご存知「自撮り棒」のこと。


8.Schummel-WM (読み:シュメル-WM )

Schummelは「不正行為」の意。

今年、FIFA(国際サッカー連盟)で汚職スキャンダルが明らかになりましたが、それに絡んで、ドイツで開催された2006年大会でも招致で買収行為が行われたと報じられました。


9.Flexitarier (読み:フレクシタリーア)

フレキシブルなflexibel と ベジタリアンVegetarierの合成語。完全に肉類を食べないのではなくて、ときには美食も楽しむフレキシブルな人々のこと。数年前からあった言葉だそうですが・・・・。


10.Wir schaffen das! (読み:ヴィア シャッフェン ダス!)

We can do it! のドイツ語訳。メルケル首相は難民受け入れについて、「困難は伴うが、われわれ(ドイツ国民)は成し遂げられる」と演説しました。

2015年ドイツの若者言葉 Das Jugendwort des Jahres 2015

昨日に引き続きまして、ドイツ語の「今年のランキング」シリーズです。

Langenscheidt社が、「2015年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES」の発表によると、つぎのとおりです。

Langenscheidt社の記事 http://www.jugendwort.de/

Smombie

... jemand, der wie gebannt auf sein Smartphone schaut und dadurch wie ein Zombie durch die Gegend läuft.

「スマートフォン+ゾンビ」を掛け合わせた造語。スマートフォンを魅入られたように見て、それによってゾンビのように街を歩き回る。



今年はランキングはしなかったようで、トップ10が紹介されているのみです。


Die Top 10 des Jahres 2015

merkeln
  メルケルン

nichts tun, keine Entscheidung treffen, keine Äußerung von sich geben

何もしない、何も決定しない、何も自ら表現しない


rumoxidieren
  ルモクシディーレン 

chillen のんびりすること


Earthporn    アースポーン

schöne Landschaft 美しい風景


bambus バンブース

クール、カッコいい。・・・ところで「イケてる」ってもう死語かしら。


Tinderella   ティンデレラ 

weibliche Person, die exzessiv Online-Dating Plattformen wie z.B. Tinder nutzt

出会い系アプリ「Tinder」などを使うような女性


Discopumper   ディスコプンパー

Trainiert nur dafür, um in der Disco gut auszusehen

ディスコでよく見られたいがためだけにトレーニングすること。・・・日本じゃ「ディスコ」じゃなくて「クラブ(←平板化アクセントで)」か。


Swaggetarier   シュワッゲラリーア

Person, die nur aus Imagegründen vegetarisch ist
「イメージが良いから」という理由だけでベジタリアンをやっている人


Augentinnitus  アウゲンティニトゥス

Das unangenehme Gefühl, von dummen Menschen umgeben zu sein 愚鈍な人々に取り囲まれているときに感じる不快な感情


shippen  シッペン

eine Beziehung eingehen (vom Englischen: relationship) "Ich und Kevin shippen jetzt"

縁を結ぶ。



もっとも、今年の日本の「流行語大賞」もそうでしたが、ほんとに流行っていたの?って言葉もあるようですね(笑)。

ドイツの名づけランキング2015

早くも年の瀬です。

そして年の瀬しかまとまった時間が取れないここ数年、恒例の「ドイツ語」いろいろランキングシリーズです。
ということで、まずは。
ドイツの『Beliebte-vornamen(もっとも愛されている名前)』http://www.beliebte-vornamen.de/というサイトで見つけた、2014年及び2015年の「名づけランキング」です。
Mädchen(女の子)

     2015                   2014  
1.Anna  アナ、アンナ       Emma  エマ
2.Emilia エミリア            Mia     ミア
3.Emma  エマ            Hannah ハナ、ハンナ
4.Hannah ハナ、ハンナ      Sophia ゾフィア
5.Lea   レア              Emilia エミリア
6.Lena    レナ             Anna  アナ、アンナ
7.Leonie レオニー         Lena    レナ    
8.Marie  マリー、マリエ      Lea   レア      
9.Mia     ミア               Emily / Emilie
10.Sophia ゾフィア         Marie  マリー、マリエ 

第1位は「Anna」。『アナと雪の女王』の影響でしょうか?ちなみにこの名前、去年は第6位でした。
去年の第1位の「エマ」は、「神は私たちと共にいます」という意味のヘブライ語「imanu-el」が語源。

また、ドイツ語でTante-Emma-Laden(エマおばさんの店)と言えば、小さな日用品雑貨を売る店のことです。それくらいポピュラーな、ちょっと古くさい感じのする名前ですが、「おばあちゃんの名前をそのまま付けたのではないか」とこのサイトは分析しています。

Jungen(男の子)

     2015            2014
1.Ben   ベン           Ben   ベン                  
2.Elias  エリアス         Luis / Louis  ルイス
3.Fynn  フィン          Paul  パウル
4.Jonas   ヨナス          Lukas / Lucas ルカス 
5.Leon  レオン          Jonas   ヨナス
6.Louis  ルイス          Leon  レオン
7.Luca  ルカ           Fynn  フィン
8.Lukas  ルカス         Noah  ノア
9.Noah  ノア           Elias  エリアス
10.Paul  パウル         Luca / Luka  ルカ

Benベンは去年も第1位でしたが、第2位のEliasエリアスは去年第9位。どちらもドイツでは珍しい名前の部類でしたが、2000年ごろから台頭してきました。こういうヘブライ語由来の名前が増えているのって、中近東からの移民が増えてきたってことなんでしょうかね。


昔は、旧約聖書由来の名前を付けているのはだいたいユダヤ系、みたいな認識でしたが・・・。

2014年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES

さて昨日に引き続きまして、ドイツ語の「今年の流行語大賞」シリーズです。

Langenscheidt社が、「2014年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES」の発表によると、つぎのとおりです。

Langenscheidt社の記事
http://www.jugendwort.de/

1.) Läuft bei dir (読み:ロイフト バイ ディア)

Andere Redewendung für "Du hast es drauf!". Synonym für "cool", "krass". Kann auch ironisch verwendet werden.

「あなたのところではうまくいっているね」「やるね」
「クール」「すごい」などの類義語だそうです。皮肉で使われることもある。

2.) Gönn dir! (読み:ゲーン ディア)

"Viel Spaß dabei!" oder "Gönn es dir!". Kann allerdings auch als ironischer Wunsch verwendet werden.

「楽しんで!」これも皮肉で使われる場合が多いようですが・・・。

3.) Hayvan(読み:ハイワン)

Tier (trk.) spielt auf pos. oder neg. Eigenschaften von Tieren an (Muskelpaket, treuer Freund oder: triebgesteuert, ohne Denkvermögen).

トルコ語で「動物」。ポジティブにもネガティブにも使われる。
(「筋骨隆々」、「忠実な友人」、あるいは、「本能に忠実」「考えなし」)

「あいつ、アニマルだからな~」ってニュアンスでしょうか。

(Muskelpaketを調べると、腹筋が六つに割れたようなマッチョな男性の画像が出てくるので、おそらくそういうことだと・・・。)

そういえば、去年の若者言葉大賞第1位「Babo」もトルコ語が由来の言葉でしたね。トルコ語が生活の中に溶け込んでいるということなんでしょうね。

4.) Selfie (読み:ゼルフィー)

Ein Fotoselbstportrait, das zum Beispiel im Spiegel oder mit der Frontkamera des Handys aufgenommen wurde.

いわゆる「自撮り」ですな。

5.) Senfautomat (読み:ぜんふあうとまーと)

Klugscheißer bzw. jemand, der alles kommentiert

直訳すれば「自動マスタード装置」。全部にコメントを返すような知ったかぶりな人のこと。

辞書を見たら、seinen Senf dazugebenで「彼のマスタードをそれに付ける⇒しゃしゃり出て口をはさむ」という俗語が載っていました。そこから来ているのでしょうか?

若者言葉はもともと仲間内の狭い世界で使っているような言葉だし、ネットスラングなんかも多いし、外国語学習者には年々ハードルが高くなるな~。

ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2014

Froes Neues Jahr!(フローエス ノイエス ヤール)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

正月から雪が降って、初詣に行くのも難儀しているので、せっせと毎年恒例の記事を書くことにしましたよ。

さて。

Gesellschaft fur deutsche Sprache(GfdS:ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。
 2013“GroKo(グロコ)”に続き、Lichtgrenze(読み:リヒトグレンツェ)が2014年の流行語大賞に選ばれました。

順位は以下の通り。
言葉の背景などは、下記のページの説明文を参考に調べて載せました。
最近ほんとにドイツ語に触れていなくて、上手く訳せてませんが、毎年恒例ということで。(←くどいsweat01

参照したGfdSのWort des Jahresのページ(画像も拝借してます):
http://gfds.de/wort-des-jahres-2014/

1.Lichtgrenze(読み:リヒトグレンツェ)

「光の境界線」。2014年は壁崩壊から25周年。記念式典では、かつての壁沿いに、8,000個以上の白く輝くバルーンが設置されました。

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映像は、こちらのZEITONLINEなどから見ることができます。

http://www.zeit.de/video/2014-11/3883437794001/25-jahre-mauerfall-hunderttausende-feiern-mauerfall-an-der-lichtgrenze#autoplay


2.schwarze Null(読み:シュバルツェ ヌル)

「黒いゼロ」。解説によると「均衡予算を巡る連立政権の努力の成果にほかならない。」

2015年には、1969年以来46年ぶりに赤字国債を発行することなしに、予算を組める見通しとなったことから。「数字的には財政均衡だが、実質的には黒字」。そんな意味合いが「黒いゼロ」という言葉に込められているとのことです。


3.Götzseidank(読み:ゲッツァイダンク)

2014年は、サッカーのWMブラジル大会がありましたね!決勝のドイツ‐アルゼンチン戦、ドイツ代表・ゲッツェ選手が生み出したゴールで、ドイツは24年ぶりの優勝を手にしました。

Gott Sei Dank(ゴット ザイ ダンク)!というのは、「ああ、よかった」というような意味ですが、これと掛けているんですね。

日本語に訳すと、「神様、仏様、ゲッツェ様~!」かな?

4.Russlandversteher(読み:ルスランドフェアシュテーター)

直訳すると「ロシアの理解者」

ウクライナ内戦後やロシアのクリミア併合の影響を受けて、ロシアを擁護する発言をする人々のこと。


5.bahnsinnig(読み:バーンジンニッヒ)

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電車の運転手によるストライキが頻繁に起こったことから。

wahnsinnig(ヴァーンジンニッヒ:意味は「クレイジーな」)と掛けています。

イタリアじゃストは当たり前と言われていたけど、最近はドイツでもそうなのね・・・。


6.Willkommenskultur(読み:ヴィルコメンスクルトゥア)

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直訳すると「歓迎の文化」。
困難な状況にあって難民収容所に入ることを申請しているような人たちを受け入れる用意があることを示す言葉です。
「歓迎の文化」については、現在の難民収容所に関する議論の中でくり返し求められてきました。このことはつまり、それが十分にないということを意味しています。

解説文を丸写ししたけど、イマイチ意味が通じない訳になってしまいました・・・。どうも、社会への注意喚起のためにこの言葉を取り上げた側面もあるようなことも書かれてますね。


7.Social Freezing(読み:ソーシャル フリージング)

フェイスブック社とアップル社が、女性従業員の卵子凍結を医療保険の適用対象とする方針を決めたことから。

卵子凍結は、将来の出産に備えて卵子をあらかじめ採取して保存しておく技術。
ドイツでは、「医療上の理由もなく、ただキャリアのためにそんなことをするなんて・・・。」という世論が巻き起こりました。

8.Terror-Tourismus(読み:テラー‐トゥアリスムス)

「テロ‐ツ―リズム」。内戦で戦うためにシリアへ向かう若者たちが最近増えているそうです。
日本でも、「イスラム国」へ渡航しようとした人がいましたね。


9.Freistoßspray(読み:フライシュトススプレー)

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これもWMネタ。

Freistoßは、フリーキックのこと。ブラジル大会では、フリーキックのときにスプレーで線を引く方法を導入しました。これは1分ほどで消えるスプレーだそうです。
今ではドイツでも使われているそうです。

10.Generation Kopf unten(読み:ゲネラツィオーン コップフ ウンテン)

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直訳すれば「下向き世代」。スマートフォンに夢中でいつも下を向いている年齢層を指します。そして、直接的なコミュニケーションはほとんどなくなってきている、と。

脱皮できない蛇は滅びる。

Die Schlange, welche sich nicht häuten kann, geht zugrunde.
「脱皮できない蛇は滅びる。」(フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ『曙光』より)

2014年4月11日(金)付読売新聞の2ページ目「言葉のアルバム」というコラムの中で、勝栄次郎氏(インターネットイニシアティブ社長)が「なるほどなと思う言葉」として紹介されていました。
財務省出身の勝社長は、「危機対応の時、もしくは(政策が)中長期的な過程に入ったときに自己変革を行わなければならない」と解釈されています。

私は今、仕事上で困難な状況に直面しており、私を変えようとする暴力的なまでの圧力と闘っています。でも、それでも変わっていかないと先に進めない、脱皮していかないとさらに辛い目に遭うのかな、と思ったり。

これは、

「意見を脱皮していくことを妨げられた精神も同じことである。それは精神であることをやめる。

Ebenso die Geister, welche man verhindert, ihre Meinungen zu wechseln; sie hören auf, Geist zu sein.

」と続きます。

そうは言っても、相手の言うなりになり自分を殺しても、それはそれで辛いんですけどね。

ドイツの流行語大賞 Wort des Jahres 2013

Gesellschaft für deutsche Sprache(GfdS:ドイツ語協会)ではその年に流行った言葉、「流行語大賞 (Wort des Jahres)」をリサーチし、その結果を“Der Sprachdienst”という雑誌に公表しています。
 2012「Rettungsroutine(レットゥングスルーティーネ)に続き、“GroKo(グロコ)”が2013年の流行語大賞に選ばれました。
順位は以下の通り。(言葉の背景などは、下記のページの説明文を参考に調べて載せました。上手く訳せてませんが・・・。)

GfdSの “Wort des Jahres” のページ
http://www.gfds.de/aktionen/wort-des-jahres/

1. GroKo  (グロコ)

大連立政権Grose Koalitionの短縮形です。ドイツの今年の総選挙でそれぞれ第1党、第2党となった、メルケル首相率いるCDU/CSU党と(今まで最大野党であった)SPD党との連立政権を指します。

2. Protz-Bischof (プロッツ‐ビショップ)

傲慢司教。カトリック教会・リンブルク教区のフランツ‐ペーター・テバルツ・ファン・エルスト司教は、40億の豪邸、飛行機はファーストクラス、というぜいたくな生活ぶりに批判が集まり、ヴァチカンから事実上の「追放」処分を受けました。

3. Armutseinwanderung (アルムーツアインヴァンデルング)

貧困移民。アフリカの紛争地域やルーマニアやブルガリアのようなヨーロッパ圏から、ドイツのような豊かな国へよりよい未来を求めてやってきました。

4. Zinsschmelze (ツィンスシュメルツェ)

直訳すると「利息の溶解」。インフレ低下に対応して、欧州中央銀行(EZB)が予想外の利下げを行ったことと関連しています。

5. Big Data  (ビッグデータ)

おおざっぱにいうと、ITの発達によって多種多様なデータ――ネットでの購入歴や書き込みまで――が生成・蓄積されるようになり、それらを総称して「ビッグデータ」というようなんですが、それらがNSA(アメリカ国家安全保安局)によって監視されていたことが公になりました。

6. Ausschlieseritis (アウスシュリーサリティス)   

Ausschliesen (排除する)+ 病名によくある語尾‐itis、で政治用語の一種?

すでに選挙前に決まった同盟を排除するという交渉の可能性を政党が限定すること・・・うまく訳せませんが、説明文はこうなっておりました。

Wenn eine Partei ihre eigenen (Ver-)Handlungsmöglichkeiten dadurch beschränkt, dass sie schon vor den Wahlen bestimmte Bündnisse kategorisch ausschließt, leidet sie an


7. Generation Sandsack  (ゲネラツィオーン ザンドザック)

「砂嚢世代」。今年もドイツ東部などが大洪水に見舞われましたが、とくに若者たちがソーシャルメディアを使って被害甚大な地域への支援に立ち上がりました。そんな彼らが「砂嚢世代」などと呼ばれるようになりました。

8. Ausländermaut (アウスレンダーマウト)

「外国車に対する自動車通行税」。これもよくわからなかったのですが、選挙の争点にもなったようです。

9. falsche Neun  (ファルシェ ノイン)

「偽の9番」。最近はやりのサッカーの戦術の一つで、典型的な「9番」=ストライカーを置かないスタイル。この戦術で、スぺインはワールドカップとユーロで優勝しました。 

10. ≫Freund hört mit≪  (フロイント ヘーアト ミット)

直訳すると「友が聴いている」。ナチスのスローガン ≫Feind hört mit≪(ファイント ヘーアト ミット:敵が聴いている)をもじったもの。DDR時代も使われていたようです。
今回はNSA事件、アメリカが各国首脳の通話を盗聴していたことにちなみます。

最近ほんとにドイツ語サボっているので、訳すのだけで大変・・・。でも今ドイツでこんなことが話題になっているのかが分かって勉強になりますね。

2013年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES

さて、年末恒例のドイツ語の「今年の流行語大賞」シリーズです。

Langenscheidt社が、「2013年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES」の発表によると、つぎのとおりです。

Langenscheidt社の記事
http://www.jugendwort.de/

1.) Babo(バボ) …Boss, Anführer, Chef ボス、リーダー、チーフ
 
Baboはトルコの方言の一種で「父親」という意味。クルド系ドイツ人ラッパーHaftbefehlの"Chabos wissen, wer der Babo ist" という歌のヒットが関係しているようです。

2.) fame …toll, super, berühmt すごい、チョー、有名な

3.) gediegen …super, cool, lässig すごい、かっこいい

4.) in your face …Dir hab ich’s gegeben! Da hast Du’s!  「私は君にあげた!それは君が持っている!」・・・ちょっと背景がわかりませんでした。

5.) Hakuna matata …(Es gibt) kein Problem. Alles klar.

何の問題もない、万事順調。スワヒリ語らしいのですが、なぜ選ばれたのか、背景はちょっと不明。

日本でも、ドラマのセリフとかが流行語になったりするから、もしかしたらドラマのセリフや流行の歌の歌詞なのかもしれませんね。

Die Weltの記事:
http://www.welt.de/kultur/article122230549/Babo-ist-das-Jugendwort-des-Jahres-2013.html

Max Raabe さんの新曲『Kleine Lügen(小さな嘘)』

今日は、運転免許の更新に行ってきました。
暗証番号を登録する、という手続きが導入されたんですね。これをいつどの場面で使うのか結局わからずじまいでしたが・・・。次回の更新時に使うのでしょうか?それまでメモを取っておかないとね。

さて、Max Raabe & Palast Orchesterは、今年も日本にはきてくれないみたいですが、新曲を出していたんですね!

"Küssen kann man nicht alleine"(キスは一人じゃ出来ない)の主人公(?)のカエル君――Herr Grün という名前だったんですね!――がまたまた登場。

私のパソコン、動画が紙芝居になるシロモノなのでイマイチストーリーが分からないのですが、カエル君が悪者に捕まって拷問にかけられているところをラーベさんがさっそうと助けに来る、という感じのようです。
"Küssen・・・"みたいな、ラブリーな曲ですよ~。

Kleine_luegen

(公式ホームページから)

≪ヴィデオはこちらから≫
http://www.palast-orchester.de/de/galerie/376-kleine-luegen-musikvideo

歌詞は以下のとおり。

Du fragst mich Schatz bin ich zu dick?
ドゥ フラークト ミッヒ シャッツ ビン イッヒ ツー ディック
Nein prima sag ich alles schick
ナイン プリマ  ザーク イッヒ  アレス  シック
Du fragst mich Schatz hat´s den geschmeckt
ドゥ フラークト ミッヒ   シャッツ  ハッツ    デン ゲシュメックト
Ich sage lecker war perfekt
イッヒ ザーゲ レッカー ヴァール ペルフェクト
Hast du die Gundula geküsst?
ハスト ドゥ ディー グンドゥラ ゲキュスト
Ich weis doch garnicht wer das ist
イッヒ ヴァイス ドッホ ガールニヒト ヴェア ダス イスト
Ich sage ich flieg auf die Seychellen
イッヒ ザーゲ イッヒ フリーク アウフ ディー ザイヒェレン
Dabei fahr ich nur nach Neu-Köln
ダバイ ファール イッヒ ヌア  ナッハ   ノイケルン

(※)
Kleine Lügen tuen nicht weh
クライネ  リューゲン トゥーエン ニヒト ヴェー
Kleine Lügen sind wie Honig im Tee
クライネ  リューゲン ジント ヴィー ホーニヒ  イム テー
Wie ein Sahnebaiser
ヴィー アイン ザーネバイザー
Und sie machen das Leben leichter
ウント ジー マッヒェン  ダス レーベン ライヒター
Kleine Lügen sind fast wahr
クライネ  リューゲン ジント ファスト ヴァール
Wenn sie gut sind sind sie unbezahlbar
ヴェン ジー グート ジント ジント ジー ウンベツァールバール
Bedeuten keine Gefahr
ベドイテン   カイネ   ゲファー
Und sie machen das Leben reicher
ウント ジー マッヒェン  ダス  レーベン ライヒャー
(※)

Glaub mir das Geld ist unterwegs
グラウプ ミア ダス ゲルト イスト ウンターヴェークス
Sogar mit Zinsen ich´s belegs
ゾガール ミット ツィンゼン イッヒス ベレークス
Ich stell mich vor´n am Schalter an
イッヒ  シュテル  ミッヒ フォルン   アム  シャルター   アン
Und sage Hallo ich bin dran
ウント ザーゲ ハロー  イッヒ ビン ドゥラン
Der Doktor fragt mich trinken Sie?
デア ドクトル  フラークト  ミッヒ   トリンケン  ジー
Ich sage nein ist noch zu früh
イッヒ ザーゲ ナイン イスト ノッホ ツー フリュー
hat mich gefreut es war sehr schön
ハット ミッヒ ゲフロイト エス ヴァール ゼーア シェーン
Ich wurd sie gerne wieder sehn
イッヒ ヴルトゥ ジー ゲルネ ヴィーダー ゼーン

(※)繰り返し

2012年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES

Das wort des Jahres に続いて、今度は若者言葉を。

Langenscheidt社が、「2012年ドイツの若者言葉大賞DAS JUGENDWORT DES JAHRES」の発表によると、つぎのとおりです。

Langenscheidt社の記事
http://www.jugendwort.de/voting.cfm

1. YOLO:
Abkürzung von "you only live once"; Aufforderung eine Chance zu nutzen

"you only live once" の略語。インスタグラムとかのハッシュタグで使われているようですね。「一度きりの人生、思いっきり楽しんで生きよう」という意味です。

2. FU!:

 1. Scheiße, ちくしょう! 
 2. Fick dich! Fuck you!

3. YALLA!: 

 Beeil dich!急いで!

アラビア語の決まり文句からきているようです。

4. WULFFEN:
 1. jemandem die Mailbox vollquatschen;
  誰かにメールボックスを一杯にされる
 2. lügen;
  嘘をつく
 3. auf Kosten anderer leben, etwas umsonst bekommen

Wort des Jahresでも入っていましたね。

5. KOMASUTRA:
versuchter Geschlechtsverkehr zwischen zwei sehr betrunkenen Personen

泥酔した2人の間で試みられた性行為。Koma(昏睡)と「カーマ・スートラ」(インドの性愛の経典)をかけている?

ドイツでも、言葉を短くするのが流行っているようです。

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