ドイツ料理を習う~グラーシュ~
ドイツ料理サロン「エスツィンマー」に行ってきました。今回は写真を撮ってきましたよ!
①Vorspeise (フォアシュパイゼ:前菜)
Grune Sose(グリューネ・ゾーゼ)緑のソース
②Hauptgericht(ハウプトゲリヒト:メインディッシュ)
Ungarisches Gulasch(ウンガリッシェス グラーシュ)ハンガリー風グラーシュ
③Nachtisch(ナッハティッシュ:デザート)
Weinkaltschale(ヴァインカルトシャーレ)ワインの冷たいスープ
これを③→②→①の順番で作りました。(なので、記載順も③→②→①になっています。)
③ Weinkaltschale
Schaleは果汁やワインの入った冷たいスープ、(飲み物の)「パンチ」のことです。ワイン入りのフルーツジュース、というより、フルーツジュース入りのワイン、というくらい酒入ってます。
白ワイン750ml、タピオカ30g、白ぶどうジュース500ml、
熟した桃2(缶詰でも可)、いちご250ml、レモン1/2個、ブランデー ショットグラス2杯分、砂糖大さじ2、(付け合せに)マコロンなど
(ブルーベリーやみかんを入れてもいい)
白ワイン500mlを温め、タピオカを加えて弱火で20分。ときどきかき混ぜる。ぶどうジュースを加え、冷蔵庫で冷やす。・・・①
桃は皮を湯剥きし、種を取り(←缶詰の桃の場合は、ここまでを省略)、適当な大きさに切る。
イチゴは洗ってヘタを取る。
これらをフォークで潰すか、ミキサーにかけたものを、①に加える。
残りのワイン、レモンの絞り汁、ブランデーも同様に加える。
器に注いで、マコロンなどを添えて食べる。
(マコロンがなかったから「そばぼうろ」で代用。意外にイケる。)
② Ungarisches Gulasch(6人分)
グラーシュは元々はハンガリー料理ですが、ドイツでもポピュラーな料理。
牛肉600g
玉ねぎ2、ジャガイモ600g、ニンニク1かけ、ピーマン5~6個、トマト2、
パプリカパウダー、キャラウェー、塩コショウ、コンソメパウダー、水
薄切りにした玉ねぎは油で金色になるまで炒め、次に角切りにした肉を炒める。塩とパプリカパウダーを振りかけ、しばらくの間とろ火で煮る。それから少しづつ水を注ぎ、煮込む。
賽の目に切ったジャガイモ、ニンニク、キャラウェーと小さく切ったピーマンを加え、新たに水を追加し、さらに煮こむ。出来上がる直前に小さく切ったトマトを入れる。
必要ならコンソメや塩コショウで味つけする。小麦粉やコーンスターチでとろみをつけてもよい。
小麦粉200g、卵1、塩を混ぜて小さくちぎったもの(Csipetke)をグラーシュに入れて一緒に煮込む。
<↑できあがり>
① Grüne Sose (6~7人分)
ヘッセン地方(フランクフルト周辺)の料理。茹で卵やパン、牛肉や白身魚などと一緒に食べます。ソースというよりディップって感じ。イースターの週の木曜日(Grüne Donnerstag)に食べるそうです。
サワークリーム250ml、生クリーム大さじ2、レモン1/2個、卵2
ハーブ200g(アサツキ、パセリ、カラシ菜(生を刻んだもの)、ディル、乾燥したエストラゴン)、シャロットあるいは小玉ねぎ2
カッテージチーズ200g、塩コショウ
サワークリームと生クリーム、レモンの絞り汁とみじん切りにした固ゆで卵を混ぜ合わせる。
ハーブは洗ってから水気を取り、細かく刻む(装飾用に少し取っておく)。シャロット(あるいは小玉ねぎ)を賽の目に切って、ハーブとともにソースに入れる。
カッテージチーズを加え、ソースを滑らかになるまで混ぜる。
<本当は卵はもっと固く茹でた方がよかった>
ソースを冷蔵庫で冷やす。取っておいたハーブをまぶして、半分に切った固茹で卵と一緒に食べる。
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